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「ドロドロ」を英語で!汚れ具合/液体/関係などを伝える表現15選!

 

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泥で汚れていたり、ハチミツなどの液体が濃密だったり、複雑な関係だったり・・・「ドロドロ」としているものっていろいろとありますよね。

あなたは英語でそれぞれをどう表現するのか知っていますか?

今回はドロドロしたものを表現できる英語のフレーズを紹介しますね。



泥だらけな時

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汚い場所で遊んだ子供や犬が泥だらけになると「ドロドロだ」って言いますよね。英語ではどのように表現するのでしょうか?

ここではそんな時にピッタリな「ドロドロ」を表す英語のフレーズを紹介しますね。

You are covered in mud.

あなたは泥だらけです。

このフレーズは泥の汚れが目立つドロドロな人に使ってくださいね。“are covered”は“cover”の過去分詞で「覆われる」や「包まれる」という意味なんですよ。最後に“in mud”を付けて、「泥に」という事を英語で表しているんです。

ここでは“you are”(あなたは)と言っていますが、誰がドロドロなのかによって主語とbe動詞を置き換えてくださいね。

A: What happened? You are covered in mud.
(どうしたの?あなたは泥だらけじゃん。)
B: I fell into a big paddle at the park. I need to have a shower.
(公園で大きな水たまりの中に転んじゃったの。シャワーを浴びなくちゃね。)

You are covered all over with mud.

あなたは全身が泥だらけです。

このフレーズは先ほどの“you are covered in mud”とほとんど変わりませんよね。こちらでは“all over”つまり「全身」という意味の表現を付け加えています。こうする事ですごくドロドロだという事を強調しているんですよ。

最後の“with mud”は先ほどの”in mud”と意味が似ていて「泥で」という事なんですよ。“in”でも“with”でも変わりませんのでどっちを使ってもいいんです!

A: I’ll show you the pictures of the athletic event I went last weekend.
(先週末に行った競技イベントの写真を見せてあげるね。)
B: You are covered all over with mud. Was it fun?
(あなたは全身が泥だらけだね。楽しかった?)

It’s soiled with mud.

これは泥で汚れている。

この英語のフレーズは泥で汚れているものになら何でも使えますので便利ですよ。“soiled”は“soil”の過去分詞で「汚れている」という意味なんです。ちなみに名詞の”soil”は「土」という意味ですよ。

先ほどのように“with mud”を付けることで、ドロドロである事を表現できます。このフレーズには先ほど紹介した“in mud”は使えませんよ。

A: You should wash your bag. It’s soiled with mud.
(あなたのカバンは洗った方がいいよ。泥で汚れているでしょ。)
B: I can’t be bothered to do that.
(それをやるのは面倒くさいな。)

It’s muddy.

これは泥んこです。

この英語のフレーズはドロドロに汚れている時でも地面がぬかるみになっている時でも使えますよ。“muddy”は“mud”(泥)から来ている形容詞で「泥んこの」や「ぬかるみの」という意味なんです。

A: It’s muddy because it rained last night.
(昨夜雨が降ったからぬかるみになっているよ。)
B: It doesn’t matter when you play soccer.
(サッカーをする時はそんな事は関係ないよ。)

It’s mucky.

これはドロドロです。

この英語のフレーズは泥で汚れているというよりも、柔らかくて水っぽくなっているという表現になります。ぐちゃぐちゃになっているドロドロの地面や傷口などにも使えますよ。

“mucky”は英語で「ドロドロした」や「汚い」という意味です。

A: Be careful not to slip. It’s mucky.
(滑らないように気をつけてね。ドロドロだから。)
B: I wish I was wearing rain boots. I need to wash these shoes later.
(長靴を履いておくんだったな。この靴は後で洗わなくちゃ。)


液体が濃密な時

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「ドロドロ」と聞いて一番に思いつくのは液体の粘り気が強い事ではないですか?こういう事を英語でどう表現するのかを知っておくと便利に使えるかもしれませんよ。

ここでは血液やハチミツなどが濃密で粘り強い事を伝えられる英語のフレーズを紹介しますね。

It’s thick.

これは濃厚です。

この英語のフレーズはスープなどの液体が濃厚なことを表現する時に使えますよ。“thick”は普段「厚い」という意味で使われることが多いですが、液体に使う時は「濃い」や「ドロドロ」という意味になるんです。

A: Have some soup. It’s thick so it will fill you up.
(スープを飲んでね。これは濃厚だからお腹がいっぱいになるよ。)
B: Yum! Did you make it?
(美味しそう!これはあなたが作ったの?)

It has a thick consistency.

これは濃度が高いです。

先ほど紹介したフレーズに似ていますよね。“consistency”には一貫性という意味がありますが、液体に使うと「濃度」や「密度」という意味なんですよ。

さっきと同じ“thick”をつける事で濃厚だという事を表現できます。

A: What is this sauce? It has a thick consistency.
(このソースは何?濃度が高いね。)
B: It’s a sesame sauce for shabushabu. Try that with beef.
(それはしゃぶしゃぶの為の胡麻だれだよ。牛肉につけて食べてみて。)

It’s viscous.

これは粘り気があります。

このフレーズはハチミツのように濃厚で粘り気もある液体に使うのがピッタリですよ。ちょっと覚えるのが大変ですが、“viscous”は英語で「粘り気のある」という意味なんです。

先ほど紹介したフレーズよりももっとドロドロで濃い液体を表現できますよ。

A: Is this chocolate sauce? It’s viscous.
(これはチョコレートソースなの?粘り気があるけど。)
B: It’s more like a paste. It will go well on a toast.
(それはどっちかって言うとペーストだね。トーストに合うんだよ。)

It’s creamy.

これはクリーム状です。

この英語のフレーズは“thick”に近い液体の濃さになりますが、それに滑らかさも足しているんですよ。舌ざわりや手触りがクリームのように滑らかなスープなどの液体に使ってくださいね。

A: How did you make this pumpkin soup? It’s creamy.
(このかぼちゃのスープはどうやって作ったの?滑らかだね。)
B: I strained it a couple of times. It’s troublesome but the result is lovely.
(2回ほど濾したの。面倒くさいけど成果はすばらしいのよ。)

It’s gooey.

これはドロリとしています。

このフレーズはべたべたした液体に使う事ができますよ。“gooey”は英語で「ドロドロとした」や「ベトベトな」という意味の形容詞なんです。

“viscous”よりも濃厚でねっとりしている物に使う事が多いですよ。

A: Is this pure chocolate?
(これは純粋なチョコレートかな?)
B: No. There is something inside. It’s gooey.
(ううん。中に何かが入っている。ドロリとしているよ。)

It’s like syrup.

これはシロップみたいです。

液体の濃さをシロップに例えたい時はこのフレーズがピッタリですよ。“it’s like ○○”は英語で「これは○○みたいです」という表現なんです。

空欄に例える物を入れて使う事ができるので、覚えてみると便利ですよ。

A: What is this liquid? It’s like syrup.
(この液体は何?シロップみたいだね。)
B: It’s a special glue for fabrics. Don’t try to taste it!
(それは布用の特別なのりだよ。口にしたらダメだからね!)

他にもこんな英語表現が。
It has a consistency like syrup.(これはシロップみたいな濃度です。)


関係が複雑な時

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感情や欲望などが絡み合って人間関係が複雑な時も「ドロドロしている」って言いますよね。実は英語でこれらを表現するピッタリな単語はないんです。でも、似たような表現はできますよ。

ここではそんな時に使える「ドロドロ」の英語フレーズを紹介しますね。

It’s a disaster.

これは災難です。

人間関係や聞いた話がドロドロしていてひどいと思った時はこのフレーズがピッタリですよ。普段、“a disaster”は英語で「災害」という意味で使われる事が多いです。

でも、状況などが悲惨だったりした時も「ひどい」という意味で使う事ができますよ。

A: Did you see the latest episode of that series?
(あのドラマの最新話見た?)
B: Yes. It’s a disaster. I can’t believe Emma was killed.
(うん。災難だよね。エマが殺された事が信じられないよ。)

They have an ugly relationship.

彼らは見苦しい関係を持っている。

このフレーズはドロドロとした人間関係を説明する時に使えますよ。“ugly”と聞くと「醜い」という意味で知っている人がほとんどだと思います。でも、不快に感じる物を表現する時にもピッタリな形容詞なんですよ。

“relationship”は英語で「人間関係」という意味です。

A: Have you heard about what happened between James and Mary?
(ジェームスとメアリーの間に何があったか聞いた?)
B: Yes. They have an ugly relationship. I don’t want to be involved.
(うん。彼らは見苦しい関係を持っているよね。私は関わりたくない。)

It’s complicated.

これは複雑です。

人間関係などがごちゃごちゃしている時はこのフレーズを使ってみてください。“complicated”は英語で「複雑な」という意味なんですよ。

A: Why don’t you like your mother-in-law? Is she nasty to you?
(なんで姑さんのことが嫌いなの?彼女はあなたに意地悪するの?)
B: It’s complicated. I wish I’d get along well with her.
(複雑なんだ。彼女と気が合えばいいと思うんだけどね。)

It’s getting awful.

これはひどくなってきている。

話や人間関係がどんどんとドロドロになってきているんだったら、このフレーズがピッタリですよ。“awful”は英語で「ひどい」という意味なんです。

“getting”は現在進行形で「なってきている」という表現になりますよ。

A: Someone told me that Nina and Holly had a fight last week.
(ニーナとホリーが先週喧嘩したって誰かから聞いたよ。)
B: Yes, and it’s getting awful. I don’t know what to do anymore.
(うん、そしてそれがひどくなってきているの。もう私はどうしたらいいか分からないよ。)

おわりに

いかがでしたか?ドロドロにはいろいろな意味があって、その英語表現も様々ですよね。あなたの探していたフレーズが見つけられたでしょうか?

使いやすそうなフレーズを覚えて、ぜひあなたの英会話で使ってみてくださいね!

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