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「適当」を英語で!程よい事&いい加減な事を表現する言い方16選!

 

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日本語で「適当」というと二つ違う意味がありますよね。量などが丁度いい事とやり方などがいい加減な事。英語ではそれぞれ異なった表現方法をするんですよ。

今回は英語で「適当」をどう表現するのかシチュエーションごとに紹介しますね。



ふさわしい「適当」

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何かがある目的にピッタリな場合に「適当な」って言いますよね。英語ではこの事をどう表現するのか知っていますか?

ここではそんな時に使える英語の「適当」のフレーズを色々と紹介しますね。

○○ is suitable.

○○は適切です。

人や物が何かにピッタリ合っていると思った時にはこのフレーズを使うといいですよ。

“suitable”は英語で「適切な」や「合っている」という意味なんです。様々なものに使える表現なので覚えてみてくださいね。

A: What should I get for my nephew for his birthday?
(私の甥っ子の誕生日に何をあげたらいいかな?)
B: How about a toy car? I think it is suitable for his age.
(おもちゃの車は?彼の年齢にはそれが適切だと思うよ。)

○○ is fit for △△.

○○は△△にピッタリです。

こちらのフレーズを使えば何が何に適しているのかを表現することができますよ。

“fit”には英語で「健康な」という意味もあります。でも、ここでは「適切な」という意味で使っていますよ。

A: Don’t you think that this restaurant is fit for our next date?
(このレストランは私たちの次のデートにピッタリだと思わない?)
B: Yes, honey. I’ll book it right away.
(そうだね、ハニー。今すぐ予約するね。)

○○ is appropriate for △△.

○○は△△に適切です。

“appropriate”は英語で「適切な」や「適当な」という意味です。“suitable”や“fit”に似ている意味ですが、こちらの方がもっと正しさや適正だという事を表現できるんですよ。

その状況や目的にふさわしいと思った時に使ってみてくださいね。

A: I think it is appropriate for her to make a complaint.
(彼女が告訴をするのは適切だと思うんだ。)
B: I agree. It’s the right thing to do.
(そうだね。それは正しい事だよ。)

○○ is competent for △△.

○○は△△に適任です。

人に能力があって何かの役割にピッタリだと思った時はこのフレーズを使って表現できますよ。“competent”は英語で「適任な」という意味なんです。

A: Have you heard that Nicolas is going to be a manager?
(ニコラスが支店長になるって聞いた?)
B: Really? I think he is competent for that. He is good at leading people.
(本当に?彼はそれに適任だよね。人を導くのが上手だし。)


程よい「適当」

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料理をしていると程よいという意味で「適当な量」って表現する事がありますよね。こんな時は英語で何て言えばいいのでしょうか?

ここではそんな時にピッタリな英語の「適当」のフレーズを色々と紹介しますね。

○○ is adequate.

○○は十分です。

仕事の量などが程よいなと思ったらこのフレーズを使って表現することができますよ。“adequate”は英語で「十分な」や「足りる」という意味なんです。

A: The amount of work is adequate and everyone is friendly.
(仕事量は十分だし皆がフレンドリーなんだ。)
B: That’s good to hear. You seem happier since you started the new job.
(それは良かったね。あなたは新しい仕事を始めてから楽しそうだよ。)

○○ is reasonable.

○○は妥当です。

値段や収入などが標準的な範囲内だと思った時にはこのフレーズを使って表現することができますよ。“reasonable”は英語で「筋の通った」や「妥当な」という意味なんです。

A: Do you think I should get this coat?
(このコートを買った方がいいと思う?)
B: It looks nice on you. And the price is reasonable.
(あなたに合っているよ。そして値段も妥当じゃん。)

○○ is moderate.

○○は適度です。

量などが丁度いいと思ったならこのフレーズを使ってみてはいかがですか?“moderate”は英語で「適度の」や「程よい」という意味なんですよ。

A: I like having lunch here. It’s always delicious and the amount is moderate.
(ここでランチするのが好きなんだ。いつも美味しいし量が丁度いいんだよね。)
B: You have to take me here more often.
(もっと頻繁にここに私を連れてきてよ。)

○○ is just right.

○○は丁度いいです。

このフレーズはお湯加減や量などが程良いと感じた時に使うのがおススメですよ。

ここで使われている“right”は英語で「適切な」という意味なんですよ。その前に“just”を付ける事で「ちょうど」という意味になります。

A: Isn’t it such a nice day today?
(今日はとてもいい日だと思わない?)
B: Yes, the temperature is just right. Let’s go for a picnic.
(うん、気温が丁度いいよね。ピクニックに行こうよ。)

I do it moderately.

私はそれを適度にやります。

運動などを程よくやる事を伝えたいのなら、このフレーズを使うのがいいかもしれませんよ。

“moderately”は“moderate”の副詞で「適度に」や「適当に」という意味なんです。この例文以外にもお好きな動詞の後に付けて使ってみてくださいね。

A: Do you do much exercise?
(運動はしますか?)
B: I do it moderately. I go for a walk a few times a week, and I jog when I’m feeling good.
(適度にやりますよ。週に数回歩きに行きますし、気分がいい時はジョギングをします。)


いい加減な「適当」

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手を抜いたりする時は「適当にやる」って言いますよね。英語でこういう事を表現できるようになると会話も楽しくなるかもしれませんよ。

ここではこの「適当」の事をどのように英語で表現できるのか紹介しますよ。

○○ is not reliable.

○○は当てになりません。

態度や言動がいい加減な人の事を表現したい時はこう言うのがいいと思いますよ。

“reliable”は英語で「頼りになる」や「信頼できる」という意味なんです。でも、その前に“not”が付いているので「当てにならない」という表現になるんですよ。

A: I told Victoria to clean the floor but she didn’t do it properly.
(ヴィクトリアに床をきれいにしておいてって言ったのに彼女はちゃんとやっていない。)
B: She is not reliable. You should talk to her about that.
(彼女は当てにならないよ。その事について彼女に話しておいたほうがいいよ。)

○○ is irresponsible.

○○は無責任です。

頼んでおいた事をテキトーにやる人は無責任だと思いませんか?その事を表現したい時はこのフレーズを使ってみてくださいね。

“irresponsible”は英語で「無責任な」や「当てにならない」という意味なんですよ。

A: Jacob didn’t do what I asked him to do. He is irresponsible.
(ジェイコブは私が頼んだ事をしていなかったのよ。彼は無責任よね。)
B: Really? I haven’t had any problems with him.
(本当に?私は彼との間で問題があったことはないけど。)

○○ is sloppy.

○○はいい加減です。

誰かの行動ややり方がずぼらだと思った時にはこのフレーズを使ってその事を伝えられますよ。

“sloppy”は英語で「いい加減な」や「適当な」という意味なんです。他にも「だらしない」や「泥んこの」などの意味もあるんですよ。

A: Look at this. What she wrote is sloppy.
(これ見て。彼女が書いたことはいい加減だよ。)
B: Clearly, she doesn’t have any interest in this topic.
(明らかに彼女はこのテーマに興味がないんだね。)

You are cutting corners.

あなたは手を抜いています。

誰かが適当に何かをしていたらこの英語フレーズを使って注意してみてください。

“cutting corners”は直訳すると「角を切る」という意味になってしまいます。でも本当は「手を抜く」という表現なんですよ。

A: Dinner is ready. Go and wash your hands.
(夜ご飯ができたよ。手を洗ってきて。)
B: Is this our dinner? They are all frozen food. You are cutting corners.
(これが今日の晩御飯?みんな冷凍食品じゃん。手を抜ているね。)

I chose it randomly.

私はそれを適当に選びました。

このフレーズは無作為に何かを選んだ時のことを表現するのにいいですよ。

動詞の後に“randomly”とつける事で「ランダムに」や「手当たりしだいに」何かをした事を表現できます。ここでは“choose”の過去形の“chose”(選んだ)を使っていますよ。

A: Are you really going to give that to Jenny for her farewell?
(本当にそれをジェニーのお別れにあげるの?)
B: I didn’t have time so I chose it randomly. She’ll understand.
(時間がなかったから適当に選んだんだもん。彼女は分かってくれるよ。)

I improvised it.

私はそれを即興でやりました。

用意する時間がなくて、その場で適当にでっちあげたと言いたい時はこう言ってみてくださいね。“improvised”は英語で「即席でやった」や「即興でやった」という意味なんですよ。

A: How was your interview?
(インタビューはどうだった?)
B: I didn’t have time to prepare so I improvised it.
(用意する時間がなかったから即興でやったよ。)

Let’s just wing it.

適当にやろう。

こちらはアメリカでよく使われるスラングなんですよ。“wing”は名詞だと「翼」という意味ですよね。でも動詞の“wing it”は英語で「即興でやる」や「適当にやる」という意味なんですよ。

真剣に考えずに流れでいこうと友達や家族に言いたい時にこのフレーズを使ってみてくださいね。

A: Have you prepared for the speech today?
(今日のスピーチの用意はした?)
B: No. It looks like you haven’t either. Let’s just wing it.
(ううん。あなたもやってないみたいだね。適当にやろう。)

I’ll play it by ear.

私は成り行きに任せます。

こちらもネイティブがよく使う「適当」のフレーズですよ。直訳すると「耳で演奏する」と訳の分からない意味ですよね。

でも本当の意味は「成り行きでやる」や「即興でやる」なんですよ。先ほど紹介した“wing it”に似ていますよね。

A: What are you going to do today?
(今日は何をするの?)
B: I’ll play it by ear.
(成り行きに任せるよ。)

おわりに

いかがでしたか?
英語での「適当」の表現方法はたくさんありますよね。「ふさわしい」や「程よい」事を表現するのはいい事なので是非覚えて使ってみてください。

でも「いい加減」はあまり使いすぎると周りの信頼を失ってしまうかもしれません。たまには手を抜くのもいいですが、あとはしっかりやるように努力しましょう。

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