「呆れる」を英語で表現!「やれやれ」と思ったときのフレーズ9選!
友達や家族、同僚の行動に「やれやれ」と呆れることはありませんか?思わずため息が出てしまうようなこと、「いい加減にして」とイライラしてしまうようなこと・・・。呆れる気持ちにもいろいろありますよね。
今回は「呆れる」を表現する英語フレーズを紹介します!
同じミスを繰り返す人に呆れる
人間だから失敗はつきもの。でも何度も何度も同じミスを繰り返されると呆れちゃいますよね。「どうしてミスから学ばないんだろう?」と呆れる気持ちを表現する英語フレーズを紹介します!
Do you never learn from your mistakes?
ミスから何も学べないの?
また同じミスしてる・・・どうして学習しないの!そんな気持ちを込めた表現です。「全く~ない」と意味の英語”never”を使うことで、相手が失敗から何も学べていないことを強調しています。
A: Mark, do you never learn from your mistakes? You’re making the same mistakes again and again!
(マーク、あなたはミスから何も学べないの?何回も何回も同じ間違いを繰り返して!)
B: Oh, I am really sorry. I don’t know why I make the same mistakes.
(本当に申し訳ないと思ってるよ。同じミスをするのか自分でもわからないんだ。)
How many times do I have to correct you?
何回、注意すればいいの?
これは過去にも何度も自分が誤りを指摘しているにも関わらず、相手が同じミスをしたときにピッタリの表現。”correct”には「正す」「誤りを指摘する」という意味があります。
A: How many times do I have to correct you?
(何回注意すればいいわけ?)
B: I’m sorry to trouble you, but I will do my best from now on.
(迷惑かけてごめんなさい、これからは頑張ります。)
Why are you being so careless?
なんでそんなにそそっかしいの?
うっかりしていて、細かいミスをしてしまう人に対して呆れてしまったときにはこのフレーズ。”careless”という英語には「不注意な」「軽率な」「そそっかしい」など意味があり、注意力がないことを表します。
A: Why are you being so careless? You have to be more careful!
(なんでそんなにそそっかしいの?もっと気をつけたほうがいいよ。)
B: Although I understand I have to be, I can’t.
(そうしなきゃいけないってわかってるんだけど、できないんだよ。)
バカなことをする人に呆れる
ふざけたり調子にのったりしてる人に対して「まったくバカなことばっかりして・・・」と呆れてしまうこともありますよね。そんなときに使える便利なフレーズを紹介します!
Why were you behaving so foolishly?
なんであんなバカなことをしたの?
相手の過去の行動について呆れてしまったときに使います。「なんであんなことしてたの?」と理解できない気持ちを伝えます。もし目の前でバカなことをしている人がいる場合は、”Why are you behaving so foolishly?”と、be動詞を現在形の形に変えて言いましょう。
A: Why is everyone ignoring me today?
(今日はなんでみんな俺のこと無視するの?)
B: Because of your behavior at the pub last night. Why were you behaving so foolishly?
(昨日のパブでのお前のせいだよ。なんであんなバカなことしたんだよ?)
Stop being so immature.
子供っぽいことはやめて。
未熟だと感じる行動や子供っぽいふるまいをする人に対して使う表現です。”immature”という英語には「未熟な」「大人になっていない」などの意味があります。
A: Stop being so immature. You’re already 30!
(子供っぽいことはやめてよ。もう30歳なのよ!)
B: Don’t be so naive! I just tried to amuse you.
(そんなピリピリしないでよ!ただ楽しませたかっただけなんだから。)
世話が焼ける人に呆れる
いつも誰かに手伝ってもらってる人、一人じゃ何もできない人・・・みなさんの周りにはそんな世話の焼ける人はいませんか?そんな人たちに呆れていることを伝えるフレーズを紹介します!
Such a nuisance.
なんてやっかいなんだ。
たまにならいいんだけど、いつも助けを求めてくる・・・そんなひとに「やれやれ」と思ったらこのフレーズを使ってみましょう。”nuisance”は「やっかいなもの」「邪魔者」「迷惑」という意味の英語です。
A: Cathy always needs someone’s help. She can’t do anything by herself.
(キャシーはいつも誰かの助けが必要なんだよ。一人じゃ何にもできないんだ。)
B: Such a nuisance.
(そりゃやっかいだね。)
So tiresome.
すごくうんざりする。
こちらは世話の焼ける人に呆れているだけではなく、疲れてうんざりしている様子を表現できます。
A: Why should I do a tons of things for you? So tiresome.
(なんであなたのためにこんなにやらなきゃいけないの?もううんざり。)
B: Oh, I didn’t notice that I make you so tired because of me.
(僕のせいで君がそんなに疲れてるなんて気がつかなかったよ。)
単純なことができない人に呆れる
そんなに難しくないはずなのに、そんなに複雑なやりかたじゃないはずなのに・・・単純なことができない人に呆れてしまう。そんなときに使える英語フレーズを紹介します!
○○ messes up even the simplest of things.
○○はすごく単純なことさえも間違える。
ものすごく簡単なことも間違えてしまうという人がいたら、このフレーズ。”mess up”(”he”や”she”など三人称単数が主語のときは”messes up”)というのは「しくじる」「間違う」という意味があります。
“the simplest of things”で「あるゆることのなかで最も単純なこと」を表現し、”even”をつけることで「~さえ」と強調しています。
A: How is your new worker at your office?
(職場の新人さんはどう?)
B: Terrible. She messes up even the simplest of things.
(最悪だよ。ものすごく単純なことでさえ間違えるんだよ。)
○○ is very clumsy.
○○はとても不器用だ。
何をするにもぎこちない、器用にこなすことのできない、そんな人に呆れる気持ちを表現するときはこのフレーズを使ってみましょう。
A: My husband is very clumsy, so I gave up teaching him how to do the housework.
(うちの旦那、超不器用なの。だから、家事を教えるのは諦めたわ。)
B: Oh, can’t he just fold the laundry?
(え、洗濯たたむくらいはできるよね?)
おわりに
今回は呆れる気持ちを表現する英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
呆れるというのはネガティブなことですから、紹介した英語フレーズを使うときは十分に気をつけて下さいね。場合によっては相手を怒らせたり傷つけてたりしてしまうことも・・・。自分がこれらの表現を言われないようにもしたいですね!