本屋の接客英語!店内の案内やレジで役立つフレーズ14選!
働いている本屋に外国からのお客様がやってきた!どうやら、英語なら通じそう・・・。さあ、そんなとき、どんな英語フレーズを使えばよいでしょうか?
今回は本屋で使える接客の英語フレーズをご紹介します!
売り場について聞かれたとき
本屋で目当ての本が見つからないと困ってる外国のお客様には、どんな表現を使って案内をすればよいでしょうか?便利な英語フレーズをいくつかご紹介します。
This way, please.
こちらでございます。
その売り場まで自分も一緒に行って案内するというときには、このシンプルな表現を使えばOKです!
A: Where is the paperback section?
(文庫本売り場はどこですか?)
B: This way, please.
(こちらでございます。)
The ○○ section is over there.
○○売り場はあちらです。
手が空いてなくて案内するのが難しかったり、いる場所から売り場が見えるときなどは、この英語フレーズで対応しましょう。手で方向を指しながら言ってあげると、よりわかりやすいですね。
A: I’m looking for business books.
(ビジネス書を探してるんです。)
B: The business book section is over there.
(ビジネス書売り場はあちらです。)
The ○○ section is on the ○ floor.
○○売り場は○階です。
こちらはいくつもフロアがある大きな本屋さんの場合に使えるフレーズですね。どのフロアにあるのかということを伝えられます。”○ floor”の○の部分には”first” “second”などの序数を使います。
A: Where can I find foreign books?
(洋書はどこにありますか?)
B: The foreign book section is on the second floor.
(洋書売り場は2階です。)
What are you looking for?
何をお探しですか?
この表現は聞かれた時ではなく、自分から話しかけるときのフレーズです。何か困っている様子のお客様がいたら、これを使って積極的に話しかけてみましょう!
A: What are you looking for?
(何かお探しですか?)
B: Yes, I’m looking for picture books for my niece.
(はい、姪っ子にあげる絵本を探してるんです。)
本があるかどうか聞かれたとき
お客様が求めている本があるかどうか聞かれたときの表現も覚えておくと便利ですね。「売り切れ」「在庫切れ」など、どのように表現すると良いでしょうか?役立つ英語フレーズを見ていきましょう!
Please let me check.
お調べいたします。
お客様から聞かれて、在庫などを調べる必要があるときにはこのフレーズを使って、少し待ってもらいましょう。
A: Do you have another copy of this book?
(もう1冊この本を置いていますか?)
B: Please let me check.
(お調べいたします。)
This is the last one.
これが最後の1冊です。
お店で売っている「最後の1冊」と伝えるときには、このフレーズを使いましょう。とってもシンプルで覚えやすいですよね。
A: I’d like three copies of this magazines.
(この雑誌を3冊欲しいのですが。)
B: I’m afraid, but this is the last one.
(申し訳ありませんが、これが最後の1冊です。)
The book is out of stock now.
現在、在庫切れです。
「在庫切れ」という表現は英語で”out of stock”です。
A: The book is our of stock now. Would you like to place an order for it?
(現在、在庫切れです。お取り寄せしますか?)
B: Well, no thanks. I’ll go to another store.
(いえ、結構です。他のお店に行ってみます。)
The book is sold out now.
現在、売り切れです。
こちらは「売り切れ」という意味の英語”sold out”を使ったフレーズです。
A: I’m sorry, but the book is sold out now.
(申し訳ありませんが、現在売り切れです。)
B: I see. When will it arrive?
(わかりました。いつ入荷予定ですか?)
The book will arrive ○○.
その本は○○に入荷予定です。
入荷時期がわかっているものについては、この表現を使ってお客様にお伝えしましょう。
A: When will it arrive?
(いつ入荷予定なんですか?)
B: The book will arrive next Monday.
(その本は次の月曜日に入荷予定です。)
他に○○の部分にはこのような表現も使えますよ。
in a few days(数日後)
in four days(4日後)
this Friday(今週の金曜日)
next week(来週)
The book is out of print.
その本は絶版です。
「絶版」というと、もう出版社でも印刷していないので、本屋で入荷もできない状態。それを英語で伝えるためには、”out of print”という表現を使います。
A: The book is out of print, so we can’t order it.
(その本は絶版になっているので、お取り寄せができません。)
B: Oh, that’s too bad.
(ああ、それは残念。)
The book will be on sale ○○.
その本は○○に発売予定です。
これから発売する予定の本について聞かれたら、この表現を使って発売日を教えてあげると親切ですね。
A: The book will be on sale next month.
(その本は来月発売予定です。)
B: Can I pre-order it?
(事前予約できますか?)
その他、もっと細かく伝えるときには以下のような表現も使えますよ。
early next month(来月初旬)
late this month(今月下旬)
the middle of next month(来月中旬)
具体的な日にちが分かるようであれば、それを伝えましょう。
The book will be on sale on May 17.(その本は5月17日発売です。)
You can pre-order the book.
事前予約できます。
まだ発売前の本について尋ねられたときは、このように事前予約を勧める表現も使えるといいですね。
A: The book is not on sale yet, but you can pre-order the book.
(まだその本は発売されてませんが、事前予約ができますよ。)
B: Oh, good. I’ll do that.
(よかった。じゃあ、そうします。)
お会計のとき
お会計では「カバーをおかけしますか?」のように、本屋ならではの表現というのもありますよね?
本屋さん必須のお会計で使える英語フレーズを紹介します!
Shall I put a book jacket on this book?
カバーはおかけしますか?
これぞ本屋ならではの接客フレーズですね。「カバー」というのは英語では本自体の表紙のことを指します。
日本語でいう「ブックカバー」というのは、”book jacket”もしくは”dust jacket”(ホコリが付かないようにする役割だから)という表現です。
A: Shall I put a book jacket on this book?
(カバーはおかけしますか?)
B: No, thanks, but can you put it in a bag?
(いえ、結構です、でも袋には入れてもらえますか?)
Would you like a bag for your book?
袋はご利用になりますか?
ブックカバーはいらなくても、袋には入れてほしい人もいるかもしれません。または、袋もいらないという人もいるかもしれません。それを確かめるために、このフレーズはとても便利です。
A: Would you like a bag for you book?
(袋はご利用になりますか?)
B: No, thanks. I’ll read it soon.
(いえ、大丈夫です。すぐに読むんで。)
おわりに
今回は本屋で使える接客英語のフレーズを紹介しました。いかがでしたか?
自分が海外の本屋に行って、いろいろと対応してもらえたら嬉しいですよね?その嬉しい気持ちを外国からのお客様にも感じてもらえるように、今回紹介したフレーズを使って接客してみて下さいね。