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small/littel/tinyの違い!英語で「小さい」を意味する単語の使い分け!

 

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「小さい」を意味する英語の代表的な言葉といえば、”small”、”little”、”tiny”ですね。

ですが、これらの使い方の違いや使い分けに戸惑ってしまうという人も多いのではないでしょうか?

今回は、「小さい」を意味する英語の”small”、”little”、”tiny”の違いについて紹介します!



「small」「little」「tiny」の違い

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まずは、これらの言葉を「主観的か?客観的か?」で分けると以下の通りです。

主観的 “little”
客観的 “small”、”tiny”

“little”は、個人的な感情で「小さい」と感じるものに対して使われます。

その一方で、”small”や”tiny”は、一般的の基準で考えて、あるいは他の物と比べて「小さい」と判断したときに使われる言葉です。

そして、もう少し細かく見ていくと、それぞれの言葉で表現できる「小さい」には以下のような違いがあります。

“small” ⇒ 「小さい」
“little”  ⇒ 「小さい」+「可愛らしい」
“tiny”   ⇒ 「とても小さい」

では、今回のテーマである3つの言葉の使い方について、詳しく見ていきましょう!


「small」の使い方

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「サイズが小さいこと」を表す

“small”は、サイズなどが他と比べて「小さい」ことを表現します。一般的な基準で判断していて、個人的な感情は含まれません。

では、例文を見てみましょう。

My hometown is small.
(私の故郷の街は小さい。)

これは、自分の故郷である街が、他の街などと比べて、客観的に見て「小さい」ということを言っています。自分の気持ちというよりは、「一般的に見て小さいよね」という感じです。

一般的な基準、他との比較、という客観的なニュアンスを持つこの”small”は、洋服やドリンクなどのサイズを表すときに使われていますね。

I’d like a small ginger ale, please.
(ジンジャーエールのSサイズ下さい。)

洋服やドリンクのサイズが個人的な感情で「小さい」と決められていたら困ってしまいますよね。

基準があって、誰でも「小さい」と判断できるから、そのようなサイズを示すときには”small”がピッタリなんですよ。

「面積が小さいこと」を表す

数字で示すことができる面積で判断して、「小さい」とか「狭い」というときにも”small”を使います。

数字で判断しますから、客観的なものです。なので、”small”が適しているんですね。

Tokyo is a small city.
(東京は小さい都市です。)

東京は、政治や経済などいろんな物事においては規模の大きな都市なので、このように表現するのは違和感を感じるかもしれませんね。

でも、こう表現しても決しておかしくありません。なぜなら、東京は「面積」で見ると小さい都市ですから。

このように「場所が小さい」、あるいは「場所が狭い」と言うときには”small”を使って表現することが可能です。


「little」の使い方

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「サイズが小さくて可愛らしいこと」を表す

“little”を使うと、個人的な感情で「小さい」と感じてるニュアンスになります。他の物や一般的な基準とは比較していません。

さらに、”little”のニュアンスには「可愛らしい」という気持ちが込められています。単に「小さい」ということだけではないんですね。ここが”small”や”tiny”では表現できないニュアンスの違いです。

My dog is little.
(うちの犬は小さくて可愛らしいの。)

単に小ささを言うだけでなく、そこに「可愛らしい」とか「愛らしい」という気持ちを込めるのであれば”little”がピッタリです。

もちろん、”small”でも「サイズが小さい」ということは表現できますが、それだけだと、ただ「小さい」というサイズの話をしているだけで、そこには何の感情も感じられません。

なのでこの違いをふまえると、赤ちゃんや子供について言うときには”little”を使う方が自然です。

When I met her for the first time, she was still a little girl.
(僕が彼女に初めて会った時は、まだ彼女は小さな女の子だった。)

訳では「小さな」となっていますが、”little”を使うだけで「小さい+可愛らしさ」を表現していますので、この文を聞いたり読んだりした人は「可愛らしい小さな女の子」をイメージすることができます。

これを”small girl”と言ってしまうと、単に「体が小さい女の子」という意味になり、「可愛らしい」というニュアンスは一切感じられません。

意味が通じない英語と言うわけではないのですが、何だか素っ気なくて冷たい感じです。

「tiny」の使い方

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「サイズがとても小さいこと」を表す

“tiny”で表現する「小さい」は、”small”や”little”で表せる「小さい」よりも「さらに小さい」というニュアンスの違いがあります。

厳密に「何センチ、何ミリが”tiny”」ということはできませんが、一般的な基準と比べて明らかに小さい場合には”tiny”を使うと良いでしょう。

そして、この”tiny”という言葉は口語的です。そのため、話し言葉で好んで使われます。

Can you see a tiny bug there?
(あそこに超小っちゃい虫がいるの見える?)

この場合、イメージできるのは、目を細めてみないとわからないくらい、あるいはよく探さないと見つけられないらいの小さい虫です。

おわりに

今回は、英語の”small”、”little”、”tiny”の違いについて紹介しました。いかがでしたか?

それぞれの言葉が表す「小さい」のニュアンスは違っていましたね。使い方に慣れるまでは、少し迷ってしまうこともあるかと思います。

最初のうちはイメージを頭でしっかりと意識ながら、これらの言葉を使った文に触れていって見てください。そして、少しずつ違いを意識せずに感覚で使いこなしていけるように、たくさん練習していきましょう!

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