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「成り行き」は英語で?流れに任せる&対応する時の表現10選!

 

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流れに任せたほうがいい時や今は決められないからその場の流れで対応する時、日本語では「成り行きに任せる」と言ったりしますよね。

この「成り行き」という表現、英語ではどのように言えばいいのでしょうか。

今回は、「成り行き」を表す様々な英語フレーズをご紹介したいと思います!



流れに任せる時

まずは、動向を見守ってその流れに任せる時の英語フレーズを見ていきましょう!

I’m just going with the flow.

成り行きに任せてみるよ。

“go with the flow”は「流れに任せる」という意味のフレーズです。”flow”は「流れ」という意味ですから、直訳すると「流れとともに行く」となりますね。

流れに逆らってダメージを受けるよりも、なるがまま流れに身を任せたほうがいいと感じた時に使ってみてくださいね。

A: So, what would you do next?
(それで、これからどうするの?)
B: I’m just going with the flow.
(成り行きに任せてみるよ。)

I’ll take it as it comes.

成り行きに任せてみるよ。

“take it as it comes”で「成り行きに任せる」というフレーズです。

“take it”は「受け入れる」、”as it comes”は「それがなるままに」という意味になります。結果がどうなろうとも「なるがままに受け入れる」という、少し受け身のニュアンスを持っているフレーズです。

A: Do you know that he’s trying to change the plan?
(彼が計画を変えようとしているの知ってる?)
B: Yeah, I know. I’ll take it as it comes.
(うん、知ってる。成り行きに任せてみるよ。)

Let nature take its course.

自然の成り行きに任せよう。

“let nature take its course”で「自然の成り行きに任せる」という英語フレーズです。

この”let”は「~させる」という使役動詞ですので、直訳すると「自然に成り行きをたどらせる」となります。そのまま覚えてしまいましょう!

A: Are we going to make it?
(うまくいくかな?)
B: We’ve done everything we could. Let nature take its course.
(できることは全てやったよ。自然の成り行きに任せよう。)

Just let it ride for a while.

しばらく成り行きに任せよう。

“let it ride”も「成り行きに任せる」という意味のフレーズです。

”let”は「~させる」という使役動詞、”ride”には何かに「乗る」「乗って進む」という意味がありますので、「それを流れに乗せてそのままにしておく」というニュアンスになります。

例文の“for a while”は「しばらくの間」というイディオムですので、あわせてそのまま覚えてくださいね。

A: What’s your take?
(どう思う?)
B: Just let it ride for a while.
(しばらく成り行きに任せよう。)

Don’t leave things to chance.

事を運任せにしちゃだめだよ。

“leave things to chance”で「事の成り行きを運に任せる」という意味になります。

“chance”は、日本語でも「チャンス」と言いますが「運」「めぐり合わせ」という意味です。”leave things to~”で「~に任せる」「~に託す」となりますので、特に何もせず「運を天に任せる」ようなニュアンスを持ちます。

A: Either is fine. I don’t care.
(どっちでもいいや。どうでもいいし。)
B: Don’t leave things to chance.
(事を運任せにしちゃだめだよ。)

We’ll see.

様子を見よう。

“We’ll see.”は「様子を見よう」「どうなるか成り行きを見守ろう」というニュアンスを持つ英語フレーズです。

まだ行動を起こすタイミングではないと思う時、どうなるか様子を見たほうがよいと思う時に使ってみてください。

A: Should we take some action?
(何か行動を起こすべきでしょうか?)
B: No, not yet. We’ll see.
(いや、まだだ。様子を見よう。)


臨機応変に対応する時

次は、状況を見ながら臨機応変に対応するニュアンスが含まれるフレーズを見てみましょう!

Let’s go along with the situation.

状況に合わせて成り行きでやろう。

“go along with~”は「~と一緒に行く」=「~に合わせる」というニュアンスの英語フレーズです。”situation”は「状況」ですので、”go along with the situation”で「状況に合わせる」となります。

状況を見ながら、それに合わせてうまくやろうと言いたい時にぴったりの表現です。

A: What if that happened?
(もしそれが起こったらどうしよう?)
B: Let’s go along with the situation.
(状況に合わせて成り行きでやろう。)

Just wing it.

成り行きでいこう。

“wing it”は「成り行きでやる」「即興でやる」という意味の英語の口語表現です。

事前に決めるのではなく、その時の状況に応じて即興でやろうよ、と言いたい時に使ってみてください。

A: So, who talks first?
(それで、誰が最初に話すことにする?)
B: Just wing it.
(成り行きでいこう。)

Let’s just play it by ear.

その時の状況に応じて決めよう。

“play it by ear”は「臨機応変にやる」「その時の状況に応じて決める」という意味の英語フレーズです。

直訳すると「耳で演奏する」となりますよね。楽譜を見て演奏するのではなく、耳で聴いて即興でうまくやる、ことから転じたフレーズだと言われています。

A: Where should we eat for dinner?
(夕食はどこで食べようか?)
B: Let’s just play it by ear.
(その時の状況に応じて決めよう。)

Let’s do it on a case-by-case basis.

ケースバイケースでやろう。

「ケースバイケースで」の英語表現は、”on a case-by-case basis”となります。

元々は英語から来た表現ですが、英語よりも日本語のほうが「ケースバイケース」を日常的によく使う印象です。”on a case-by-case basis”を一つのイディオムとして覚えておくといいでしょう。

A: It’ll be a tough negotiation.
(難しい交渉になるでしょうね。)
B: Let’s do it on a case-by-case basis.
(ケースバイケースでやろう。)


おわりに

いかがでしたか?

今回は、「成り行き」の英語表現をご紹介しました。

流れに身を任せて何もしないニュアンスのものから、臨機応変に対応するというニュアンスのものまで様々なフレーズがありましたね。元々の単語が持っているイメージやニュアンスをつかめば、そのフレーズのニュアンスも覚えやすいと思います。

ぜひ使ってみてくださいね。

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