「開く」は英語で?開催する/心を許す/花が咲く時などの表現9選!
パーティーや会議を開催する時、心を許して打ち解ける時、花が咲く時、これら全てに共通する日本語は「開く」ですよね。
パーティー、心、花や扉など、色々なものを「開く」時、英語ではそれぞれどのように言えばいいのでしょうか?
今回は「開く」の英語フレーズをご紹介したいと思います!
開催する時
まずは、パーティーや会議を開催する時の英語フレーズを見ていきましょう!
I’m having a party this Saturday.
今週の土曜日にパーティーを開くんだ。
色々な意味や働きを持つ重要な英語“have”は「開催する」という意味でも使うことができます。「パーティーを開く」は”have a party”でOKです。
例文のように現在進行形にすることで、近い未来のニュアンスを出すことができます。
“have a party”は単純に出席するだけの場合も使うことができますが、ホストになってパーティーを主催する時にも使うことのできる自然な表現です。
A: I’m having a party this Saturday. Would you like to come?
(今週の土曜日にパーティーを開くんだけど、来ない?)
B: Thanks. I’d like to.
(ありがとう。ぜひ。)
Tokyo is hosting the Olympic Games in 2020.
2020年のオリンピックは東京で開かれます。
“host”は「主催する」「開催する」という意味の動詞です。
日本語でも、開催国のことを「ホスト国」などと言いますから覚えやすいと思います。お客さんやゲストを迎えて、おもてなしをするような場合にぴったりの表現です。
A: Where are the next Summer Olympics being held?
(次の夏季オリンピックってどこで開催されるんだっけ?)
B: Tokyo is hosting the Olympic Games in 2020.
(2020年のオリンピックは東京で開かれるよ。)
We’ll have to hold a meeting to make a decision.
決めるために会議を開かないといけませんね。
“hold”も「開催する」という意味を持つ動詞です。
“hold a meeting”で「会議を開く」という英語フレーズになります。
A: We’ll have to hold a meeting to make a decision.
(決めるために会議を開かないといけませんね。)
B: Yes. Can you arrange the time?
(そうだね。時間を調整してもらえる?)
心を許す時
次は、相手に心を許す時の英語フレーズを見ていきましょう!
Be careful who you open up to.
誰に心を開くか気をつけたほうがいいよ。
“open up to~”で「~に心を開いて意中を話す」「~と打ち解けて本当のことを話す」という意味の英語のイディオムです。
そのまま覚えてしまいましょう。
A: I found out she has loose lips.
(彼女は口が軽いってわかったの。)
B: Be careful who you open up to.
(誰に心を開くか気をつけたほうがいいよ。)
Thank you for opening your heart to me.
私に心を開いてくれてありがとう。
「~に対して心を開く」という日本語の表現をそのまま直訳したような英語フレーズが、“open one’s heart to ~”です。
相手が胸の内を正直に話してくれた時などに使ってみてください。
A: Thank you for opening your heart to me.
(私に心を開いてくれてありがとう。)
B: It felt good to get it out. Thank you for listening.
(口に出して気分がすっきりしたよ。聞いてくれてありがとう。)
I wonder when she is going to come out of her shell.
彼女はいつ心を開いてくれるのかなあ。
“come out of one’s shell”は「打ち解ける」「本当の自分をさらけ出す」という意味の英語のイディオムです。
直訳すると「自分の殻から出る」となります。
貝に閉じこもるように内気だった人が、打ち解けて社交的になった時や、本当の自分らしく振る舞えるようになった時にぴったりの表現です。
A: She rarely talks to us.
(彼女、滅多に私たちと話さないよね。)
B: I wonder when she is going to come out of her shell.
(彼女はいつ心を開いてくれるのかなあ。)
色々な物が開く時
最後に、花や扉などの色々な物が開く時の英語フレーズを見ていきましょう!
Let’s open the door to new possibilities!
新たな可能性への扉を開こう!
「扉を開く」は“open the door”ですよね。
本物の扉を開ける時にも使えますし、例文の「新たな可能性への扉」のように抽象的な意味の場合も使うことができます。
“open the door to new possibilities”で「新たな可能性への扉を開く」となりますので、そのままセットで覚えてしまいましょう!
A: Let’s open the door to new possibilities!
(新たな可能性への扉を開こう!)
B: What happened? You’re full of energy.
(何があったの?やる気まんまんだね。)
My friend opened his own restaurant.
友人が自分の店を開いたんだ。
新たにお店を始める、という意味での「開く」も”open”で表すことができます。
“open one’s own restaurant”で「自分自身の店を開く」という意味です。
A: My friend opened his own restaurant. Do you want to come with me?
(友人が自分の店を開いたんだ。一緒に行かない?)
B: Yes, I’d love to. Where is the restaurant?
(うん、ぜひ。そのレストランどこにあるの?)
“open”のかわりに“start”を使っても自然です。
My friend started his own restaurant. (友人が自分の店を開いたんだ。)
The rose buds are going to bloom.
バラのつぼみが開きそうなの。
“bloom”は「開花する」「花が咲く」という意味の動詞、“rose buds”は「バラのつぼみ」ですので、例文は「バラのつぼみが開いて花咲く」という英語フレーズです。
現在進行形にして、今にも開きそうなニュアンスにしています。
A: Look! The rose buds are going to bloom.
(見て!バラのつぼみが開きそうなの。)
B: They are very pretty.
(とてもかわいいね。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「開く」の英語フレーズをご紹介しました。
何を「開く」かによって自然な表現はそれぞれ異なりますが、“open”や”have”などのお馴染みの動詞を使った、比較的シンプルで、日本語の表現と似通っているフレーズが多かったのではないでしょうか。
ぜひ覚えて使ってみてくださいね。