日本の文化を英語で紹介する!知っておきたい便利なフレーズ15選!
世界各国にはそれぞれの文化があります。もちろん日本にも独自の文化というものが存在します。そんな日本の文化を英語で伝えることができますか?
日本の文化を英語で表現するためのフレーズを「挨拶」「時間」「買い物」「食事」の項目に分けて紹介します!
「挨拶」について
We bow instead of shaking hands.
人に挨拶をするとき、握手の代わりにお辞儀をします。
海外の多くの国では「握手」をすることが多いですが、日本の文化では「握手」をするということは少ないですよね。やはり「お辞儀」が基本です。
“bow”という言葉が「お辞儀をする」という意味。”instead of”で「○○の代わり」を表現することができます。
Different degrees of bow mean different things.
お辞儀の角度は違った意味を示しています。
私たち日本人は無意識のうちに「お辞儀の角度」を使い分けていますが、海外に人たちから見ると、とっても不思議。
「その角度によって意味が違うんだよ」ということを伝えるために、この表現をぜひ使ってみましょう。
A light bow called “eshaku” is for a casual greeting.
「会釈」と呼ばれる軽いお辞儀は、カジュアルな挨拶で使われます。
「会釈」を表現する英語フレーズ。
「お辞儀」に関しても、「軽い」を示すときには”light”という英語が使えます。”a casual greeting”は”informal greeting”としても良いですね。
A general bow called “keirei” is for a formal greeting or showing appreciation to someone.
「敬礼」と呼ばれる一般的なお辞儀は、かしこまった挨拶や感謝の気持ちを示します。
ビジネスなどで使われる一般的な「お辞儀」についての説明です。”showing appreciation”で「感謝の気持ちを示す」という意味になります。
A deep bow called “saikeirei” is for showing deep apology or respect to someone.
「最敬礼」と呼ばれる深いお辞儀は、深い謝罪や尊敬の念を示します。
1番深いお辞儀である「最敬礼」についてです。こちらも「示す」といういみで”showing”を使うことができます。
全ての「お辞儀」を目の前でやってみながら説明すると、分かりやすくていいかもしれませんね。
「時間」について
Punctuality is important in Japan.
時間を守ることは日本で重要なことです。
「時間を守る」ということは、立派な日本の文化の1つだと思います。まだ日本に慣れてない海外の方には、しっかりとこれは伝えておいた方が良いですね。
“punctuality”は「時間厳守」という意味です。”important”の前に”really”をつけて「本当に」と強調してもいいですね。
We usually arrive 5 minutes before the meeting time.
待ち合わせの5分前には着いているようにします。
日本人にとってはおなじみの「5分前行動」についての説明です。「○分前」というのを”○ minutes before”で表現することができます。
Trains usually arrive on time.
電車はたいてい時間ピッタリに来ます。
電車が時間通りに来るということを説明できる英語表現です。”on time”は「時間ピッタリ」「時間ちょうど」という意味。
日本人からすると「逆に何で時間通りに電車来ないの?」という疑問が浮かぶのですが、海外の方からすると「電車が時間ピッタリに来る」ということの方が不思議みたいですね(笑)
「買い物」について
There are a lot of 100 yen shops in Japan.
日本には100円ショップがたくさんあります。
日本での買い物に欠かせないのが「100円ショップ」ですね。これも日本の文化の1つと言えるのではないでしょうか?
It is actually 108 yen because of 8 % consumption tax.
消費税が8%なので、実際は108円です。
「100円ショップと言ってるのに、なぜ108円?」と、お会計のときに海外の方が戸惑わないように、これも伝えておくといいですね。「消費税」は”consumption tax”と表現します。
Vending machines in Japan sell a wide variety things, such as drinks, cigarettes and food.
日本にある自動販売機では、飲み物やタバコ、食べ物など様々なものを売っています。
私達にとっては、当たり前になっている「自動販売機」の存在。海外の方が驚くことの1つが、「自動販売機の多さ」だとか。
さらに、いろいろな種類があることも驚かれるようです。ここでは”drinks” “cigarettes” “food”という例を出しましたが、他にも”beer” “books” “toys”なども紹介できますね。
Convenience stores in Japan opens 24 hours a day and 365 days a year.
日本のコンビニは24時間年中無休で営業しています。
コンビニの営業時間について説明しています。”24 hours a day”で「1日24時間」、”365 days a year”は「1年365日」という意味の英語。これらを使って「年中無休」っていうことが言えますね。
「食事」について
We say “Itadaki masu” before a meal and “Gochiso sama” after a meal.
食事の前には「いただきます」、食事の後には「ごちそうさま」と言います。
この2つを正確に表現することのできる英語の言葉というのはありません。おそらく、英語以外の言語でもなかなか見つからないのではないでしょうか?
次に紹介するフレーズとあわせて「いただきます」と「ごちそうさま」をぜひ海外の方に覚えてもらいましょう。
“Itadaki masu” and “Gochiso sama” are meant to show your appreciation to life, nature or a person who prepares a meal and so on.
「いただきます」と「ごちそうさま」は生命や自然、食事を準備してくれた人などに感謝を示す意味があります。
「いただきます」と「ごちそうさま」について説明する英語フレーズです。こうして意味を改めて確認すると、この2つの言葉を使う日本の文化というのはとても素晴らしいものだなと感じます。
“show your appreciation”で「感謝を示す」というような意味です。そして、何に対する感謝かというと「その食事に関わる人や物」全てですよね。
ここでは”life” “nature” “a person who prepares a meal”で具体的な例を出して、あとは「○○など」という”and so on”を使いました。
We can make slurping sounds when we eat noodles such as soba, udon and ramen.
そば、うどん、ラーメンなどの麺を食べるときに、ズルズルと音を立ててもいいです。
海外の食事では「音を立てて食べる」ということはNGです。日本の文化に親しみのある人なら理解してくれるかもしれませんが、知らない人の前でいきなり音を立てて麺をすすったら、ビックリされてしまうかもしれません。
「これは決してマナー違反ではないんだよ」ということをこのような表現を使って伝えておきましょう。
おわりに
今回は「日本の文化」について話すときに使える英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
もちろん、今回紹介した4つのテーマ以外にも海外とは違う「日本の文化」というものがたくさんあります。少しでも多く日本のことを知ってもらい、1日でも早く日本での生活に慣れてもらえるように、英語で「日本の文化」をスムーズに紹介できるように備えておきましょう!