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英語「yet」と「still」の使い分け!「まだ」の違いを理解しよう!

 

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英語で「まだ」を表現するときに使われる言葉といえば、何が思い浮かびますか?多くの人が”yet”か”still”を考えたかと思います。

日本語ではどちらも「まだ」の意味を持つ言葉ですが、英語ではそれぞれが違うニュアンスを持っているので使い分けが必要です。

今回は、スムーズに”yet”と”still”の使い分けができるように、それぞれの違いについて紹介します!



「yet」の使い方

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“yet”で表す「まだ」の中には、「もう行われていているはずなのに、できていない」という感情が隠されています。

「否定文」での使い方

「まだ」という意味で使われる”yet”は、「否定文」で使われるのが基本です。

上で書いたように、「もう行われていいはずなのに、できていない」というネガティブなニュアンスがあるからです。

このとき、“yet”は文の最後に置かれます。

They haven’t arrived yet.
(彼らはまだ着いてない。)

“They haven’t arrived.”だけだと、単に「彼らはまだ着いてないんだ」ということを伝えるだけの文章です。

ですが、“yet”を使うことで、「本来なら、彼らは着いていてもいいはずなのに、まだ着いてない」という気持ちを込めることができます。

“yet”という言葉だけで考えれば、「否定文」以外に「疑問文」でも使うことができるのですが、そのときのニュアンスは「まだ」というより「もう」で使われるので、今回の記事では触れていません。

“yet”の「もう」という使い方について確認したい場合は、以下の記事を参考にしてみて下さいね。

英語「yet」と「already」の使い分け!「もう」を表現する言葉の違い!


「still」の使い方

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“still”の「まだ」には、「前からの状態が今も変わらず続いている」というニュアンスが含まれています。

「肯定文」での使い方

ある状況が前と何も変わっていないことを示すときの形です。

「be動詞」の文で使うときには、“still”は「be動詞」の後に来ます。

My grandmother is still sick.
(おばあちゃんはまだ病気なんだ。)

「おばあちゃんは前から病気で、今もその状況が変わっていない」ということを表現している文です。

ただし、「まだ」という部分を強調して言いたいときには、「be動詞」の前に”still”が置かれるケースもあります。

My grandmother still is sick.
(まだおばあちゃんは病気なんだ。)

「一般動詞」の文で使うときには、その「動詞」の前に”still”が来ます。

My son still works at that company.
(うちの息子はまだあの会社で働いている。)

「息子があの会社で働いている」ということが前と変わらずに今も続いていることを伝えている文ですね。

「助動詞」と共に使うときには、「助動詞」の後に”still”が置かれます。

I will still live here in 5 years.
(5年後もまだここに住んでるだろうね。)

“still”を使って表現することで、「今ここに住んでいて、5年後にもここに住んでる状態が続いているだろう」と予測をしているんですね。

「be動詞」と一緒に使うときと同様に、“still”を強調したい場合には、「助動詞」の前に置くという使い方もあります。

I still will live here in 5 years.
(まだ5年後もここに住んでるだろうね。)

「否定文」での使い方

“still”を「否定文」で使うと、「○○してない状態が、前と変わらずに今も続いている」という意味合いを出すことができます。

単に「○○してないことが続いてる」というだけなので、“yet”のようにネガティブな感じはありません。

「be動詞」と使うときには、【be動詞+”still”+”not”】の語順になります。

I am still not tired.
(僕はまだ疲れてないよ。)

「疲れていない」という状態が続いているというニュアンスの文ですね。

「be動詞」以外の言葉を使って、「否定文」で”still”を使うときには、“don’t”や”hasn’t”などの「否定表現」の前に置きましょう。

She still hasn’t finished cleaning her room.
(彼女はまだ部屋の掃除を終えていない。)

「彼女が部屋の掃除を終えてない」という状態が、いまだにそのまま続いているということです。

 

「疑問文」での使い方

「疑問文」で”still”を使うと、前の状況と今も変わっていないのかを確認するために「まだ○○しているの?」というニュアンスになります。

Do you still play golf on weekends?
(まだ週末にはゴルフやってるの?)

相手が「週末にゴルフをやっている」ということを知っていて、それが今も続いているのかを確認するための質問です。

あるいは、前の状況が今も続いてることに驚いたり呆れたりするようなニュアンスで使うこともできます。

Are you still surfing the Internet?
(まだインターネットやってるの?)

相手が「インターネットをやっている」という状況が今も続いていることに対して、「まだやってるの?」とビックリしてる感じです。

ちなみに、話し言葉の中で”still”を強調して言うと、そのニュアンスが強くなり、さらに驚きや意外に思う気持ちを伝えることができます。


おわりに

今回は、「まだ」を意味する”yet”と”still”について紹介しました。いかがでしたか?

どちらも日本語では「まだ」という言葉ですが、”yet”と”still”がそれぞれの持つ意味合いで使い分ける必要があります。

2つの意味合いの違いをしっかりと理解して、自分の表現の中で上手に使い分けてみて下さいね。

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