「嫌い!」を英語で伝える!イヤなものを表現するフレーズ14選!
好きなものあれば、嫌いなものもある。誰にでもイヤなものの1つや2つあるものです。だけど、そんなときいつも”I don’t like ○○.”では、会話がワンパターンになってしまいます。
さらに「少しだけイヤ!」なのか「すっごくイヤ!」なのか微妙なニュアンスを伝えきることはできません。その度合いによって、使える英語はたくさんあるんです!
今回は「嫌い!」を表現する英語フレーズを紹介します!
「ちょっと嫌い!」を伝えるフレーズ
すごくイヤってわけではないけど、何か好きになれないな~ってことを言うときの英語フレーズを紹介します!
I don’t really like ○○.
あんまり○○は好きじゃない。
やんわりと好きじゃないことを伝えるます。”I don’t like”を使うと、直接的でキツく聞こえてしまうと感じるときや、ハッキリ「嫌い」というほどではないときに役立ちます!
A: How about a cup of coffee?
(コーヒーでもどう?)
B: No, thanks. Actually, I don’t really like coffee.
(いえ、結構です。実は、あんまりコーヒー好きじゃないんです。)
It’s not my thing.
好みじゃない。
とてもソフトな印象の英語で気軽に使うことができます。自分の趣味には合わないなと感じるものを言うときに便利!
A: Do you listen to rock music?
(ロック聞く?)
B: No, it’s not my thing. It’s a little noisy for me.
(いや、好きじゃないんだ。ちょっとうるさく感じるんだ。)
I’m not into ○○.
○○には興味ない。
好き嫌いというより、興味がないというニュアンスで伝えたいときにピッタリです!
A: Have you read this book? If you want, I’ll lend you.
(この本読んだ?もし読みたければ、貸すよ。)
B: Well, no thanks. I’m not into love stories.
(いや、いいよ。ラブストーリーには興味ないんだ。)
I’m not a big fan of ○○.
○○の大ファンってわけじゃない。
嫌いってわけじゃないけど、特に好意的には思ってないときに役立つ英語はこれ!日本語の表現からわかるように、遠回しに好きじゃないことを伝えられますよ。
A: I’m not a big fan of Justin Bieber.
(ジャスティンビーバーは別に好きじゃないな。)
B: I’m not either. Some of his songs maybe good, but he has a lot of problems.
(私も。いい曲はあるかもしれないけど、彼には問題が多いよね。)
I’m not particularly fond of ○○.
さほど好きではない。
「嫌い!」ということを伝えるフレーズですが、とても丁寧な英語。自分は好きじゃないけど、それを伝えることで人を傷つけたくないときに便利です。
A: I’m not particularly fond of English food.
(イギリス料理はそんなに好きじゃないんです。)
B: I didn’t used to like it, but recently, I have fond it to be delicious. You should try it next time.
(私も好きじゃなかったけど、最近おいしいってことに気づいたんですよ。また今度食べてみた方がいいですよ。)
I’m afraid it doesn’t appeal to me.
あいにく、私の好みには合わない。
とても丁寧な英語です。イヤなことや楽しめないことに対して使うことができます。”appeal”という英語には「訴える」「要請する」という意味がありますが、この表現では「人の心に訴える」「魅力がある」というニュアンスになります。
A: This drama is really fun. Don’t you think so?
(このドラマ本当に面白いよ。そう思わない?)
B: I don’t think so. I’m afraid it doesn’t appeal to me.
(そうは思わないな。残念ながら、僕の好みには合わないんだ。)
It doesn’t do anything for ○○.
○○には合わない。
何かがイマイチ合わないな~、好きじゃないな~というニュアンスの英語フレーズ。「嫌い!」とハッキリ言うのを避けるときにオススメの表現です。
A: That hairstyle doesn’t do anything for her.
(あの髪形、彼女に合ってないよ。)
B: I agree with you. Why did she change her hairstyle?
(同感だよ。なんで髪形変えちゃったんだろうね?)
「すごく嫌い!」を伝えるフレーズ
ただの嫌いじゃ足りない!ものすごーくイヤ!心の底からイヤなことを表現する英語フレーズを紹介します!
I never ○○.
全然○○しない。
嫌いだったり興味がなかったりして、あることを全くやらないというときに使えるのはこの英語!
“never”には「全く~ない」「全然~じゃない」と完全な否定の意味があります。自分の日常の中にそれをするという習慣がないということで、嫌いを表現できます。
A: I never drink alcohol.
(お酒は全く飲まないんだ。)
B: Oh, never? I love drinking. Drinking beer after work is excellent!
(え、全然?お酒飲むの大好き。仕事の後のビールは最高よ。)
I can’t stand ○○.
○○は耐えられない。
イヤでイヤで仕方のないことを表現します。それをしたり見たり聞いたりするのは「我慢できない!」というときに使える英語です。
A: You look really angry. What happened?
(すごく怒ってるみたいだね。何があったの?)
B: I can’t stand her attitude. She’s so selfish!
(あの子の態度には我慢できない。ワガママすぎる!)
○○ sucks.
○○ってひどい!/イヤ!
最悪!そんな風に感じたときはこの英語。ただし、とても強い表現のスラングなので、使うのは親しい人の中だけにしておいた方がよいですね。
A: My job sucks!
(仕事、最悪だよ!)
B: That’s too bad…but you just started it yesterday, didn’t you?
(それは大変だね。でも、昨日始めたばっかりなんだよね?)
I really hate ○○.
○○は本当に大嫌い。
心の底から嫌がっていることを言いたいときはこの英語!”I hate it.”だけでも「大嫌い!」と強い気持ちを表現できますが、”really”をつけてさらに強調しています。かなり強い印象になるので、使う相手や場面には注意しましょう。
A: What do you think of our new boss?
(新しい上司のことどう思う?)
B: I really hate him! Why is he so judgemental?
(本当に大嫌い!なんであんなに偉そうなの?)
「好きになる理由がない!」を伝えるフレーズ
好きではない。でも、嫌いって表現はちょっと違うかな。「ただ、自分の心は動かないな」ってときに使える英語フレーズを紹介します!
I can’t work up any enthusiasm for ○○.
○○に対して熱くなれない。
何かに対してテンションが上がらない、心が躍ることもない・・・そんな気持ちを表現するにはこの英語がピッタリです。
A: Hey, why don’t we go to the baseball game this Saturday? I got two tickets!
(ねえ、今度の土曜日野球見に行かない?2枚チケットが手に入ったんだよ。)
B: Ah…Sorry, I don’t want to. I can’t work up any enthusiasm for baseball.
(ああ、ごめん。行きたくないな。野球に対して熱くなれないんだよ。)
○○ leaves me cold.
感動を与えない。/興味を与えない。
その物や人に対して、何の感情もわかないときにはこの英語フレーズを使ってみましょう!直訳すると「私を冷たいまま置いておく」となり、自分の感情が揺さぶられたり熱くなったりすることがないということを表現できます。しら~っと冷めてる感じがします。
A: Have you ever watched “Frozen”?
(「アナ雪」見た?)
B: Yes, but it left me cold.
(うん。でも何の感動もなかったよ。)
I can’t see what all the fuss is about ○○.
○○に夢中になるのが理解できない。
「なんでみんな夢中になるんだろう?」という疑問が隠れています。”fuss”という英語は「無駄な騒ぎ」「から騒ぎ」というネガティブな意味。嫌いだと感じるときはもちろん、イヤではないけどみんなが騒ぐ理由がわからないっていうときに使ってみましょう!
A: I can’t see what all the fuss is about One Direction.
(ワンダイレクションに夢中になるのが理解できない。)
B: Are you sure? They’re so cool! You should their songs more.
(本当に?カッコいいじゃん!もっと彼らの歌を聞いた方がいいって。)
おわりに
今回は「嫌い!」を表現する英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?”I don’t like ○○.”以外にも、たくさんのフレーズがあるんですね。ワンパターンの表現にならないように、自分の嫌いなものはどの表現に合うのかよーく考えて使えるといいですね!