≪英語講師AMO流≫イギリス留学の体験談!役立つ教訓9選!
留学したい!でも不安や悩みもたくさんある!そう考えている方はいませんか?その内容は人それぞれで、挙げればキリがないと思います。
私自身は、学生時代にイギリスへ2か月ほど留学とホームステイを経験しました。短い期間ではありましたが、たくさんのことを学ぶことができ、貴重な経験となりました。
そんな私の経験が、今留学を考えている人たちの参考になればと思い、今回は私AMOのイギリス留学体験談を紹介させていただきます!
「ホームステイ」での教訓
留学中、どこに滞在するかは人によって違うと思いますが、私自身はイギリス留学中はホームステイをしていました。
よそ様のおうち、しかも海外。いろいろと勝手が違うのは当たり前なのですが、初めてだと戸惑ってしまうことも多いものです。
体験談を交えつつ、私が思う「ホームステイで気をつけるべきこと」を紹介していきます。
家のルールを確認する!
日本でもそうですが、それぞれの家庭にはルールというものがあります。その家庭で当たり前に行われることについては、しっかり確認しておきましょう。
私自身はそのあたりを少し軽く考えてしまっていて、よく確認もしないままホームステイ生活をスタートさせてしまいました。
数日たったある日、自分ではそんなつもりなかったけど、それがホストマザーにとっては不快なことだったことをしてしまい、ものすごく叱られてしまったということがあります。
日本では割といい子ちゃんだった私は(笑)あんなに他人に叱られたことはなかったので、相当落ち込みましたが、とてもいい経験になりました。
いくら自分がそんなつもりなくても、自分の行動で相手を不快にさせてしまうことがある。
当たり前のことではありますが、改めてそのことに気づけたのと同時に、確認を怠らなければ防げたことだと反省しました。
幸い、そのホストマザーは1度叱った後は「それは済んだこと」と割り切ってくれて、その後は今まで通りに接してくれたので良かったです。
そのおかげで、その家でホームステイを続けて無事にイギリス留学を終えることができました。
ですが、人によってはたった1つでも許せないことがあると態度が冷たくなったり、「違う家に行ってくれ」と言われてしまうこともあるかもしれません。
そういうことを前もって防ぐためにも、初日に家庭のルールはきちんと確認しておきましょう。
分からないことはすぐに聞く!
ルールを確認するという部分につながることでもあるのですが、生活していく中で分からないことがあったらすぐに聞きましょう。
分からないままに何となくでやったことが、結果的にホストファミリーを嫌な気分にさせてしまったり、迷惑をかけてしまったりします。
英語でどうやって言ったらいいか分からなくても、絵で描いたりジェスチャーをしたりして何とか質問をする努力をしましょう。どれだけ時間がかかってもいいのです。
「それもホストファミリーには迷惑じゃないかな」と考えてしまいそうになりますが、分からないままやってしまって、問題になってしまうことを考えれば、それは迷惑のうちに入りません。
曖昧なままにせず、分からなかったら即聞きましょう!
家族の性格に合わせた距離感を大切にする!
これはある程度、日数を過ごしていかないと分からないことではありますが、できるだけ早くそのホストファミリーがどんな性格の人なのかを知り、それに合わせた接し方をしていくというのも大切なことです。
ホームステイに限らず、人間関係一般でも言えることではありますが、人のコミュニケーションの取り方というのはいろいろですよね。
たくさんコミュニケーションを取りたい人もいれば、あまりグイグイ来られるのは嫌な人もいます。
ホストファミリーに限って言うと、留学生のことを本当の家族のように考えてくれる人もいるし、ホストファミリーという役割をビジネスの一部と割り切ってやってるという人もいるのです。
私のホストマザーは極端に冷たいというわけではないのですが、一定の距離感を保つ人でした。
普通にコミュニケーションを取ってくれるけど、私の過ごし方についてはあまり干渉せず深入りしないという感じ。
最初のうちは「あれ?あまり歓迎されていないのかな?」と不安で、距離感が掴めず、コミュニケーションもあまり上手くいかずストレスを感じる日々・・・。
ですが、何日か過ごしていく中で「彼女はそういうスタイルの人なんだ」と分かり、その性格に合わせてコミュニケーションを取るようにしてからは不安もストレスも減り、いい関係を保ちながら過ごすことができました。
家族の性格に合わせたコミュニケーションの取り方というのも、ホームステイを楽しく過ごすための大切なポイントになってきます。
「語学学校」での教訓
イギリス留学中は、各国からの留学生が集まる語学学校に通っていました。文化や風習の違う国から生徒が来るわけですから、それはもうカルチャーショックの連続です。
イギリス留学中の語学学校での体験談を交えつつ、私の思う「こうするといい!」を紹介します!
分からないことはすぐに質問する!
これは、ホームステイだけでなく、語学学校での授業中でも同じことですね。
同じクラスには他の国から来ている留学生が何人かいたのですが、彼らは授業を中断してでも、分からないことをすぐに質問するんです。
私の感覚では、授業が終わってからまとめて先生に質問するのが当たり前でした。もしくは、授業中でも区切りのいい所で聞くとか。でも、彼らはお構いなしなんです!
始めのうちは「なんで授業を中断してまで聞くんだろう。答える先生も先生だ!」なんて思っていました。
ですが、あるとき、ふと「授業中にわからないことがあったらすぐ聞く」ということの2つのメリットに気がついたのです。
1つは、わからないと思ったその瞬間に聞いた方が、「自分が何が分からないのか」ということがハッキリしているから質問しやすいこと。
それに、聞かれた相手も、すぐに聞いてもらえれば「どの内容のどの部分が分かっていないのか」ということがすぐに判断できますよね。
もう1つは、その場で分からないことが解決すれば、その内容が頭にきちんと入るし、納得して次に進めること。
その分からない部分が残ったままということは、その内容はきちんと理解できていないことになります。それによって、次の内容の理解度が下がってしまう可能性もありますよね。
日本での授業の感覚は一旦忘れましょう。授業中に分からないことがあったら、すぐに質問をするように心掛けてみて下さい。より授業を充実させるために大切なことですよ。
堂々と意見を言う!
授業中にとてもビックリしたもう1つのことが、彼らが堂々と意見を言っていたこと。
授業中でもちょっとしたことがきっかけで、ディベートが始まっちゃう。みんなちゃんとした意見を持ってて、それをハッキリというから、とても白熱するんです。
しかも、彼らのすごいところは英語が合っていようが合ってまいがお構いなしなんです。知ってる限りのボキャブラリーやグラマーを使って、自分の意見を伝える。
私も含め日本人の生徒は圧倒されっぱなし。いざ「どう思う?」と振られても、彼らと同じ熱量で堂々と意見を言うことはなかなかできませんでした。
彼らほど自分の意見に自信を持てていなかったし、「英語が間違ってたらどうしよう」という不安もあったから。それに、意見の対立も怖かったんだと思います。
そのため、「何を考えてるのか分からない」と思われてしまったのか、しばらくは他の国からの留学生と若干距離があったような気がします。
時間が経つにつれて私達も少しずつ意見を言えるようになり、他のみんなも日本人の性格というのを理解してくれるようになり、距離は縮まってきました。
ですが、「もっと堂々と意見を言って心の中を示していれば、もっと仲良くなれたのかな」と今でも後悔しています。
それぞれの意見なんだから「正解」なんてないのです。「自分がどう感じているかを相手にきちんと知ってもらう」これが大切なんですよね。
日本のことを言えるようにする!
イギリス留学をしてる間に、つくづくと感じたのは「私って日本のことを何も知らないな」ということでした。
授業中に突如始まるディベートでも、時々「日本ではどうなの?」と聞かれることがありましたが、英語力以前に日本のことをよく分かっていなくて答えられないということもあったんです。
日本の文化、日本の政治、日本の流行などなど・・・。全部ぼんやりしかわかっていなくて、それでも生きていけてたから良しとしてたんです。
でも、日本の外に出てみると、それじゃ駄目だったんだってことがわかります。「学校の勉強以外のことを何も学んでいなかったんだ」と情けなくなりました。
自分の生まれ育った国のことをきちんと説明できないというのは、本当に恥ずかしいことです。
学者の先生のように細かく言えるようになる必要はありません。でも、基本的なことをきちんと伝えられるように普段から意識して「知識」をためておくことは、ホントに大切なことです。
知識がなければ、「日本の何が良くて悪くて」ということすら言えません。学校の授業で学ぶこと以外のこともたくさん勉強しておきましょう。
「街中」での教訓
せっかくのイギリス留学、せっかくの海外です。ただ学校に行って家に帰ってという暮らしだけではもったいないですよね。街に出て、どんどんいろんな経験をしましょう。
私もイギリス留学中は、暇さえあれば外に行っていました。日本とは違う空間がとても新鮮でもあり、いろいろと驚きもあり・・・。
街中での体験談を交えつつ、個人的に知っておいた方がいいと思うことについて紹介します!
天気の特徴を知っておく!
私がイギリス留学していたのは冬だったのですが、天気はすごく変わりやすかったです。
朝どしゃ降りだったのに、その数時間後には晴れていたり。その逆も何度かありました。
一番ひどかったのは、ストーンヘンジに行ったとき。そこに滞在してたのは1時間前後だったと思うのですが、雨が降っては晴れを何度繰り返したことか。
家を出るときはとても良い天気だったので、傘もレインコートも一切雨具を持って行かなかったので、びしょ濡れになりました。
「イギリスの天気は変わりやすい」とは聞いてたけど、だいぶ甘く見過ぎていたなと痛感した出来事です。
自分が行く地域はどんな天気の特徴があるのか調べておいて、あまり甘く見過ぎないようにした方がいい!これがイギリス留学中に学んだ1つの教訓です。
現地で過ごすときにもそうですが、留学するときに持っていく服装も注意しましょうね。
お店の開いてる時間を知る!
これは割と知られていることだと思いますが、日本の感覚でいるとお店が閉まる早さにビックリします。特に週末ですね。
私が住んでいた街には「タウンセンター」と呼ばれる場所がありました。たくさんのお店が並んでいる場所です。
そこは、週末の夕方4時を回った頃から人の気配がなくなり、お店も閉まり始めてしまうんです。
そのことを知らなかった私は、別の場所に遊びに行った後に「夕飯まで少し時間あるし、タウンセンターで買い物して行こう」と思い立ち、タウンセンターに向かってみて驚きました。
まだ4時過ぎなのに、全体的に薄暗い・・・!人もほとんどいない。入っちゃいけない場所なのかなって、一瞬焦るくらいの雰囲気でした。
結局、ほとんどお店を見ることなく、トボトボと家に帰る私。楽しかった休日がちょっぴりブルーな休日に。
行きたいお店がある場合は、「営業時間(平日と休日ごとに)」や「定休日」をきちんと調べておくことをおススメします!
あとは、何も調べずにどこかに行く場合、「やってないかもしれない!」という心の準備もしておくことが大切です(笑)
つくづく、年中無休のお店や夜遅くまでやってるお店が多い日本っていうのは便利だなと思います。
日本の感覚でバスや電車に乗らない!
本当に日本のバスや電車は親切です。行き先のアナウンスもマメだし、電光掲示板にも常に次の目的地を表示してくれます。あと、忘れ物がないかの心配もしてくれますね。
日本で生活していると、すっかりそれが当たり前になってしまいますが、そうじゃないんですよね。
イギリス留学中に何度かバスや電車に乗ったのですが、全く日本とは違うんです。「日本って親切だったんだ!」とビックリした記憶があります。多少のアナウンスはあったのかもしれませんが、日本ほどではありません。
だから、自分で「停留所や駅の名前」をしっかり覚えておくことはもちろんですが、それが「何番目」なのかを確認しておいた方がいいです。そして、駅や停留所に着くたびに自分が今どこにいるのか見ておくことも必要。
ちょっと大げさかもしれないですが、そのくらいしておかないと、うっかり降りる場所を通過してしまうことがあります。寝てる場合じゃありません(笑)
あとは、よく言われることですが、日本のバスや電車の時間は本当に正確です。その感覚もそのまま海外に持っていてしまうと、ストレスが溜まって仕方なくなります。
私がイギリス留学中に乗ったバスや電車が、時間通りに来たことは一回もありませんでした。数分、数十分の遅れは普通でした。
それを経験すると、日本でバスや電車がたまに遅れてしまっても何とも思わなくなります。正確に来る回数の方が多いということがスゴイんですから。
海外でバスや電車に乗るときは、日本人の時間の正確さは一旦忘れた方がストレスなく過ごせるかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたか?今回は私のイギリス留学体験談を紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事はイギリス留学での体験談ではありますが、他の国に留学を考えてる人にも参考になる部分がいくつかあると思います。
こちらの体験談も含めて、たくさんの人の体験談を見たりきいたりして、留学する前に少しでも不安や悩みを減らしておきましょう。そして、充実した留学生活を楽しんでくださいね!