英語で来客対応!ビジネスでお客様を迎える時の好印象表現14選!
外国人のお客様がオフィスにやってきた!
ただでさえ緊張する来客対応ですが、英語に自信がないと、より一層ドキドキソワソワしてしまいがち。
今回はそんなビジネスシーンで冷静に対処するための「来客対応の英語フレーズ」をご紹介します!
お迎えする
来客時はとにかく最初が肝心!まずはお客様をお迎えする時の英語フレーズを見ていきましょう。
Welcome to ○○.
○○にようこそお越し下さいました。
来客があった時にまず最初に使いたい英語フレーズがコチラ!「ようこそ○○へ」を意味し、お客様を歓迎する姿勢を言葉で表すことができます。
○○に会社名をいれて使いましょう!
Hello, welcome to ABC Japan.
(こんにちは、ABCジャパンにようこそお越し下さいました。)
How can I help you?
どういったご用件でしょうか?
来客対応でまず大切なのが、お客様がどのような用事で来ているのかをチェックすること。用件次第でその後の対応が変わってくるので、必ず聞くようにしましょう!
“How can I help you?”は、直訳すると「私はあなたをどのようにお手伝いできますか?」となります。定番の英語フレーズので、しっかり押さえてくださいね!
Good morning, welcome to ABC Japan. How can I help you?
(こんにちは、ABCジャパンにようこそお越し下さいました。どういったご用件でしょうか?)
もう少し丁寧なコチラの表現も!
How may I help you?(どういったご用件でしょうか?)
May I have your name?
お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?
来客時は基本的に相手の方から先に名乗ってくるとは思いますが、もしそうでなければこちらから名前を聞く必要があります。その場合は丁寧にこの英語で聞きましょう!
A: Good afternoon, I have a meeting with Hana Yamada at 3.
(こんにちは、3時にヤマダハナ様と打ち合わせを予定しているものですが。)
B: All right. May I have your name, please?
(かしこまりました。お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?)
Could you please wait here for a minute?
こちらで少々お待ち頂けますか?
お客様を待たせる時は、たとえ短い時間だとしても一言いれるようにするのが、最上級の来客対応です。「今は何の時間なんだろう?」と相手を不安にさせないように、しっかり「待っていてください」の合図を出した方が親切ですよね!
他にもこんな英語フレーズがありますよ!
Could I have you wait for a moment?(少々お待ち頂けますか?)
Just a moment, please.(少々お待ちください。)
I’ll see if ○○ is ready to see you.
○○がお会いできる準備が整っているかを確認致します。
お客様が面会を予定している相手を把握したら、今度はご案内準備が整っているかの確認をしましょう!お客様にも社内の人間にも気を遣える、非常に便利な英語フレーズです。
A: Could you please wait here for a moment? I’ll see if Ms. Yamada is ready to see you.
(こちらで少々お待ち頂けますか?ヤマダがお会いできる準備が整っているかを確認致します。)
B: Sure, thank you.
(分かりました。ありがとうございます。)
I’ll let ○○ know that you’re here.
○○にいらっしゃったことをお伝えします。
「今から本人に伝えますね」という内容の一言を伝えれば、お客様のほうも安心して待つことができますよね!
I’ll let Ms. Yamada know that you’re here. Could you please have a seat and wait for a moment?
(ヤマダにいらっしゃったことをお伝えしますね。おかけになって少々お待ち頂けますか?)
He/she will be with you shortly.
まもなく参ります。
待っているお客様に対して「もう少しで来ますよ」と声をかけたい時は、この一言を!「来る」という動詞を使わなくても、be動詞を未来形で使えば自然な英語フレーズを作ることができます。
A: Mr. Chen, she will be with you shortly.
(チェン様、まもなく参りますので。)
B: Thank you.
(ありがとうございます。)
ご案内する
お客様をご案内する時の英語フレーズを学んでいきましょう!
We have been expecting you.
お待ちしておりました。
お客様を迎えに行った時の最初の一言といえばコレ!現在完了進行形を使うことで、ずっと楽しみに待っていた様子を伺わせる定番の来客対応フレーズです。
“we”(私たち)を主語に使うことで、自分だけでなく、会社全体や複数人のグループ全体でお客様を待っていたことを表現できます。
こんな言い方もできます!
We have been waiting for you.(お待ちしておりました。)
Please follow me.
ご案内致します。
“follow”というのは「ついて行く」や「追いかける」を表す英語です。そのため場所や手順を案内する時は、「私についてきてください。」という形で、”Please follow me.”と言うのが一般的!
Thank you for coming! We have been waiting for you. Please follow me.
(ご訪問ありがとうございます!お待ちしておりました。ではご案内致します。)
こちらの表現もよく使われます!
Please come this way.(こちらへどうぞ。)
Let me show you around the office.
社内をご案内致します。
“show around”は「見せて回る」という意味の英語。会社を訪問することがメインの用事である場合は、こういった社内ツアーのようなことをすると思うのですが、その場合はこの英語フレーズがピッタリです!
この表現も使えます!
I’ll show you around the office.(社内をご案内致します。)
Let me take you to ○○.
○○にご案内致します。
会議などで既に案内する先がしっかりと決まっている場合は、この一言を伝えてから来客対応をするといいでしょう。お客様としてもどこに連れていかれるかが分かっていたほうが安心しますよね!
Thank you for waiting. Let me take you to the conference room.
(お待たせ致しました。会議室にご案内致します。)
お見送りする
来客対応は最後までキチンと行えるかがポイント!お見送りをする時の英語フレーズをご紹介します。
Thank you once again for coming today.
改めて本日はお越し下さいまして、ありがとうございました。
最後に再度来て頂いたことへ感謝するなら、”Thank you once again”という英語フレーズがオススメ!「先ほども感謝したけど、もう一度」というニュアンスになります。
I’ll see you out.
お出口までお見送りします。
お客様に帰ってもらう時は、この一言がその合図の代わりにもなります。「玄関までお見送りしますね」と宣言することで、自然に出口までの案内に持ち込むことができます!
“see out”は「最後まで見送る」、「見届ける」を表す言い回しです。
Thank you once again for coming today. I’ll see you out, so please follow me.
(改めて本日はお越し下さいまして、ありがとうございました。お出口までお見送りしますので、私についてきて下さい。)
I’ll see you off here.
こちらで失礼致します。
出口まで来たら、この一言!「自分の案内はここまで」であることを示せるフレーズです。
先ほどの”see out”は出口から出て行って終わる印象がありますが、”see off”は純粋に「見送る」だけの意味合いになります。微妙なニュアンスの違いですが、2つとも覚えておきましょう!
Well, I’ll see you off here. Please have a safe flight back to New York.
(それではここで失礼します。ニューヨークまで気をつけてどうぞお帰りください。)
おわりに
いかがでしたか?
「来客対応で役に立つ英語フレーズ」を今回はお伝えしました。海外からのお客様をお迎えする時の表現は比較的パターンが決まっているので、ある程度種類を覚えれば、問題なく来客対応ができるはず!
英語でスムーズにご案内ができるように、今のうちにしっかりと暗記をしておいてくださいね!好印象を残せるように頑張りましょう!