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「怖い」を英語で表現!恐ろしい気持ちを伝えるフレーズ13選!

 

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怖い!と思ったとき、英語だと“I’m scared!”がとっさに出そうですよね。実際にこの表現は一番基本的なフレーズです。

でもその「恐ろしい」という気持ちを伝えるときに、同じ言い方ばかりだとなんだかつまらない…と思っている方、多いのではないでしょうか?

そんな方のために、怖さを感じたときの状況、どれくらい、またどのように怖かったのか、によって言い分けられる「怖い」気持ちを表す英語を13通りの表現でご紹介します!



ちょっと怖い時

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He was spooked by ◯◯.

彼は◯◯にビビった。

恐怖、というほどでもない程度で「怖い」とき、少しびくっとしたときなどに「ビビる」なんて表現、使うときありますよね。この”spook”は一番怖さレベルが低い、ビビったときにピッタリです!

My cat was spooked by the dog barking outside.
(外で犬が吠えて、うちの猫がちょっとビビってた。)

特に動物が「怖がる」という状況を表す場合によく聞きますよ。

It’s creepy.

気味が悪い。

なんだかゾッとする、胸がざわっとする、という感情を「気味が悪い」と言いますが、この”creepy”はその状態を表すのにピッタリです。

That horror movie was really creepy.
(あのホラー映画は気味悪かったね。)
Yea, I’d say the main guy makes it even creepier.
(うん、どっちかって言うとあの主人公の男が超気味悪かったよ。)

程度の低めな恐怖感、不愉快な気持ちを含む英語です!サイコパス映画をみたときなどのあの感情ですね…!

I fear ◯◯.

私は◯◯に恐れています。

こちらは馴染みのある英単語ではないでしょうか?日本語にすると「恐れる」「怖がる」という単語でくくられてしまうのですが、「不安」な気持ちを少し含むニュアンスがある英語、と知っておくと使い分けやすいかもしれません。

I used to fear being left alone when I was a kid.
(子供のころは1人になるのが怖かったなあ。)

動詞だけでなく名詞としても使えます。

People who jump out of airplanes have no fear of heights.
(飛行機から飛び降りられる人って、高所恐怖症とは縁がないよね。)

She is paranoid.

彼女は(考えすぎで)怖がっている。

この単語、辞書では「偏執狂」と出てきます。“へんしゅうきょう”は簡単にいうと「妄想癖のある」ことを指し、さらに砕いていうと「心配性」といった意味合いがあります。

実際に本来の「ある事柄に異常に執着して病的な態度を示す人」を意味して使うときももちろんありますが、ネイティブが普段の生活で軽く使うときもあるんです!

そういう場合は上記で説明したニュアンスになったり、「心配しすぎて恐れる」のような状況を指す表現にもなったりするんですね。

I was paranoid that I was gonna fall off the cliff.
(崖から落ちるんじゃないかって怖かった。)

I’m paranoid of flying in airplanes.
(飛行機に乗るのはとっても不安だ。)

「実際に起こりうることに対する恐怖心」を表すのに使える英語です!辞書だけではわからない、ネイティブスピーカーが実際に普段使いする意味をもつ英語として覚えておけば、「お、よく知ってるな!」と感心してもらえるかもしれませんね。

He is alarmed by ◯◯.

彼は(不安を感じて)◯◯ を怖がっている。

“alarm”といえば、みなさんご存知の目覚まし時計やタイマーで聞くあの音を想像できますよね。その警告音を指す英語を使って「怖い」気持ちを表現できます!

The police were alarmed by a lot of robberies in the area.
(そこにいた強盗の数が多くて、警察は不安から怖くなった。)

この例文でみると、警察たちは大人数で犯行を行う強盗犯に「不安からくる恐怖」を感じた、ということで怖さを表現しています。

The captain knew there was an engine fault but didn’t want to alarm the passengers.
(機体にエンジントラブルがあると知っていたが、機長は乗客を怖がらせたくなかった。)

このように人を不安にする、怖がらせる、という文章でも使えますよ!


まあまあ怖い時

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I’m scared of ◯◯.

私は◯◯が怖い。

こちらは怖さを伝える表現としては最も基本的な英語フレーズですよね。

I’m scared of my parents. They’re too strict.
(両親が怖いんだ。二人とも厳しすぎるよ。)

身が硬直してしまう怖さではなく、少し「おびえる」というニュアンスを上手に伝えることができる英語です!

I’m afraid of ◯◯.

私は◯◯が怖い。

こちらもとってもよく知られた表現ですね!なにかに傷つけられる、なにか苦しいことが起きる、という恐怖に対する場合に使うことを意識すると良いです。

Ever since some dog bit me when I was a child, I’ve been afraid of dogs.
(子供の頃にどこかの犬に噛まれて以来ずっと、犬がダメになっちゃったんだ。)

He threatened me.

彼は私を脅した。

人に脅迫される、何かに脅かされる場合に感じる恐怖感を表せます。

誰かの要求通りにしない場合、なにか痛い目にあう、めんどうなことが起こる、というような威圧感による恐ろしさなので、その原因を作るなにか対象の人物や物事があるときに使える英語です!

The robber threatened the clerk with a gun.
(強盗が銀行員を銃で脅した。)

It frightened me.

それは私を(急に)怖がらせた。

こちらはなにか予想外な、予期していない出来事からくる怖さを表現します。なにかを見て驚く、誰かがいたずらで驚かしてくる、といった状況で使えます。

Seeing that big spider frightened me!
(あの大きい蜘蛛見た時、すっごく怖かった!)


怖いレベルMaxの時

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I’m scared to death.

死にそうなくらい怖い。

さてこちらは「まあまあ怖いときに使える表現」ですでにご紹介した単語”scared”を使ったフレーズです!さきほどは”scared of”で怖さを表現しましたが、ここでは”scared to”を使い「死ぬほど怖い」といった言い回しをしています。

When I first rode on the roller coaster, I was scared to death.
(初めてジェットコースターに乗ったとき、死ぬほど怖かったよ。)

“I’m scared of death”にすると「死ぬのが怖い」という全く違う意味の英語になってしまうので気を付けましょう!

I’m terrified of ◯◯.

私は◯◯がとても怖い。

とっても怖い!と言いたいときに使えます!例えば女性で多い「クモやヘビが大っ嫌い」という場合、”terrified”を使えば「怖くてみるのもいや!」というくらいに恐れていることが伝わりますよ。

I’m terrified of heights so can’t go on any rides at Universal Studios Japan.
(私は高いところがすっごく怖いから、USJの乗り物は乗れないなあ。)

I was petrified.

私は(腰が抜けるほど)怖がった。

こちらは最上級に怖いときに使える英語です!あまりの怖さに腰が抜けて動けない、というイメージですね。なにか心霊現象に出くわした、猛獣に遭遇した、または殺人現場を目撃してしまった!なんてときにピッタリではないでしょうか。

I was petrified when I saw a ghost.
(オバケ見たときは腰が抜けそうなくらい怖かったね。)

例文での使い方以外に、”be petrified of~”という形でも使えますよ。

I am chilled to the bone.

動けないほど怖い。

身体が硬直して身動きがとれないほど怖い!というフレーズです。辞書では「寒くて身体の芯から冷える」という意味として出てくる言い回しの英語です。

一般的には「底冷えする寒さ」を表現する場合に使われますが、このように「身動きがとれないほどの怖さ」を表現することもできるので、怖いという気持ちを伝える際のレパートリーを増やしたい!という方にオススメです。

I was chilled to the bone by seeing dead bodies.
(死体を目の前にしたとき、怖くて動けなかったよ。)

おわりに

「怖い」という気持ちを日本語で表す場合、多くの人が「とても怖い」や「~するほど怖い」など、他の単語とあわせてその程度を表現するのではないでしょうか?

そう考えると英語の方が怖さに関する言葉の点ではボキャブラリーが豊富と言えるかもしれないですね。

日本語の辞書だけでは見つけられない言い回しもいくつかご紹介しましたので、それらをナチュラルに使いこなせると、周りの人と少し差がつけられるかも?!

どんどん活用していってくださいね!

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