割り込みの英語!列/車/会話のシチュエーション別表現11選!
割り込みされたりするとカチンときますよね。
列で並んでいる時、車で走っている時、また誰かと話をしている時に、いきなり横から入られる。
そんな時は諦めるしかないけど、そのイライラを誰かにぶつけたいですよね。「あのね、割り込まれたんだよ!」って。
今回は列、車、会話のシチュエーション別で、「割り込み」された時に使う英語表現をご紹介します!
「列」で割り込みされた時
列に横入りはまずいですよね。日本人としてはかなりのマナー違反。その時に使うフレーズからみていきましょう!
He jumped in the line.
彼が列に割り込んできた。
ここで使われているフレーズの”jump in”は、列の中に飛び込んできたという意味の英語表現です。前置詞の”in” が使われているので、完全に列の中に入り込んでいる感じのニュアンスになります。
A: Why are you upset?
( なんでむかっとしているの?)
B: That man jumped in the line.
( あの人、列に割り込んできたんだよ。)
She elbowed herself in.
彼女が割り込んできた。
ここでは”elbow”=「肘」をつかって入るという意味の英語表現です。
無理やり、肘を使って入ってきた感じですが、実際に、そうとは限りません。肘を使わなくても、単に「割り込み」された事実だけをいう場合にも、この表現が使えますよ。体の一部だから覚えやすい!
A: She is rude.
( 彼女失礼だよ。)
B: What did she do?
( 何したの?)
A: She elbowed herself in.
( 割り込んできた。)
They horned themselves in.
人が割り込んできた。
ここで使われている動詞の”horn” は動物の角という意味から派生した英語表現です。角を使って「割り込み」をしようとしているので、結構無理やりな感じが想像できますね。
A: The event was not fun.
( そのイベント楽しくなかった。)
B: Why not?
( なんで?)
A: Many people horned themselves in in front of me!
( たくさんの人が私の前に割り込んできたんだよ!)
「車」で割り込みされた時
車でも横から入られることってありますよね。結構乱暴な運転する人が割り込んでくると、事故りそうになって、思わず怒りが心頭してくることも…。
そんな時に使う英語表現をみていきましょう!
They often cut in.
彼らはよく割り込みしてくる。
この”cut in”は「割り込む」を英語で言いたい時によく使われる定番の言い方です!車だけではなく、通常の列で割りこみされる時にも使える表現になります。
A: Be careful when you drive in Tokyo!
( 東京で運転するのは気をつけてね!)
B: Why?
( どうして?)
A: Drivers often cut in.
( みんなよく割り込んでくるから。)
I was cut off by taxies.
タクシーが割り込んできた。
“cut off” は「〇〇を遮る」という意味の英語表現です。いきなり前に車が入ってきて、しかもすぐ目の前だから、ブレーキをかけないと事故ってしまうくらい、自分が進もうとしている遮られてしまった感じのニュアンスです。
”cut in”は目の前に誰かが入ってきて割り込まれるだけですが、”cut off”は進行を阻害された時にピッタリの言い方になります。流れを止められというような車での割り込みに持ってこいの英語表現ですね!
A: How was your drive to Yokohama?
( 横浜にいくドライブどうだった?)
B: I was cut off by taxies many times.
( タクシーにたくさん割り込まれた。)
That big truck muscled itself in.
大きなトラックが無理やり割り込んできた。
“muscle”は「筋肉」という意味なので、「筋肉」から連想し、「強いもの」が無理やり、力づくで「割り込み」をするというイメージの英語フレーズです。
ちなみに、このフレーズも列で使えまるので、覚えておきましょう!
A: I can’t believe it!
( 信じられない!)
B: What?
( 何が?)
A: That big truck muscled itself in.
( あのトラック無理やり割り込んできたよ。)
「会話」で割り込みされた時
話をしている時に、途中で会話を中断されたりしたことはありますか? ちょっと失礼ですよね。その時に使う英語表現を見ていきましょう!
She interrupted me.
彼女が話に割り込んできた。
”interrupt”は遮る、中断させる、邪魔するという意味です。会話以外にも、作業中、電話中、勉強中など、誰かまたは何かに、邪魔されたときにもこの動詞が使えます。
A: How was your presentation?
( プレゼンどうだった?)
B: Not good. My boss interrupted me many times.
( よくなかった。上司に何度も中断させられた。)
He barged in on my conversation.
彼が話に割り込んできた。
ここで使われている“barge”は「平底の大型荷船」という名詞から派生した意味なので、その大きな荷物を運ぶ船を想像して見てください。すごい迫力ですね。
そこから、「無理やり押し入る、割り込み」の英語の意味が生まれています。
A: Why are you not happy?
( どうしてうれしそうじゃないの?)
B: My boyfriend barged in on my conversation with my mom.
( 彼氏が母と話している時に会話に入ってきたんだよ。)
He often butts in.
よく彼は割り込んでくる。
ここで使われている“butt”は、動物が「頭の角で突き合う」という意味の英語から派生しています。動物を使った比喩表現おもしろいですね!
角がある動物、ヤギ、牛、鹿などなんでもいいので覚える時にイメージを働かせてフレーズ練習してみましょう!
A: Is your new co-worker nice?
(新しく入ってきた同僚いい?)
B: Not really. He often butts in.
(あんまりよくない。彼よく会話に割り込んでくる。)
She broke into my conversation.
彼女が会話に入ってきた。
ここで使われているフレーズの”broke”の原型は”break” で、「壊す」という意味の動詞です。会話を壊して入ってきた感じのイメージになります。
A: I’m so mad at Marina!
(マリナ、すごく腹がたつ!)
B: Why?
(どうして?)
A: She broke into my conversation again.
(また会話に入ってきたんだよ。)
He likes to chime in.
彼口挟むの好きなんだよ。
ここで使われているフレーズの “chime in”はチャイムを鳴らすという意味です。どの会話にも一言言いたくなるタイプの人、でしゃばりな人に対して使われます。
A: Oh, here comes Haruki.
(おお、はるきが来たよ。)
B: Yeah, he likes to chime in on people’s conversation.
(ほんとだ、彼他人の会話に口挟むのすきだね。)
おわりに
いかがでしたか?
「割り込み」の英語表現にはいろいろな比喩表現が使われていたので、わりとイメージしやすく覚えられるのではないかと思います。
割り込まれるとイラッとするので、周りの人のためにもマナーを守って快適に暮らせるように心がけましょう!