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「take」の英語の意味は?使い方をマスターできるネイティブ表現22選!

 

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中学生で習う単語”take”という単語。手を伸ばして「取る」「取ってくる」という意味だけじゃないって知っていますか?

今回は”take”のイメージを4つに分け、ネイティブがよく使っているフレーズとともに使い方を紹介します!

使いこなせれば、あなたの英語にこなれ感をプラスできますよ。



イメージ①:取る

まずは基本の”take”「取る」のイメージで使えるフレーズを紹介します。

take a ○○

○○を取る

物をどこかから取る時には、もちろん”take”を使います。「離れた場所から取ってくる」というイメージを頭に入れておくとわかりやすいです。

A: Emily, do you know the recipe book I bought yesterday?
(エミリー、昨日買ったレシピ本知らない?)
B: I took the book from the shelf. It’s on the table.
(その本なら本棚から取ったよ。テーブルの上にあるわ。)

take a picture

写真を撮る

旅行やパーティーなどいろいろなシーンで使えるおなじみのフレーズです。自分が写真を撮りたい時はもちろんですが、外国から来た観光客に思い切って声をかけたい!なんて時にさらっと使えると素敵です。

A: Do you want me to take a picture?
(写真を撮りましょうか?)
B: Oh, thanks. It’s so nice of you!
(あら、ありがとう。いい人ね!)

take a note

メモをとる

忘れたくないことをメモに残すのは世界共通です。メモをとりたいからちょっと待ってほしい場合や、後輩や部下にしっかりメモをしておいてほしい時はそのことを英語できちんと伝えましょう。

A: Jeff wants you to call him. I’ll give you his phone number.
(ジェフが電話してほしいって。電話番号教えるよ。)
B: Alright. Hold on, I’ll take a note.
(わかった。メモ取るからちょっと待って。)

take a day off

休みを取る

仕事を休む場合も”take”を使って休みを取ります。何日かまとめて休みを取りたい場合は”a day off”「1日の休み」を”3 days off”「3日間の休み」のように複数形にすればokです。

A: May I speak to Mr. Washington?
(ワシントンさんはいらっしゃいますか?)
B:  I’m afraid he is taking a day off today.
(申し訳ありませんが彼は本日お休みをいただいております。)

take a break

休憩をとる

長い会議で集中力が途切れてしまうことはよくあります。気分を入れ替えるための休憩はいい仕事をするうえで必要ですよね。そんな時も”take”を使って休憩を取りましょう。

A: I guess it’s time to take a break. Come back here at 11:00am.
(そろそろ休憩にしようか。11:00からまたはじめるぞ。)
B:  OK.
( わかりました。)

take a class/exam

クラス・試験を受ける

クラスや試験は受けるものですが、単位や資格を「取る」ために受けるものなので”take”を使う、というイメージを持っておくと覚えやすいです。英検やTOIECを受ける時も”take”を使って表現します。

A: What’s your plan for this year?
(今年はどんなことをしようと思ってるんだい?)
B: I want to take some marketing classes for my career.
(自分のためにマーケティングのクラスを受けたいと思っています。)

take pills

薬・サプリを摂る

自分の身体のために摂る薬やサプリメントも”take”で表現します。継続して摂るサプリや薬に使うことが多いですね。

A: How many pills do I need to take?
(くすりは何錠飲めばいいんですか?)
B: Take 2 pills, 3 times a day.
(2錠ずつ、1日3回飲んでください。)

take up space

場所をとる

スペースを取りすぎている場合によく使われる表現です。

お花見やスポーツ観戦などで席や場所を取っておく場合は、”keep some space/seats”なのでちょっと注意が必要です。ただし他の人から見て場所を取りすぎている場合は、”You are taking too much space!”「あなた達場所取りすぎよ!。」なんて言われてしまいます。

A: Hey look! I love this sofa. Can we get it for our living room?
(見て!このソファ素敵。リビングに置かない?)
B: This sofa will take up too much space in our living room.
(このソファはうちのリビングには大きすぎるよ。)

take a seat

席に座る

今は立ち上がっていて、これから座るときに使われる英語での表現です。座る位置が明確になっている場合が多いです。

A: Hi, my name is Jen. Thank you for inviting me to the party.
(ジェンです。パーティーにお招きいただいてありがとうございます。)
B: No problem. Thank you for coming, please take a seat.
(とんでもない。来てくれてありがとう、どうぞ座ってください。)

take time

時間を取る

時間がかかりそうな案件を抱えているときに便利な英語での言い回しです。”time”を具体的な時間に置き換えると”It will take about 20 min.”「20分くらいかかりそう。」というようにどれくらい時間が取られるかを知らせるフレーズに。

また、”Take your time.”「急がなくていいよ。」という使い方もできます。ネイティブが使うような気の利いたやり取りができるようになると、英語もどんどん楽しくなりますよね。

A: Hey Bob, can we go now?
(ボブ、もう出かけられる?)
B: Sorry, I’m downloading a file now. It’s gonna take a few more minutes.
(ごめん、今ファイルをダウンロードしてるんだ。あと何分かかかりそう。)
A: Ok, take your time.
(わかった。急がなくていいわよ。)

take this

これにする

買い物やレストランのオーダーの際によく使うフレーズです。数あるものの中から、これを「取る(選ぶ)」というニュアンスです。

A: May I take your order?
(ご注文はお決まりですか?)
B: I’ll take this lunch plate.
(このランチプレートにします。)

take it easy/seriously

気楽に・真面目に受け止める

「どのように受け止めるのか」を表すのも、”take”で表現されます。

“Take it easy.”は、友人と別れる時の挨拶として「またね。」という意味でもよく使われています。友人を励ますための「落ち着いて。」「気楽にいこうよ。」と2つの意味があるんですね。

反対にふざけすぎている人に声をかけたい時も”take”で応用が効くんです。

A: You party too much. You should start taking your life seriously.
(お前は飲んでばかりだな。そろそろ真面目に生きてみるべきだ。)
B: I know Dad, I’m just enjoying my life.
(わかってるよ父さん、ただ楽しんでるだけなのに。) 


イメージ②:引き離す

2つ目のイメージは、今ある場所から引き離したり、外すときに使う”take”です。

take shoes off

靴を脱ぐ

身に付けるものは”take○○off”で脱ぐことができます。帽子・アクセサリー・パンツ・下着・メガネもすべて。留学中はアパートに遊びに来た友達に玄関で靴を脱いでほしい時によく使いました。

A: Please take your shoes off at the entrance.
(玄関で靴を脱いでください。)
B: Oh, ok.
(わかりました。)

take one’s eyes off

目を離す

否定形になったものがラブソングで使われているフレーズですが、男性が女性を口説く時にわりと普通に使っています。日本人には少しくすぐったい言いまわしかもしれませんが、さらりと言えるとネイティブ感がぐっとアップするのは事実です。

A: You are so beautiful. I can’t take my eyes off you.
(君はなんてキレイなんだ。君から目が離せないよ。)
B: You are silly. But, thank you.
(馬鹿ね。でもありがとう。)

take out

持ち帰る

日本のファストフード店でもすっかりお馴染みのフレーズですよね。海外のレストランでは食べきれずに残した料理を家に持ち帰るのは常識です。そんな時に使えるフレーズなので覚えておくと便利ですよ。

ちなみにイギリスでは”take away”が主流のようです。

A: Would you like anything else?
(他に何か注文なさいますか?)
B: No, thanks. Can I get a take-out box?
(もうけっこうです。持ち帰り用の箱をいただけますか?)


イメージ③:運ぶ・移動する

3つ目のイメージは、どこかに移動する手段や人をどこかに連れて行く(運ぶ)場合の”take”です。

take a bus/train/taxi

バス・電車・タクシーに乗る

公共の交通手段や高速道路はすべて”take”です。乗り物の場合、自分以外に運転する人がいて、自分を「運んでくれる」ものは”take”、個人の持ち物である車や自転車は自分が運転するのでそれぞれに合った動詞を使う、と覚えておくとわかりやすいです。

A: Where is your car? You usually drive, right?
(車は?いつも車で来てるよね?)
B: I took a train today. I was too tired to drive this morning.
(今日は電車にしたんだ。今朝は疲れてて運転する気になれなかったよ。)

take someone out

誰かを(食事やデートに)連れて行く

誰かをデートに誘い時言葉に詰まるのは英語でも日本語でも変わらないかもしれませんが、フレーズを知っておいて損はありません。その時が来たらスマートに使えるようにしっかりイメージを掴んでおいて下さい。

A: Hey Rachel, are you busy this weekend? I wanna take you out to dinner.
(レイチェル、今週末は忙しい?君をディナーに連れて行きたいんだけど。)
B: Oh, really? But I have to take care of my nephew this weekend.
(本当?けど今週末は甥っ子の世話をしなきゃいけないのよ。)

イメージ④:受け入れる

4つ目のイメージは、「受け入れる」です。

take care of it

任せる

誰かの世話をするときや面倒ごと、問題が発生した時に「任せろ。」というニュアンスで使うことが多いです。

”accept”「受け取る」や「引き受ける」と近い表現ですが、”take”の方がより日常的、”accept”は仕事のオファーや賞などオフィシャルな申し入れを「受ける」というニュアンスが強いです。

A: Mom, Kevin spilled the milk!
(ママ、ケビンが牛乳こぼしたよ!)
B: Can you take care of it, Rachel?
(レイチェル、後始末任せていい?)

take over

引き継ぐ

仕事やポジションを引き継ぐ時の言い回しも”take”で表現します。同僚や後輩に仕事を引き継ぐ時に覚えておくと便利です。

A: Who is in charge of this project?
(このプロジェクトは誰が担当しているんだ?)
B: I just took it over from Nancy. Is there a problem?
(私がナンシーから引き継いだところです。何かありましたか?)

take as a compliment

褒め言葉として受け取る

あまり起こってほしくないことですが、誰かに嫌味を言われてしまうこともありますよね。英語でもうまい返しができれば、イライラが少し抑えられます。

そんな時に使えるフレーズがこちら。嫌味もスマートに返せるようになれば、英語でのやり取りも上級者レベルです。

A: You are always smiling even you made a mistake.
(君はミスした時さえも笑ってるんだね。)
B: I’ll take it as a compliment. Even if I cry, nothing is gonna change.
(褒め言葉として受け取っておきます。泣いても何も変わらないので。)

take order

注文を受ける

レストランや電話で注文を受ける時に使う表現です。英語圏に旅行をしたことがある方なら、1度は聞いたことがあるフレーズかもしれませんね。

A: May I take your order?
(ご注文はお決まりですか?)
B: Everything looks good. What would you recommend?
(全部おいしそうなんだよな。おすすめはなんですか?)

take credit cards

クレジットカードが使える

欧米ではクレジットカードが使えないお店は少ないですが、小さい店や市場では使えないことも。もしものために確認できるフレーズを知っておくと、焦らないで済みます。

A: Do you take credit cards?
(クレジットカードは使えますか?)
B: I’m sorry Sir. We don’t take credit cards.
(申し訳ありません。クレジットカードはお使いいただけないんです。)

おわりに

英語を早く上達する方法の1つは、すでに知っている簡単な単語をきちんと使いこなす事です。

難しい単語のボキャブラリーを増やすよりも、簡単な単語のいろいろな言い回しを覚える方が、日常会話はスムーズに進みます。

”take”を使ったネイティブ表現を身につけてみませんか?会話の楽しさが増しますよ。

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