「いらない」を英語で!丁寧/スラングで必要ないを伝える表現8選!
相手に何かを勧められた時に、自分はそれを「いらない」と思うことってありますよね。
そんな時、英語ではどのようにその気持ちを伝えればいいでしょう?
今回は、「いらない」を伝える英語フレーズを丁寧な表現とスラング表現に分けて紹介したいと思います!
丁寧な「いらない」
まずは、丁寧に「いらない」の気持ちを伝えられる英語フレーズをチェックしていきましょう!
Thank you, but I’m fine.
ありがとう、でも大丈夫です。
こちらのフレーズでは、まずは勧めてくれたことに対するお礼を伝えています。
その上で「自分は大丈夫です」という表現を使い、遠回しに「いらない」と伝えるられる丁寧な言い方です。
“I’m fine.”と聞くと、「元気です」というニュアンスの印象が強いかもしれませんが、断る時などの「大丈夫です」という意味合いでも使えます。
「勧めてくれることはありがたいけど、自分はそれがなくても大丈夫です」という気持ちが込められている感じです。
A: You should drink this wine.
(このワイン飲んでみた方がいいですよ。)
B: Thank you, but I’m fine.
(ありがとうございます、でも大丈夫です。)
Thank you, but I’m good.
ありがとう、でも大丈夫です。
こちらも、先に紹介したフレーズと同様に”Thank you”を使うことで、やんわりと丁寧に「いらない」という気持ちを伝えることが出来ます。
“I’m good”は”I’m fine”と同じニュアンスがありますが、こちらのほうがカジュアルな印象です。
A: Will you have another cup of tea?
(もう1杯紅茶、飲みませんか?)
B: Thank you, but I’m good.
(ありがとう、でも大丈夫。)
Thank you, but no thank you.
ありがとう、でもいらないです。
勧めてくれたことに対して感謝の気持ちを示してから、「いらない」ということを伝えられる、とても丁寧な英語フレーズです。
「ありがとう」を意味する”thank you”と「いいえ結構です」を意味する”no thank you”を”but”でつないでいます。
そうすることで「気持ちはありがたいけど、自分にはいらない」ということが伝えられるんですね。
“no thank you”のみでも断ることは出来ますが、ぶっきらぼうな印象になり、決して丁寧な感じにはなりません。
A: Would you like some cookies?
(クッキーはいかがですか?)
B: Thank you, but no thank you.
(ありがとうございます、でも結構です。)
スラング/丁寧ではない「いらない」
続いては、「いらない」のスラング表現や、あまり丁寧ではない言い方を紹介していきます!
I’m cool.
いらないよ。
「冷たい」とか「かっこいい」という意味で使う”cool”を使った「いらない」のスラング表現です。
「自分は満足しているから、それはいらないよ」というニュアンスが込められています。
A: Do you want another one?
(もう1ついる?)
B: I’m cool. I’m full now.
(いらないよ。お腹いっぱいなんだ。)
Not for me.
いらないよ。
主語も動詞もない「いらない」の表現です。子供っぽい感じの言い方ですね。
「自分のためのものじゃない」という意味になり、つまり自分にとっては必要なものじゃない、つまり「いらない」ってことになります。
A: Do you want this?
(これいる?)
B: Not for me. I don’t like it.
(いらないよ。それ好きじゃないんだ。)
Not more.
もういらない。
こちらも短くシンプルな「いらない」の英語フレーズです。
ニュアンス的には「もうこれ以上はいらない」という感じで、何かのおかわりなどを「もっといる?」と勧められた時などに使います。
A: Do you want seconds?
(おかわりいる?)
B: Not more.
(もういらないよ。)
Not now.
今はいらない。
こちらの英語フレーズは「今の時点ではいらない」ということを伝える表現です。
直訳すると「今ではない」となり、「それが欲しいのは今ではないよ」という気持ちを表せます。「今はいいや」という感じですね。
A: How about beer?
(ビールでもどう?)
B: Not now. I’m full.
(今はいらない。お腹いっぱいなんだ。)
I don’t want it.
いらないよ。
ここまで紹介した3つの表現とは違い、しっかりと主語と動詞がある文の形にはなっていますが、ストレートで冷たい感じを受ける言い方です。
「欲しくない」という意味のフレーズで、「いらない」という気持ちを伝えています。
こちらはスラングというわけではないですが、あまり丁寧な感じは受けないフレーズです。
A: This is delicious. Try it.
(これ美味しいよ。食べてみなって。)
B: I don’t want it.
(いらないな。)
“anymore”という言葉をつけると、「これ以上はいらない」という気持ちを伝えられます。
I don’t want it anymore.(もういらないよ。)
おわりに
今回は、「いらない」と伝える英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
丁寧に言うか、そうじゃないかで、使う表現は大きく変わってきます。
場面や相手に応じて、適切な言い方をして、スムーズにコミュニケーション取れるようにしましょう!
「いらない」は断る時に使う表現でしたが、関連して他の場面で使える断る時の英語フレーズも学んでおくと良いですよ。
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