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「少し考えさせて」を英語で!答えを保留にしたい時の表現9選!

 

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友人からの急なお誘いや、突然仕事の依頼があった時など、すぐには答えが出せない状況ってありますよね。

その場では答えられず、とりあえず少し考えさせて欲しいと伝えたい時、英語でどう表現したらよいでしょうか?

今回は「少し考えさせて」をはじめとする、答えを保留にして欲しいときに使える英語フレーズをご紹介します。



考える時間が欲しい時

まずは、答えを出す時間が欲しいと相手に伝える英語フレーズを紹介していきます。

Let me think about it.

考えさせて。

“Let me ○○”は口語で「私に○○させて」です。これに “think about it”をつなげることで、「私に考えさせて」という意味の文章になります。

友人など、親しい関係にある人との会話で使うのに適していますよ!

A: Do you want to go for a movie tonight?
(今夜映画観に行かない?)
B: Let me think about it.
(考えさせて。)

I need some time to think about it.

少し考える時間をちょうだい。

“some time”は「ある程度の時間」、長時間には満たないものの「しばらくの間」という意味の英語表現です。

やや難しい要望を出された時、ある程度考える時間が必要だからすぐには答えが出せないという意志を示すことが出来ます。「少し考えさせて」ではなく、「しばらく考えさせて」と伝えたい時に使ってみましょう!

A: Will you join our party next week?
(来週のパーティー、参加してもらえる?)
B: I need some time to think about it.
(しばらく考える時間をちょうだい。)

Can I have a minute to think about it?

ほんの少し考えさせてくれる?

 “a minute”は「ほんのちょっとの間」という意味。このフレーズでは、ちょっとだけ待ってもらえれば答えが出せるということを伝えられます。感覚としては、「すぐ答えるから、ほんの少し考えさせて!」ですね。

A: We are planning to go out for lunch. Do you want to join?
(これから皆でお昼に行く予定なんだけど、一緒に行かない?)
B: I had a huge breakfast this morning. Can I have a minute to think about it?
(今朝朝ご飯を食べすぎちゃったんだよね。ほんの少し考えさせてもらってもいい?)


迷いがあって決められない時

続いて、答えることが出来ない時など、回答を一旦保留したい時に使える英語フレーズを見ていきましょう!

I would prefer not to answer that now.

今は出来れば答えたくない。

 英語で「○○を好む」という意味の“I would prefer○○”を否定形で使用することで、「出来れば答えたくない」というニュアンスになります。

「答えたくない」と直接的には伝えず、少し柔らかめに表現したいときに使ってみてくださいね。

A: Can you make it to the class reunion this weekend?
(今週末の同窓会来られそう?)
B: I would prefer not to answer that now. I’m busy working on other stuff.
(今は出来れば答えたくない。他の事で忙しいんだ。)

I can’t decide right now.

今は決められない。

気持ちに迷いがある時、予定が合わなそうな時、決断をすることで問題が生じそうな時、理由は様々あるかと思いますが、正直に「今は決めることが出来ない」と伝えられる英語フレーズです。

A: Have you decided which one you want to buy?
(どっちを買うか決めた?)
B: No, not yet. I can’t decide right now.
(まだなんだよね。今は決められないかな。)

I can’t make up my mind.

決心がつかない。

 迷ってはいるけど、踏ん切りがつかない時に使いたい表現です。イエスかノーで答える必要がある場合の「決断がつかない」と、複数の選択肢から一つを選ぶ時の「心が決まらない」という2通りの意味があります。

真剣に考えてはいるけれど、あれやこれやと考えて決断が出来ないので回答を待って欲しい時に使えるフレーズですね。

A: Have you decided which piece you are going to perform at the next recital?
(次回の演奏会で披露する曲決めた?)
B: I can’t make up my mind. Which one should I choose?
(決められないんだ。どれにしたらいいと思う?)


丁寧に「検討する」と伝えたい時

目上の人や知り合いに対して、やや丁寧に「少し考えさせて欲しい」と伝えたい時に使える英語フレーズを紹介していきます!

I will get back to you later.

追ってお返事/ご連絡します。

“get back to you”は、「あなたの方へ戻す」というニュアンス、すなわち「あなたに返事をする」。ビジネスメールで「確認して折り返しご連絡します」という意味で使われる定番英語フレーズの一つです。

また、「少し考えさせて」と面と向かって言いづらい時、その場の回答を回避するために使ってもいいですね。

A: I am calling regarding our request for a meeting next week.
(来週の会議の依頼についてお電話しております。)
B: I will get back to you later via email.
(追ってメールでお返事します。)

I would like to have some time to consider.

少し検討するお時間を頂きたいです。

このフレーズでは「少し考えさせて」を、日本語でいう敬語のような丁寧な表現で伝えることが出来ます。

“consider”は「検討する」ですので、“think”の「考える」よりもスマートな言い方が出来ますよ。

A: I would like to ask you to make a speech at the ceremony.
(式典でスピーチをお願いしたいのですが。)
B: Thank you, but I would like to have some time to consider.
(ありがとうございます。ただ、少し検討するお時間を頂ければと思います。)

I will take it under consideration.

検討いたします。

ここでは「少し考えさせてほしい」という要望を伝えるのではなく、「考えさせて頂きます」と言い切っています。

回答にどれくらい時間がかかるか分からない時に、「真剣に検討します」と考慮する姿勢を示すことが出来ますよ!

A: Here are my ideas for Student Council activities.
(生徒会の活動に関する提案です。)
B: Thank you. I will take them under consideration.
(ありがとうございます。検討します。)

おわりに

今回は、答えを待って欲しい時、「少し考えさせて欲しい」という意味の英語フレーズを中心にご紹介しました。

日常的に使えるものから、ビジネスシーンでも活用出来るものまで色々ありましたね!

答えに迷ってしまうことは誰しもよくあることだと思いますので、ぜひ日常会話に取り入れてみてください!

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