気になる話題イッパイ!英会話の上達に役立つニュースメディア

「酸っぱい」は英語で?酸味/甘酸っぱい/口酸っぱくの表現9選!

 

LINEで送る
Pocket

「酸っぱい」は、柑橘類や酢などの酸味を表す時によく使う表現ですよね。

また、少しほろ苦い切ない思い出を「甘酸っぱい」、何度もアドバイスすることを「口を酸っぱくする」と言います。

このような、「酸っぱい」に関連する表現を英語ではどのように言えばいいのでしょうか?

今回は「酸っぱい」の英語フレーズをご紹介します!



味覚の表現

まずは、酸味を表す時の英語フレーズを見ていきましょう!

This is too sour for me.

私にはすっぱすぎるな。

“sour”は「酸っぱい」の一般的な英語表現です。

ただ、少し酸味が立ちすぎる時や腐りかけの酸っぱさがある時などネガティブな意味合いで使われることが多い表現でもありますので、気をつけて使いましょう。

A: This is too sour for me.
(私には酸っぱすぎるな。)
B: Really? It’s just right for me.
(本当?私にはちょうどいいよ。)

I love tart frozen yogurt.

酸っぱいフローズンヨーグルト大好きなんだ。

“tart”は「酸っぱい」という意味の形容詞です。果物やヨーグルトなどの美味しい酸っぱさを表すことができます。

よく知られている“sour”を使うと酸味が強すぎる印象を与えてしまうかもしれないので、いい意味で酸味があって美味しいことを伝えたい時には、ぜひこの”tart”を使ってみてください。

A: I love tart frozen yogurt.
(酸っぱいフローズンヨーグルト大好きなんだ。)
B: I love it too. I make it at home.
(私も大好きなんだ。家で手作りするんだよ。)

Tangy orange cake is my favorite cake to bake.

酸味のあるオレンジケーキは、作るのが得意で大好きなケーキなんです。

“tangy”は、特に柑橘類の酸味を表すことのできる英語表現です。

また、ぴりっとスパイスのきいた酸味や辛味を表すこともできます。

A: You’re a good cook. I love this cake.
(料理上手だよね。このケーキ大好き。)
B: Thanks. Tangy orange cake is my favorite cake to bake.
(ありがとう。酸味のあるオレンジケーキは作るのが得意で大好きなケーキなんです。)

I like this zesty lemon sauce.

このレモンの爽やかなソース好きだな。

“zesty”は、柑橘類の風味がほんのりする爽やかさを表すことのできる英語の表現です。

“zest”に「風味付けをする柑橘類の皮」という意味があり、この”zest”の形容詞が”zesty”になります。

A: I like this zesty lemon sauce.
(このレモンの爽やかなソース好きだな。)
B: Yeah. I want to know the recipe.
(うん。レシピを知りたいな。)

This soup is too vinegary.

このスープは酢がききすぎて酸っぱいね。

“vinegary”は「酢の多い」「酸っぱい」という意味の形容詞です。

「酢」という意味の“vinegar”から派生した言葉ですので覚えやすいですよね。酢がたって酸味が強すぎるニュアンスがありますので気をつけて使ってください。

A: This soup is too vinegary.
(このスープは酢がききすぎて酸っぱいね。)
B: I like vinegar, but this is too much.
(酢は好きだけど、これは多すぎるね。)

Put on this sweet and sour cranberry sauce.

この甘酸っぱいクランベリ―ソースをかけてみてください。

「甘い」という意味の“sweet”と「酸っぱい」という意味の”sour”を合わせると、「甘酸っぱい」という意味になります。

果物やデザートの他に、エスニック料理のソースの味を表す時などにも使える英語の表現です。

A: Put on this sweet and sour cranberry sauce.
(この甘酸っぱいクランベリ―ソースをかけてみてください。)
B: Wow, it tastes better.
(わー、もっと美味しくなった。)

Making good coffee requires balancing bitterness and acidity.

美味しいコーヒーは苦味と酸味のバランスが大切だ。

“acidity”は「酸味」という意味の名詞です。

コーヒーやワインなどが持つ味わいの要素の1つである「酸味」の英語表現ですので覚えておくと便利です。

A: Making good coffee requires balancing bitterness and acidity.
(美味しいコーヒーは苦味と酸味のバランスが大切だよ。)
B: My coffee sometimes tastes sour.
(私がいれたコーヒーは時々酸っぱいことがあるんです。)


味覚以外の関連表現

次は「口を酸っぱくする」「甘酸っぱい思い出」など、味覚以外の関連表現を見ていきましょう!

I told him until I’m blue in the face.

口を酸っぱくして彼に言ったんだけどね。

“until I’m blue in the face”は「口が酸っぱくなるまで」と同じニュアンスで使える英語フレーズです。直訳すると「顔が青くなるまで」となります。

くたくたになるまで言い続けたりやり続けたりしたにもかかわらず、その努力も無駄に終わってしまった時に使える表現です。

A: It seems like he still doesn’t understand.
(彼はまだわかってないみたいだね。)
B: I told him until I’m blue in the face.
(口を酸っぱくして彼に言ったんだけどね。)

That’s my first love, a bittersweet memory.

それが私の初恋、甘酸っぱい思い出だよ。

思い出が「甘酸っぱい」と言いたい時は”bittersweet”を使うのが自然です。

この場合の日本語の甘酸っぱさには、「切ない」「ほろ苦い」というニュアンスが含まれていますよね。

”bittersweet”は、この日本語の持つニュアンスに最も近い英語表現だと思いますので使ってみてください。

A: That’s my first love, a bittersweet memory.
(それが私の初恋、甘酸っぱい思い出だよ。)
B: Don’t you keep in touch with him?
(彼とは連絡取ってないの?)
A: No. I wonder where he is now.
(取ってないよ。今どこにいるのかなあ。)


おわりに

いかがでしたか?

今回は「酸っぱい」の英語表現をご紹介しました!

味を表す表現の幅が増えると、食事中の会話も盛り上がること間違いなしです。ご紹介した関連表現も、この際にあわせて覚えてぜひ使ってみてくださいね。

LINEで送る
Pocket