気になる話題イッパイ!英会話の上達に役立つニュースメディア

サッカー用語の英語!試合中のプレーを話すときに使える表現リスト!

 

LINEで送る
Pocket

s_61347604

世界で最も人気のあるスポーツと言っても過言ではないサッカー。特にワールドカップのときには、普段はサッカーを見ないという人たちまでもが熱狂します。

海外の人と一緒にサッカーの試合を見ながら、プレーの内容について英語で話ができたら楽しいですよね。サッカーの話題を通じて、ぐっと距離も縮まるかもしれません。

今回は、試合を見ながら使える英語のサッカー用語を紹介します!



「攻撃」に関する用語

s_77450803

chip pass

浮き球のパス

ふわっと弧を描くように出す浮き球のパスは”chip pass”と表現します。

“chip”には「○○を削る」という意味がありますが、「浮き球のパス」を蹴るときに少し地面を削るような蹴り方をすることから、このような使い方をするんですね。

Kagawa made a chip pass to Okazaki.
(香川は岡崎に浮き球のパスをした。)

counterattack

カウンター攻撃する

日本語では単に「カウンター」と表現しますが、英語のサッカー用語では、「反撃する」や「逆襲する」という意味がある”counterattack”という言葉を使います。

As soon as Brazil got the ball, they counterattacked.
(ブラジルはボールを得たらすぐに、カウンター攻撃をした。)

come from behind

逆転する

こちらの用語、そのまま訳すると「後ろからやってくる」なんですが、「逆転する」という意味で使うことができます。

「相手チームに先に多く点を取られていたところから、追い付いてくる」というイメージですね。

The Reds came from behind as soon as the second half started.
(後半始まってすぐにレッズが逆転したんだって。)

chance to score

決定的なチャンス

「決定的なチャンス」イコール「ゴールを決めるチャンス」ということで、”chance to score”という表現を使うことができます。

How many times has he missed his chance to score in this game?
(何回こいつは決定的なチャンスを逃してるんだ?)

scoring ability

決定力

「決定力」という用語は、英語では”scoring ability”です。直訳すると「ゴールを決める能力」ってことですね。

では、サッカー日本代表に関してよく聞くおなじみの表現を使った例文を見てみましょう。

Japan still has a lack of scoring ability.
(日本は相変わらず決定力不足だね。)

good work/good assist

好アシスト、ナイスアシスト

“good work”で「好アシスト」という意味で使うことができます。

ちなみに、日本語で使われている用語の「アシスト」も、英語でもそのまま”assist”という言葉で使うことができますよ。

You watched? Suarez did good work and Messi scored!
(見た?スアレスのナイスアシストでメッシが点を決めたよ!)

shoot

シュートを打つ

“shoot”は英語で「シュートを打つ」という動詞です。

日本語の「シュート」は名詞的に使われていますが、英語で「シュート」という名詞は”shot”と言うので注意しましょう。

He decided to shoot instead of making a pass.
(彼はパスの代わりにシュートを打つことを決めた。)

blaze over

シュートをふかす、ゴールの上へ外す

“blaze”には元々「燃える」や「太陽が照り付ける」という意味があるのですが、そこに”over”をつけて“blaze over”とすると「シュートをふかす」という意味になるんです。

Oh no! He blazed over even though that was a great chance to score!
(ああ!決定的なチャンスなのにシュートをふかしやがった!)

break the deadlock

先制点を取る、均衡を破る

“deadlock”は「行き詰まり」を意味する英語。直訳すると、”break the deadlock”で「行き詰まりを壊す」となります。

サッカーで言うと「どちらも点が取れないという行き詰った状態を壊す」、つまり「先制点を取る」というニュアンスで使われるんです。

Chelsea finally broke the deadlock.
(チェルシーがとうとう先制したよ。)

score a clincher

ダメ押し点を入れる

“clincher”には「釘を留める人」や「議論の決め手」、「とどめを刺す言葉」という意味があります。いずれにしても「最後の絞め」という感じですね。

そこから、サッカー用語では「ダメ押し点」という意味で使われます。リードしている中で、相手に「もうダメだ」と思わせるようなとどめのもう1点ってこと。

I want the Antlers to score a clincher.
(アントラーズにダメ押し点を入れてほしいな。)

tying goal

同点ゴール

“tying”は、「同点になる」という意味を持つ英語の動詞”tie”を”ing”をつけて形容詞にしたもの。

“tying goal”で「同点になるゴール」つまり「同点ゴール」ということですね。

Fantastic! Vardy scored the tying goal!
(すごい!バーディーが同点ゴール決めたよ!)

break down

突破する、こじ開ける

“break down”には「突破する」や「こじ開ける」というニュアンスがあり、サッカーでも使うことができます。

相手の守りがしっかりしていて、なかなか攻撃で突破できなかったのを、ようやく崩せたときなどに使える用語です。

Japan finally broke down a disciplined German defence.
(日本はとうとうドイツの堅い守備陣を突破した。)

convert a penalty

PKを決める

この英語表現を直訳すると「罰をひっくり返す」となります。

サッカーの試合中にもPKは行われることもありますが、延長戦にもなって決着が着かないときにPK戦が行われますよね。

それだけやっても決着をつけられなかったことに対する一種の「罰」と考えて、それを「ひっくり返す」つまり「ゴールを決めれば勝利に近づき罰ではなくなる」という風に考えるんですね。

Honda converted a penalty calmly as usual.
(本田はいつも通り落ち着いてPKを決めたね。)

in the clear

フリー

フリーな状態を表す用語は”in the clear”です。

「相手のディフェンスがいない、なんの邪魔もない」という状態を”clear”で表現しています。

Ronaldo is in the clear in the penalty arc!
(ロナウドがペナルティアークでフリーだよ!)

header goal

ヘディングゴール

「ヘディングゴール」というサッカー用語は実は和製英語。英語ではちょっと違っていて、”header goal”と表現するんですよ。

It’s rare that he got a header goal, isn’t it?
(彼がヘディングゴール決めるなんて珍しいよね?)

hold onto the ball

ボールをキープする

「ボールをキープする」というサッカー用語は、英語で”hold onto the ball”ということができます。

そのまま訳すと「ボールに捕まってる」で「選手がボールのところにピタッとくっついてる」ようなイメージですが、つまりは「選手がボールをキープしている」という状態を表現できるんです。

Nakata was good at holding onto the ball.
(中田はボールキープが上手かったよね。)


「守備」に関する用語

s_161967395

intercept a pass

インターセプトする

サッカーで相手のパスを奪う「インターセプト」は、英語でもそのまま”intercept”と言います。

This player is really good at intercepting a pass.
(彼はインターセプトが本当に上手いよね。)

play a blinder

好セーブする、ファインセーブする

キーパーが素晴らしい守備でゴールを防ぐことを、日本語では「好セーブ」とか「ファインセーブ」あるいは「スーパーセーブ」なんていいますよね。

ところが「ファインセーブ」も「スーパーセーブ」も和製英語なんです。

英語のサッカー用語では”play a blinder”と言います。”blinder”の意味は「目をくらますもの」です。

「好セーブ」というのは「あまりにも素晴らしいプレーで目がくらんでしまうほどのもの」ということで、”play a blinder”と表現するんですね。

Wow! Kawashima has played a blinder!
(よし!川島が好セーブしたよ!)

clear off the line

ゴール前でクリアする

この表現で言う”line”は「ゴールライン」のこと。”clear off”には「取り除く」という意味があります。

「ゴールラインで取り除く」、つまり「ゴールラインを割って入りそうだったボールを取り除く」ということで「ゴール前でクリアする」という意味で使うことができるんですね。

I’m relieved that he cleared off the line.
(彼がゴール前でクリアしてくれてよかったよ。)

allow a goal

ゴールを許す、点を決められる

英語でも「ゴールを許す」という感覚なんですね。「許す」という意味の”allow”を使って表現します。

Oh, my gosh! Japan has allowed a goal.
(うわあ!日本が点を決められちゃったよ!)

parry

シュートを防ぐ

“parry”には「回避する」や「攻撃などを受け流す」という意味があり、サッカー用語でこれを使うと「キーパーがシュートを防ぐ」という意味になります。

Buffon parried the long-range shot.
(ブッフォンはロングシュートを防いだ。)

high defense

高い位置でのディフェンス

「高い位置のディフェンス」という用語は、”high defense”です。そのまんまですね。

The U.S. are maintaining quite a high defense.
(アメリカはかなり高い位置でのディフェンスを保っているね。)

allow a tying goal

同点ゴールを許す

「攻撃」に関する用語でも出てきましたが、「同点ゴール」は”tying goal”です。「許す」は”allow”で表現できます。

I can’t believe that they allowed a tying goal in the last 2 minutes!
(残り2分で同点ゴールを許すなんて信じられない!)

bruising tackle

激しいタックル

サッカーでは、時に激しいタックルをして守備をするということがあります。それを表現する用語の1つ。

“bruising”は「打撲」や「痣をつける」という意味を持つ”bruise”の形容詞の形です。つまり、打撲したり痣がつくほど「激しい」という意味になります。

The Japanese player knocked down an opponent with a brushing tackle.
(日本の選手が激しいタックルをして相手を倒しちゃった。)

keep a clean sheet

無失点に抑える

相手に点を取らせず無失点に抑えることを、英語のサッカー用語では”keep a clean sheet”と言います。

“clean sheet”というのは、元々「白紙の状態」という意味。「白紙の状態を保つ」、つまり「相手を何も状態に保つ=無失点に抑える」ということなんですね。

It will be tough for Japan to keep a clean sheet in this game.
(この試合、日本が無失点で抑えるのは難しいだろうね。)


おわりに

今回は、英語のサッカー用語を紹介しました。いかがでしたか?

そのまま日本語の感覚で使えるものもあれば、英語らしくちょっとひねった表現もありましたね。

今回紹介したサッカー用語以外にもたくさんの表現がありますが、まずはこの記事に出てきたものを身につけて実際に試合を見ながらどんどん使ってみましょう!

LINEで送る
Pocket