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「つまり」は英語で?要するにどういう事か説明したい時の表現14選!

 

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長い話を簡単にまとめたい時、話の要点をかいつまんで伝えたい時、日本語で「つまり」「要するに」ってよく言いますよね。

日常会話だけでなく、ビジネスの場でも上手く使いこなせると便利なこの表現、英語ではどうやって言うのでしょうか?

今回はこの「つまり」という英語表現を、3つのカテゴリーにわけて紹介していきます。



言い換えると

まずは、同じことを別の言い方で表現したい時に使える「つまり」の英語フレーズを見ていきましょう。

In other words,

つまり、

こちらのフレーズは、直訳すると「別の言葉では」となります。

相手がより理解しやすい言葉に言い換えたり、難しい事を簡単な言葉を使って説明したい時に、「こんな風にも言えるよ」「つまりは〜ということだよ」といったニュアンスで使える英語フレーズです。

A: How was the movie?
(映画はどうだった?)
B: It was so-so. In other words, kind of boring.
(まぁまぁだったよ。つまりは、いまいちだったってこと。)

ちなみに書き言葉では、こんな風に略語としても使えますよ。

IOW(つまり)

To put it another way,

つまり、

英語”put”はたいてい「置く」という意味で使いますが、ここでは「頭の中にあることを言葉として外に置く」というイメージで「言う」「言葉で表現する」という意味になります。

直訳すると「それを別の言い方で表現すると」となり、”In other words,”と同じように「つまりは〜ということだよ」というニュアンスで使える英語フレーズです。

A: It’s getting so cold these day. I hate winter.
(最近、すっごく寒くなってきたね。冬ってほんと嫌い。)
B: Yeah right. But to put it another way, the holiday season is coming! I can’t wait to go Christmas shopping.
(ほんとそうだね。でもそれってつまりは、もうすぐホリデーシーズンって事だよ!クリスマスショッピングに行くのが待ち遠しいなぁ。)

Let me put it this way,

つまり、

“let me ◯◯”は「私に◯◯させて」という意味で使え、少し丁寧な感じが出せる定型フレーズ。フレーズ全体を直訳すると「それをこの言い方で言わせて」となります。

こちらも同じことを別の言い方で表すことができるフレーズですが、主に、自分の意図が相手にちゃんと伝わっていない場面で「別の言い方で言わせて」といったニュアンスで使うことが多いですね。

A: I don’t think he’s a management material.
(彼は、マネージャーには向いてないと思うよ。)
B: Why is that? I think he’s experienced enough. 
(なんで?彼は経験豊富だと思うけど。)
A: Let me put it this way, he’s experienced, but lacks leadership skills.
(つまり、彼は経験豊富ではあるけど、リーダーシップを発揮できるタイプじゃないってこと。)

他にも、”put”を”say”に変えても同じニュアンスで使えます。

Let me say it this way,(つまり、)

さらに、「別の言い方で言う」という意味の”rephrase”を使ってこんな風に言ってもいいですね。

Let me rephrase it,(つまり、)

aka,

別名、

こちらは”also known as”の略語です。”known”は英語で「知られている」「知名度のある」という意味で、”also known as”は「〜としても知られている」といったニュアンスになります。

発音はアルファベット読みで「エーケーエー」。書き言葉の略語としてだけでなく、口語としてもカジュアルに使える英語表現ですよ。

A: What are you drinking? That’s so dark.
(何飲んでるの?すごい黒いんだけど。)
B: Oh, this is called charcoal latte aka goth latte. It’s a new detox drink made with activated charcoal powder.
(あぁ、これはチャコールラテ、別名ゴスラテとも呼ばれてるよ。新しいデトックスドリンクで、活性炭パウダーが入ってるんだ。)

i.e.

つまり、

こちらは、書き言葉で使う英語表現です。もともとラテン語”id est”の略語で、「すなわち」「言い換えれば」といったニュアンスがあります。

This virus develops after the short incubation period, i.e. 3 to 5 days.
(このウイルスは短い潜伏期間、つまり3日から5日を経て、発症します。)


簡単に言うと

続いて、同じことをより簡潔に言いたい時に使う「つまり」の英語フレーズを紹介します。

To make a long story short,

手短かに言うと、

“make ◯◯ △△”は英語で「◯◯を△△にする」という意味なので、”make a long story short”で「長い話を短くする」となります。

話せば長くなりそうな話を短く簡単に言いたい時、いちいち流れを説明するのが面倒な時などに使える英語表現です。

A: How was your first date with Jay?
(ジェイとの初デートはどうだった?)
B: Well, to make a long story short, he was an asshole.
(うん、手短かに言うと、ほんと最低なヤツだったよ。)
A: Oh, I’m sorry to hear that…
(あら、それは残念だったね…。)

他にも”a long story short”という表現を使って、こんな風にも言えますよ。その時の気分によって使い分けてみてください。

To cut a long story short,(手短かに言うと、)

Long story short,(手短かに言うと、)

In a nutshell,

手短かに言うと、

英語”nutshell”は「木の実の殻」という意味。

「その小さな殻の中に入れると」というところから、「簡潔に言うと」「手短かに言うと」というニュアンスで使われる表現になります。

こちらも長い話を簡潔に話したいときに便利です。

A: I heard you had a fight with Nancy. Are you guys ok?
(ナンシーとケンカしたって聞いたよ。大丈夫?)
B: Oh we’re good now. In a nutshell, we just had a misunderstanding.
(あぁ、それならもう大丈夫だよ。手短かに言うと、ちょっと誤解があっただけなんだ。)

To put it simply,

簡単に言うと、

すでに紹介しましたが、”put”は「言う」「言葉で表現する」という意味のある英語でしたね。

直訳すると「それをシンプルに言うと」となり、こちらも長い複雑な話を端的に言いたいときに使える便利な英語表現です。

A: Hey, you’re looking so good these days! What’s your secret?
(ねぇ、最近すごく綺麗になったよね!何かしてるの?)
B: Maybe because I’ve been doing Pilates. To put it simply, it’s like a mix of yoga and aerobics.
(たぶん、ピラティスをやってるからかな。簡単に言うと、ヨガとエアロビクスを一緒にしたようなエクササイズだよ。)

Basically,

簡単に言うと、

“basically”は英語で「基本的には」「根本的には」という意味ですが、そこから物事の根本の部分を簡単に表すのに使えるフレーズになります。

「細かいことは置いといて、この話の根本を簡単に言うと」というニュアンスで、日常生活でも気軽に使える表現なので、覚えておくと便利ですよ。

A: Why are you going to quit your job?
(なんで仕事辞めることにしたの?)
B: Basically, I’m not happy that I have so much overtime work.
(簡単に言うと、残業が多すぎるのが嫌なんだ。)


要点は

最後に、要点のみをまとめて言いたい時に使える英語フレーズを紹介します。

To sum up,

要点をまとめると、

英語で”sum up”は「要約する」「まとめる」という意味。

日常生活というよりは、長いスピーチやプレゼン、レポートの発表などの最後で、要点をまとめて示したいときに使える表現です。

A: To sum up, our new charcoal infused cloth is not only highly absorbent and quick-drying but also naturally antibacterial. It’s perfect for home use. 
(要点をまとめますと、弊社の新しい商品、炭を染み込ませた布素材は、吸水性や速乾性に優れているだけではなく、天然の抗菌効果もあります。日用品にはぴったりです。)
B: Sounds like a great material for a bath towel.
(バスタオルを作るにはとても良い素材のようですね。)

In short,

つまり、

“short”は英語で「短い」ですね。”In short,”は「短くすると」という意味になります。

具体例をあげたり、詳細について説明した後で、要点だけを短く言いたい時に使えますよ。

A: This wine goes well with chocolates, creme brulee, fruits compote, etc. In short, anything sweet.
(このワインは、チョコレートやクリーム・ブリュレ、フルーツのコンポートなどに合いますよ。つまり、甘いものなら何でもってことですね。)
B: That’s great.
(それはいいですね。)

The point is that ◯◯.

要するに、◯◯だ。

“point”は日本語でも「ポイント」「要点」として使われる英語ですね。

話の要点を伝えたい時によく使われる便利な言い方になります。自分の意図が上手く相手に伝わっていないと感じた時や、ポイントをわかりやすく伝えたい時に使うと効果的ですよ。

ちなみに”that”は省略することもできます。

A: I wanna wake up early every morning to do yoga like you do, but I can’t keep my motivation up…
(あなたみたいに毎朝早起きしてヨガしたいんだけど、なんかやる気が続かないんだよね…。)
B: You just need to force yourself for the first couple of days no matter what. The point is that once it becomes your habit, anything is easy.
(最初の何日かは、無理矢理やらなきゃだめだよ。要するに、習慣化すれば何でも簡単にできちゃうってこと。)

The bottom line is that ◯◯.

肝心なことは、◯◯だ。

“bottom line”は直訳すると「一番したのライン」です。そこから「最も重要なこと」「結論」といった意味になります。

「(色々と話したけど)要するに一番肝心なことは◯◯だ」とか「(色々と考え方はあるけど)結論としては◯◯だ」といったニュアンスで、肝心なことを伝えるときの英語フレーズです。

カジュアルな日常生活でもビジネスでも幅広く使えますが、ここぞという時に使うと相手に響くフレーズでもあるので、使いこなせるといいですね。

こちらも”that”は省略可能です。

A: He hasn’t got back to me yet. I told him to reply to my email within this morning.
(彼からまだ返事が来てないよ。今朝のうちにメールに返信するように言ったんだけど。)
B: OK. The bottom line is that he doesn’t seem like a reliable business partner.
(了解。要するに、彼は取引するのに信用できなさそうだね。)

The thing is that ◯◯.

要するに、◯◯だ。

こちらは「つまり、何が言いたいかっていうと」「要するに、〜ということなんだ」というニュアンスで使える英語表現で、ネイティブもよく使っています。

「実は」「要するに」「ここでの問題は」など状況によって少しずつ訳は変わりますが、話の要点や一番伝えたい重要な事を話すときの前置きとして広く使えるので、覚えておくと便利ですよ。

“that”は省略も可能です。

A: You’re coming tonight, right?
(今夜、来るんだよね?)
B: Sorry, I don’t think I can. The thing is that I’m a bit tied up now.
(ごめん、行けそうにないや。要は、今ちょっと手が離せないことがあって。)

おわりに

いかがでしたか?状況によって様々な言い方ができますね。

誰でも長々と説明されるのはあまり好きではありません。物事をわかりやすく説明するためにも、ご紹介した「つまり」という英語フレーズを上手く使いこなしてみてくださいね!

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