「違うよ」は英語で?間違えや誤解を指摘する時のフレーズ11選!
会話をしている時に、相手が間違ってるなと思ったり、相手に誤解されてると思ったり、話がちょっと違うなと思ったりすることありますよね。
こういった時「違うよ」は英語でどう言うのでしょう?
今回はそんな「違うよ」を英語のフレーズでご紹介していきます。
間違いを指摘する時
相手に間違っていることを指摘する時の基本的な「違うよ」を、英語のフレーズでいくつか見ていきましょう。
That’s wrong.
それは違うよ。
“wrong” は英語で「間違っている」、「正しくない」などの意味があり、相手に「間違っている」と率直に伝えることになります。
A: He just told me that today’s meeting was cancelled.
(さっき彼が、今日のミーティングはキャンセルになったって言ってたよ。)
B: That’s wrong. It got moved to 2:00 in the afternoon.
(それは違うよ。ミーティングは午後の2時に変更になったんだよ。)
No, it’s not true.
いや、違うよ。
「本当じゃない」や「間違っている」を意味する “not true” を使って、「違うよ」を表す英語のフレーズになっています。
A: I heard the food at this restaurant is horrible.
(このレストランの食事はまずいって聞いたけど。)
B: No, it’s not true. Their food is pretty good.
(いや、違うよ。結構美味しいよ。)
You’re mistaken.
違うよ。
“mistaken” は「間違った」、「誤解した」、「思い違いの」などの意味があります。”You’re mistaken.” で「あなた誤解してますよ」や「あなた間違ってますよ」などの「違うよ」を英語で表現しています。
A: He is thinking of quitting his job.
(彼は仕事を辞めることを考えてるよ。)
B: You’re mistaken. He’s just tired.
(違うよ。ただ疲れてるだけだよ。)
You misheard me.
違うよ。
「聞き間違え」という意味の “misheard”。ここでは「あなたは私の言ったことを聞き間違えてますよ」という気持ちを伝える「違うよ」を英語のフレーズで表しているのです。
A: You were supposed to meet me at the gym today.
(今日ジムで会う予定だったよね。)
B: You misheard me. I said tomorrow.
(違うよ。明日だよ。)
他にもこんな言い方ができますよ!
You heard me wrong. (違うよ。)
誤解を解く時
次は、「誤解されているな」や「そうじゃないんです」と思った時の「違うよ」を表現する英語のフレーズをいくつか見ていきましょう。
I didn’t mean that.
そんなつもりじゃなかったんです。
“didn’t” は “don’t” の過去形です。そして動詞の “mean 〇〇” はここでは「〇〇を意図する」や「〇〇のつもりで言う」などの意味があります。
“I didn’t mean 〇〇.” で「私は〇〇の意図はなかった。」や「私は〇〇のつもりではなかった。」ということを表現する英語のフレーズになるのです。
A: I think you hurt her feelings.
(彼女の心を傷つけたみたいだよ。)
B: I didn’t mean that.
(そんなつもりじゃなかったんです。)
That’s not what I said.
そうとは言ってません。
“That’s not” は「そうではない」ということ表し、”what I said” は「私が言ったこと」という意味です。
“That’s not what I said.” は直訳すると「私が言ったことはそうではない。」となりますが、ニュアンス的には「そうとは言ってません。」と誤解を解こうとする英語の表現になります。
A: You said I shouldn’t see him anymore.
(彼とはもう会わない方がいいって言いましたよね。)
B: That’s not what I said. I said you should be careful.
(そうとは言ってません。気をつけた方がいいよって言ったのです。)
No, it’s not like that.
いいえ、そうじゃないんです。
“like that” は「そんな具合」や「そんな感じ」という意味の英語です。”It’s not like that.” で「そんな感じではない」や「そうじゃないんです」と、誤解を解こうとする気持ちを伝えることになります。
A: I heard you two are seeing each other.
(あなた達お二人付き合ってるって聞きましたよ。)
B: No, it’s not like that. We’re just friends.
(いいえ、そうじゃないんです。ただの友達ですよ。)
That’s not the point.
そういう問題じゃないんです。
ここでの “point” は「論点」や「重要点」の意味で、”That’s not the point” は「論点からずれている」、「そういう問題ではない」ということを伝える表現になります。
会話をしている時に、「あれ、的が外れてるな」と思った時に使える英語のフレーズです。
A: But this is a bargain price!
(でも格安ですよ!)
B: That’s not the point. You have to stop buying things you don’t need.
(そういう問題じゃないんです。必要ではない物を買うのは止めるべきです。)
話が違う時
次は、相手と話している時に「あれ、話が違う」と思った時に使える「違うよ」を英語フレーズで見ていきましょう。
That’s not what you said.
話が違いますよ。
“what you said” は「あなたが言ったこと」を意味し、”That’s not what you said” は直訳すると「それはあなたが言ったことではない」となります。「あなたが言ったこととは違う」や「話が違う」を表現する英語のフレーズになるのです。
A: The shipment is arriving in three weeks.
(荷物は3週間後に届きます。)
B: That’s not what you said. You said it would take only one week.
(話が違いますよ。1週間で届くと言われましたよね。)
That’s not what we agreed.
話が違います。
「同意したこと」を表す “what we agreed” をフレーズの中に入れて、「同意したこととは違っている」、または「話が違う」という気持ちを伝えることになります。
A: We’ll split the profit fifty-fifty.
(利益は半々に割りましょう。)
B: That’s not what we agreed.
(話が違います。)
It’s different from what you promised.
約束が違います。
“It’s different from 〇〇” は「〇〇とは違う」という意味です。”what you promised” が「あなたが約束したこと」を表し、フレーズ全体では、「あなたが約束していたこととは違う」や「約束が違う」ということを表現しています。
A: I’m going to see a movie with my friend this evening.
(友達と今晩映画を観にいきます。)
B: It’s different from what you promised. You’re supposed to work on the project tonight.
(約束が違います。今晩はこの企画に取り組む予定でしたよね。)
おわりに
いかがでしたか?探していた「違うよ」のフレーズは見つかりましたか?
基本表現や誤解を解く表現、また話が違うことを伝える表現まで、場面によっては色々な英語の言い回しがありましたね。
シンプルな英語のフレーズをいくつか丸覚えして、英会話の中でぜひ使ってみてください。