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プレイボール!ファン必見の野球観戦中に役立つ英語表現28選!

 

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アメリカの国民スポーツの一つである野球。メジャーリーグベースボールをテレビで楽しむのも良し、観光がてら本場アメリカの球場で野球観戦をするのも良いですね。野球ファンにとっては、どちらの観戦方法でも楽しい時間を過ごせるはずです。

今回はそんな「野球観戦を何倍も楽しくする英語表現」を紹介します!野球の英語が分かれば現地の実況も理解できますし、球場で観戦中に応援だってできちゃいます!コミュニケーションを通してファン同士で仲良くなることも…!?



野球の基礎用語

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野球観戦時に欠かせない基本用語をまず紹介します。私たちが使っている野球用語は、意外に和製英語が多いんですよ!

strikeout

三振

打者(batter)が投手(pitcher)からストライクを3つ取られると三振となります。

また野球用語から転じて、日常会話でも”strikeout”が使用されることがあります。何かヘマをおかした時などに使い、「やり損ない」や「失敗」を意味する英語です。一緒に覚えておきましょう!

fast ball

直球

日本語ではストレートと言いますが、英語では”fast ball”と呼ばれます。真っすぐというより速いという感覚で、英語ではフォーカスを置いている部分が違うのが面白いですね!

walk

フォアボール

そもそもフォアボールは”four”と”ball”を組み合わせた和製英語です。投手が打者にストライクでない球を4回投げると、打者は一塁(first base)に進むことができます。その「歩く」という行為から”walk”と呼ばれています。

他にもこんな言い方がありますよ。
base on balls

また打者は何もしなくても一塁に進むことができるため、「無料のチケット」なんていう呼び方もあります。
free ticket

ground ball

ゴロ

ゴロも和製英語で、打者が打ったボールが地面にあたって転がりながら進んでいくことを指します。ゴロという呼び名は”ground”の音が転じたとも言われますし、ゴロゴロ転がっている様子から取られたとも言われています。

他にもこんな言い方がありますよ。
grounder
bouncer

double

二塁打

二塁打は日本語でツーベースヒットとも呼ばれますが、これは英語の”two-base hit”から取ったものです。アメリカでは当初この呼び名が普通だったのですが、スラングである”double”が今では定着するようになりました。ヒットを表す時は、”hit”という言葉はつけずにsingle, double, tripleなどの数だけを言う傾向にあるようです。

grand slam home run

満塁ホームラン

満塁ホームランはこれ以外にも”grand slam”や”grand slam homer”と呼ばれます。他のスポーツ界で”grand slam”は「全種目優勝」などの意味があり、全てにおいて成功をおさめた時に使われる英語としても知られています。

top of the fifth inning

3回表

野球における回は”inning”と呼ばれます。日本語でも「イニング」と言うことがありますよね。そして英語で表と裏は、上と下で言い表されます。

「裏」はこのように表現します!
bottom of the ninth inning(9回裏)

lead-off man

トップバッター

このトップバッターも和製英語です。本場では”lead-off man”、もしくは”lead-off batter”と言われます。また日常会話でも「最初に挑む人」という意味で比喩的に使われることもありますよ!

closer

抑え投手

野球観戦時の見物、最後を締める役割の抑え投手は”closer”(クローザー)と呼ばれます。「ストッパー」と日本語で言うこともありすが、これは和製英語ですので注意しましょう!

ちなみに先発投手と抑え投手の間を担当する「中継ぎ投手」は、こういう呼び方をします。
middle relief pitcher
middler reliever
setup pitcher
setup man


応援する

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野球観戦時に応援はつきもの!かけ声を覚えて、楽しく観戦しましょう!

Let’s go ○○!

○○いけー!/頑張れー!

チームや特定の選手を応援する時は、このフレーズを使いましょう。○○に応援したい対象をいれるだけでいいので、野球観戦中に気軽に使える英語ですね!

“Let’s”をつけないこともありますよ。
Go Yankees!(ヤンキースいけー!)

Come on!

頑張れ!

英語の”Come on!”には、「早く来なさい!」の命令や、「しっかりしろ!」の喝、「まさか!」といった疑いの気持ちなど、様々な意味があります。その中の一つに応援する「頑張れ!」という意味があるので、野球観戦時はこの言葉を使ってみましょう。

シチュエーションによってはヤジのようにもなってしまうので、気をつけたいですね!

We need a hit!

打ってくれ!

直訳で「私たちはヒットが必要だ!」と言うことで、「打ってくれ!」というファン全員の気持ちを表現することができます。スポーツバーなどで野球観戦中に言ってみたい言葉ですね。

Charge!

いけー!

“charge”には「突撃する」、「体当たり」するという意味があることから、スラングとして「いけー!」に近い表現として使われています。「頑張ってやってみる」という”Go for it!”と似たような英語ですね。

野球観戦時はスタジアムの電光掲示板等で、この言葉が表示されるのを見れるかもしれません!

Atta boy!

よくやった!

That a boy!”の略で、軍人が良い仕事をした時にかけた言葉からの発祥と言われています。”Good job!”(よくやったね!)という英語に近く、「それでこそ男だ!」、「いい動きだ!」というように、相手を褒める時に使いますよ!

野球観戦以外で使う時、場合によっては相手を見下した発言に聞こえるので気をつけましょう。

That’s it!

そう、それでいい!

野球観戦中に選手がナイスプレーをした際、「そうだよ、それでいいんだよ!」、「いいね!」という気持ちを表す時にピッタリの表現です。

Strike him out!

三振に切って落とせ!

応援しているチームの投手にかける言葉で、対戦相手を三振にさせるくらい良い球を投げて欲しいに使いたいですね。野球観戦中にファンの間で多用される言葉です。


試合に関して質問する

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野球観戦を途中から始めた際などに使える質問フレーズです!

Who’s playing who tonight?

今夜はどことどこの対戦?

今夜開催されている試合の対戦相手を知りたい時は、この英語を使って聞いてみましょう。

また対戦する片方のチームを知っていたら、こんな聞き方もできますね。
Who are the Dodgers playing tonight?(今夜はドジャースはどこと対戦?)
Who are the Giants playing against tonight?(今夜は巨人はどこと対戦?)

What’s the score?

スコアは?

気になるチームの試合経過を聞く場合は、この英語表現を使いましょう。

どちらが勝っているかという戦況を試合途中に聞く時は、こんなフレーズもありますよ!
Who’s ahead?(どっちが勝ってるの?)
Who’s winning?(どっちが勝ってるの?)

What inning is it?

今何回?

野球観戦を途中から始めた際、現在の回を聞く時に便利な表現です。こういった会話を通してファン同士で仲良くなれるといいですね。

試合の感想を言う

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野球観戦中に試合のコメントをする時に使いましょう!

It is a bang-bang play.

際どいプレイだね。

アウトかセーフか判定しにくい際どいプレイのことを”close play”というのですが、このような状況を表すスラングが”bang-bang play”です。”bang”は英語で鉄砲の「バーン」という発射音を表す言葉で、どちらが打つ/勝つか分からないヒヤヒヤの状態に喩えて使われています。

It’s a close game.

接戦だね。

両チームとも互角でどちらが勝つか予想がつかないほどの接戦であったら、この表現を使ってみましょう。こんな試合の時こそ、楽しい野球観戦になりそうですね。

They are having an off day.

今日は調子悪いね。

何度も野球観戦をしていると、応援しているチームの調子の善し悪しがすぐ分かってくるものです。
「休みの日」を”off day”をいうのですが、この言葉は「調子の悪い日」、「ついていない日」といった意味も持ちます。チームが本領を発揮できていない時に言ってみたいですね。

Good game!

いい試合だ!

見応えのある内容だったり、応援しているチームが調子のいい時は、シンプルにこのフレーズを言ってみましょう!

野球観戦後は、過去形にしてもいいですね。
That was a good game!(いい試合だったね!)

実況する

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野球観戦時に実況の言葉を理解できると、より試合が楽しくなりますよ!

It’s going, going, going…gone!

伸びて伸びて伸びて…入ったー!

野球観戦中に実況アナウンサーが使う言い回しとして覚えておきたいのがコチラ!打者が打った球が高く上がり、そのままホームランになる場面を表現したフレーズですね。

ちなみに球が高く上がることを、こう言います!
It’s going deep!(高い!)

またホームランが入った後に、「もうとれないよ!」、「さようなら!」という気持ちを込めてこんなことを言ったりもします。
See ya!(さようなら!)
Goodbye, baseball!(さようなら!)

He cleared the bases with a home run!

ホームランで走者を一掃しました!

ホームランを放ち、満塁時に打者がランナー全員を返した時に実況が使う言葉です。応援しているチームであれば非常に気持ちいい瞬間です!

Here comes a pitch.

さぁ振りかぶって…

投手が投げる動きに入った時に、実況が使う表現です。おそらく野球観戦中、非常によく耳にする言葉だと思います。

He got hit by the pitch.

デットボールを受けました。

投手が投げたボールが打者に当たってしまった様子を表すなら、この表現を使いましょう。

英語でも”dead ball”という言葉はありますが、「試合をとめている時のボール」を意味し、日本語でいう死球を指してはいません。

Swing and miss!

空振り!

「振る」という”swing”のあとに「当たらない」という”miss”が続くことで、「空振り」を表しています。

おわりに

いかがでしたか?
日本で使う野球用語は、かなり和製英語が多くありましたね。正しい言葉を知っていると、実況の中に使われる英語も聞き取りやすくなります。
白熱した試合の野球観戦中に、是非今回紹介した表現を使ってみてください!

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