「さっぱり」は英語で?味/性格/気分などが爽快な時の表現9選!
「さっぱり」という言葉は、味があっさりしている時、性格や気分が気持ちのいい時、服装が整っている時など色々な状況で使うことができますよね。
この「さっぱり」って、英語ではどう言えばいいのでしょうか。
今回は、「さっぱり」の英語フレーズを、シチュエーションやニュアンスの違い別にご紹介します。
味が薄め/爽やかな時
まずは、味が薄め/爽やかな時の表現をご紹介します。
It tastes plain.
味がさっぱりしています。
”plain”には、「味付けがあまりされていない」、「あっさりした」という意味があります。甘く味付けされていないヨーグルトのことを「プレーンヨーグルト」と言いますよね。
味付けが薄めで、素材の味で食べるような場合にぴったりの表現です。
A: How’s the soup? Does it need more seasoning?
(そのスープどう?もっと味を付けたほうがいいかな?)
B: No, it’s just right for me. It tastes plain.
(ううん、私にはちょうどいいよ。味がさっぱりしているね。)
味が薄すぎておいしくない場合の表現はこちら!
It tastes bland.(味がさっぱりしています。)
I feel like eating something light.
何かさっぱりしたものが食べたいです。
ここで使われている“light”は、「消化のよい」、「あっさりした」という意味の形容詞です。”light”は「軽い」という意味でよく知られていますが、日本語でもお腹にもたれないあっさりした食事を「軽い」と言うので似ていますよね。
“feel like ~ing”は、「~したい」という意味のイディオムです。
A: I feel like eating something light.
(何かさっぱりしたものが食べたいな。)
B: Are you not feeling well? Are you okay?
(体調よくないの?大丈夫?)
I want something refreshing to drink.
何かさっぱりした飲み物がほしいです。
「爽やかな」、「すがすがしい」という意味の形容詞“refreshing”を使ったフレーズです。特に炭酸飲料などの爽やかな飲み物を表すにはぴったりの表現ですので、使ってみてくださいね。
A: I want something refreshing to drink.
(何かさっぱりした飲み物がほしいです。)
B: OK. I recommend our homemade lemonade.
(わかりました。自家製レモネードがおすすめです。)
性格がざっくばらんで気持ちのいい時
次に、性格がざっくばらんで気持ちのいい人を表す英語フレーズを見ていきましょう。
She is frank.
彼女はさっぱりしています。
“frank”は、「率直な」、「ざっくばらんな」という意味の形容詞です。日本語でも「フランクな人」という表現を時々聞きますので覚えやすいかもしれません。
隠しだてのない率直な感じの、付き合いやすい人を表す時に使える表現です。
A: How’s your new boss?
(新しい上司はどう?)
B: She is frank. I work well with her.
(彼女はさっぱりしているね。うまく付き合ってるよ。)
She is an easy-going person.
彼女は付き合いやすい人です。
“easy-going”は、人の性格や雰囲気を表す時によく使われる言葉です。「のんきな」と訳してあるものが多いようですが、「油断している」、「とろい」といった、日本語の「のんきな」が持ち得るネガティブなニュアンスは”easy-going”にはありません。
こせこせとせず付き合いやすい人、というニュアンスで、人を褒める時によく使われる表現です。
A: Do you get along with your new colleague?
(新しい同僚とはうまくいってるの?)
B: Yeah, she is an easy-going person.
(うん、彼女は付き合いやすい人だよ。)
He is a good sport.
彼は(潔くて)さっぱりしています。
“sport”には、失敗やどうしようもない事を「潔く受けいれる人」という意味があります。
どのような状況でも、さっぱりと割り切って明るく振る舞うことができる人を表すのにぴったりの口語表現です。
A: I’ve never met him. How is he like?
(彼には会ったことがないんです。どんな人ですか?)
B: He is a good sport. Do you want to see him?
(彼はさっぱりしているよ。彼に会ってみる?)
気分が爽快な時
次は、気分が爽快でリフレッシュした時の英語表現を見てみましょう。
I feel refreshed.
さっぱりしました。
“refreshed”は、「さわやかになって」、「爽快な気分になって」という意味の形容詞です。日本語では「リフレッシュ」と言いますが、このフレーズでは必ず”-ed”を付けた”refreshed”を使ってくださいね。
A: I feel refreshed after taking a shower.
(シャワーを浴びてさっぱりしました。)
B: Good. You can use my hair dryer.
(よかったね。私のドライヤー使っていいよ。)
I feel relieved.
気が楽になりました。
“relieved”には、「ほっとして」、「安心して」という意味があります。わだかまりが消えた時や肩の荷が下りた時も、日本語では「さっぱり」したと言いますよね。
精神的に気が楽になった時に使っていただきたいフレーズです。
A: It’s all over. I feel relieved.
(全て終わったよ。気が楽になった。)
B: That’s great news.
(それはよかった。)
見た目がきちんとしている時
最後に、見た目や服装がシンプルですっきりと整っている時の英語フレーズをご紹介します。
He is always neat.
彼はいつもさっぱりとしている。
“neat”は、「きちんとした」、「こぎれいな」という意味の形容詞です。整っていて清潔感のある人を表す時に使ってみてくださいね。
A: Do you know who he is? He is always neat.
(彼って誰か知ってる?いつもさっぱりとしてるよね。)
B: Do you mean the man wearing a suit?
(スーツを着ている男性のこと?)
“neat”を副詞にした”neatly”を使ったこんな表現も!
He was neatly dressed. (彼はさっぱりとした格好をしていました。)
She is always tidy.
彼女はいつもこざっぱりしています。
「こぎれいな」、「こざっぱりした」という意味の“tidy”を使ったフレーズです。清潔感があり清楚な印象を受けます。
A: She is always tidy. I like her sense of style.
(彼女いつもこざっぱりしてる。彼女の着こなし好きだな。)
B: I think she has changed a lot.
(彼女随分変わったと思う。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は、日本語の「さっぱり」に該当する英語フレーズをシチュエーション別にご紹介しました。
日本語では同じ言葉でも、英語では状況によって使われる表現が違いますよね。シチュエーションに応じて、その時にぴったりの英語フレーズを使ってみてください。