「言葉にできない」の英語!気持ちを言い表せない時の表現14選!
「感動!」
「ありがたい…!」
「ビックリ!」
「なんて言ったらいいのか…」
自分が感じたこれらの気持ちを、そのまま言葉にするのが難しい時ってありますよね。こういう時は「言葉にできない」という表現を使いますが、これは英語でどう言ったらいいのでしょうか?
今回は場面別で使える「言葉にできない」の英語フレーズを紹介していきますよ!
感動している時
まずは、感動しているあまり言葉に詰まってしまう様子を表す「言葉にできない」の英語フレーズをご紹介していきます!
I don’t know how to express how touched I am.
感動のあまり言葉にできない。
「この感動をどう表現したらいいのか分からない」という気持ちを包み隠さず伝える表現です。
ストレートな表現だからといって、悪い印象を与えることはありません。むしろ、それだけ感動してくれたんだという好印象を残す事ができる一言です。
“express”を動詞で使うと「(自分の想いなどを)表現する」という意味。フレーズ後半部分の “how touched I am”は「自分がどれだけ感動しているか」と訳されます。
素直に、言葉にできない程感動している様子を伝えたい時にオススメの英語フレーズです。
A: I don’t know how to express how touched I am. You’ve done so much for me.
(感動のあまり言葉にできないよ。こんなに色々してくれるなんて。)
B: Of course, you’re my friend!
(友達なんだから当たり前だよ!)
Words are not good enough to describe how moved I am.
言葉では説明できないくらい感動してる。
訳文の通りですが、補足すると「言葉では、この感動を十分に言い表すことが出来ない」という意味。感動のあまり、言葉にできないほど気持ちが高揚している様子を相手に伝えることが出来ます。
こちらの英語フレーズでは、「心動かされる」感動を意味する英単語 “moved”を使っていますが、その他形容詞に置き換えてもOKです!
A: That movie was awesome!
(映画超よかったね。)
B: Words are not good enough to describe how moved I am! I’d watch it again!
(言葉が出てこないくらい感動したよ!何ならもう一回観たいよ!)
感謝している時
続いて、言葉だけでは感謝してもしきれない様子を伝える「言葉にできない」の英語フレーズを見ていきましょう!
Words can’t describe how grateful I am.
感謝の気持ちを言葉にできない。
言葉にできないほど感謝している、というニュアンスの英語フレーズです。
“Words can’t describe 〇〇”は、英語で「言葉では〇〇を表現できない」という意味。そして、”grateful”は「ありがたいと感じる」という意味になります。
自分の感謝の気持ちを最大限伝えたい時に使いたい時の一言です。
A: Words can’t describe how grateful I am. Thanks so much for helping me.
(言葉では感謝しきれないよ。手伝ってくれて本当にありがとう。)
B: Oh it’s not a big deal!
(大したことないよ!)
I don’t know how to thank you.
なんて感謝すればいいのか。
こちらは「なんてお礼を言えばいいのか」というニュアンスの表現です。日本語でも同じような言い回しがありますね!
感謝してもしきれないという素直な気持ちを伝える英語フレーズです。
A: No one’s using this room, so you can stay here as long as you want.
(この部屋だれも使ってないから、いくらでも泊まっていったらいいよ。)
B: I don’t know how to thank you.
(なんて感謝すればいいのか。)
I wish I could tell you how much I thank you.
どれだけ感謝してるか伝えられたらな。
お礼の言葉が見つからないけど、どれだけ感謝しているかは計り知れないという気持ちを伝える英語フレーズです。
“I wish I could 〇〇”は、「〇〇できたらいいのに」という意味。やや長い表現ですが、間違いなく相手に深い感謝の気持ちが伝わる一言です。
A: Isn’t this the purse you said you lost? I found it lying in the parking lot.
(これ失くしたって言ってた財布じゃない?駐車場に落ちてたんだけど。)
B: Yes it is! I can’t believe you found it! I wish I could tell you how much I thank you.
(そうそれ!まさか見つけてくれるなんて!どれだけ感謝してるか伝えられたらな。)
驚いている時
続いて、驚きやショックなあまり、言葉に詰まってしまったことを伝える「言葉にできない」の英語フレーズを紹介していきます!
I can’t explain how surprised I am.
驚きすぎて言葉にできない。
ビックリするような話を聞いた、驚くような光景を目の前で見た、そんな時に使いたいのがこちらの英語フレーズです。
“I can’t explain how 〇〇”は「どれだけ〇〇か説明出来ない」という意味。こちらのフレーズでは、〇〇に “surprised”(驚いている)を当てはめて、説明出来ない程驚いている様子を表現しているんです。
A: I can’t explain how surprised I am. You speak Japanese so fluently! Since when?
(驚きすぎて言葉にできないよ。日本語ペラペラじゃん!いつから話せるようになったの?)
B: I’ve started learning it after you left.
(君が帰国してから習い始めたんだ。)
I’m shocked beyond words.
ショックすぎて言葉が出ない。
あまりにもショックや驚きが大きい時、唖然として何も言えなくなってしまいます。そんなショックで言葉が見つからない様子を伝えるのがこちらの英語フレーズです。
“I’m 〇〇 beyond words”は「言葉にできない程〇〇」「〇〇すぎて何も言えない」という意味。
こちらのフレーズでは、〇〇に “shocked”(ショック)を入れて、言葉を超えた、すなわち言い尽くせない程のショックな気持ちを表しています。
A: Did you see the new episode? I’m shocked beyond words.
(最新話見た?ショックすぎて言葉にできないよ。)
B: No bloopers please! I’m watching it tonight.
(ネタバレはやめて!今夜観るから。)
I’m speechless.
言葉が出ない。
絶句してしまう程、驚きやショックが大きいことを伝えるシンプルな表現です。
“speechless”には、英語で「言葉が出ない」「唖然とする」「あいた口が塞がらない」などの意味があります。
今回は「驚き/ショック」を言い表すフレーズとして紹介していますが、悪い出来事だけでなく「感動/いい意味での驚き」などの良い出来事にも使うことができるフレーズです。
A: Is that Ron sitting by the aisle? I didn’t know we’d be on the same flight. And isn’t it your sister sitting next to him?
(あそこの通路側に座ってるのってロンじゃない?まさか同じフライトとはね。それに隣に座ってるのってあなたの妹じゃない?)
B: I’m speechless.
(ショックで言葉が出ないよ。)
I don’t know what to say.
何て言ったらいいのか。
びっくりするような話や出来事に対して、なんて言うべきなのか分からない状況に使いたい英語フレーズです。
驚き/ショックの他、呆れて言葉が出ない時や、悲しんでいる相手に対してかけるべき言葉が分からない時にも使えます。
A: I just found out that our flight got canceled because of the weather.
(悪天候で乗る便が欠航になったみたいだ。)
B: I don’t know what to say. It’s our honeymoon.
(何て言ったらいいのか分からないよ。新婚旅行なのに。)
感情を言い表せない時
最後に、自分の感情を言い表せず、言葉に詰まってしまう様子を伝える「言葉にできない」の英語フレーズを紹介していきます。
I don’t know how to describe my feelings.
自分の気持ちを言葉にできない。
今の気持ちをどう言葉にしたらいいのか分からない時は、こちらの英語フレーズで正直にそのことを伝えましょう。
“I don’t know how to 〇〇”で「どうやって〇〇したらいいのか分からない」という意味になります。
今回は、〇〇に “describe my feelings”(自分の気持ちを表現すること)を入れて、自分の感情を言葉では言い表せないと伝えているんです。
A: It looks like you won the second place!
(どうやら君が2位に入賞したみたいだよ!)
B: Really? I didn’t expect to win anything. I don’t know how to describe my feelings.
(本当に?全然予想していなかった。気持ちを言葉にできないよ。)
I don’t have the words to explain my feelings.
自分の気持ちを言葉にできない。
嬉しい/悲しいあまり言葉が出てこない。そんな時はこちらの英語フレーズで「言葉では自分の気持ちを説明できない」と伝えましょう。
さらにこのフレーズは、色んな感情が交じった複雑な心境を表すこともできます。
喜ぶべき出来事を素直に喜べなかったり、嬉しいはずなのに悲しくなってしまったりと、感情の表れ方が自分の予想と反する時にも使える表現です。
A: I don’t have the words to explain my feelings.
(自分の気持ちを言葉にできない。)
B: I’m genuinely sad.
(私はただただ悲しいよ。)
I don’t know how to put it into words.
言葉にできない。
「どう言葉にしたらいいのか分からない」というニュアンスの英語フレーズです。
“put it into words”で「言葉にする」という意味。単純に言いたい事を上手く説明できない時や、気持ちが高ぶって言葉が出てこない時に使える一言です。
A: You’re in tears! Are you okay?
(泣いてるじゃん!大丈夫?)
B: I’m okay, it’s just happy tears. I’m just so happy I don’t know how to put it into words.
(大丈夫。嬉し涙だよ。嬉しすぎて言葉にできないよ。)
I’m trying to look for a right word.
ぴったりな言葉が見つからない。
言いたい言葉がパッと出てこない、上手い言葉が出てこないことってありますよね。そんな状況を言い表す英語フレーズです。
“right word”は英語で「適切な言葉」という意味。自分が置かれている状況に合った一言や、相手に返すぴったりな言葉が出てこないことを伝えています。
A: How does this look on me?
(この服似合う?)
B: Um…I’m trying to look for a right word.
(えっと…ぴったりな言葉が見つからないな。)
I’m running out of words.
言葉が出ない。
「なんて言ったらいいのか分からない」というニュアンスの英語フレーズです。
“running out of 〇〇”は「〇〇が少なくなってきている」「〇〇を切らしかけている」という意味。
〇〇に “words”(言葉)を入れて、感情を言葉にできない様子を伝えています。
A: I’m running out words to describe how happy I am to be with you today.
(こうして一緒にいることが言葉にできないくらい嬉しいよ。)
B: I’m happy too!
(私も嬉しいよ!)
おわりに
感謝や感動の気持ちを表す時、頑張って言葉にするより、言葉に出来ない事を素直に伝えることがいいこともありますよね。
今回は、そんな「言葉にできない」気持ちを伝える時に便利な英語フレーズを紹介しました。
「これが言いたかった」というフレーズから覚えて、徐々にレパートリーを増やしていってくださいね!