≪バイリンガルMeg流≫英語で英語を学ぶ!習得効率が上がる理由は?
みなさん、こんにちは!英トピライターのMegです!
「日本人だから英語は日本語を使って学ぶしかない」
「ネイティブじゃないのに英語で英語を勉強できるわけない」
そんな固定観念をお持ちじゃないですか?
実は全然そんなことありません!私は英語で英語を学ぶ方が、断然習得効率が良いと考えています。
ではなぜ自信を持ってそう言えるのか?今回は「英語で英語を勉強すると習得率がアップする理由」についてお話をしましょう!
【はじめに】なぜ日本語で英語を勉強してもダメなのか?
文法用語が難しそうに見える!
日本語で英語を学ぶということは、文法を日本語で学ぶということ。そのため教科書で使われる文法用語はどれも漢字で表記されていて、何だか凄く難しそうに見えませんか?
例えば「品詞」を見てみましょう。名詞、冠詞、代名詞、形容詞、副詞、動詞、間投詞…などなど、名称をリストするだけで「ザ・勉強」という感じがします。
よく「英語アレルギーで…」という人がいますが、きっと本当は「文法用語アレルギー」なんだと思います。英語には何の罪もありません。
日本の教科書が漢字だらけの文法用語を載せることによって、「英語はハードルの高い学問」という印象を植え付けているのかもしれません。
和訳は余計な作業!
日本語で勉強しようとすると、自然に全てを日本語で説明しようとするので、「英文を和訳する」という考えが当たり前のように存在します。全文を和訳するのが基本。これが普通だと思い込んでいませんか?
しかし、何も私たち全員が「翻訳者」になりたくて英語を学ぶわけではありません。大抵は、英語を使ってコミュニケーションを取りたいから勉強をしているんです。
翻訳をするのが最終目的ではない。となると、毎回「和訳をしなくちゃ」というこの考え方、実に無駄ということになります。
あなたが「意味や状況を理解し、自分の意思を英語にする」という一連の行為の中に、「和訳」のステップは必須でしょうか?答えは明確ですね。
和訳をするのは「翻訳をする人」です。「コミュニケーションを取る人」は英語さえあればOK!つまり日本語で学ぶのは余計な作業を増やすだけということになります。
【英語で英語を学ぶ】習得効率アップの理由は?
そもそも「英語が分かる人」は「英語で理解できてる人」!
よく誤解されているのが、英語ができる人の定義です。英語が分かる人は脳内ですぐに日本語に意味を置き換えられる人ではありません。
例えば “Nice to meet you.”と言われたとしましょう。英語ができる人は、これを「初めまして」と瞬時に訳せる人ではなくて、“Nice to meet you.”として理解ができる人なんです。
もっと言うと、”Nice to meet you.”というフレーズは<初めて誰かに紹介された時に使う挨拶>であると認識している人になります。和訳じゃなくて、英語としての意味と役割を理解できるということです。
そもそも「英語が話せる人=英語としての意味と役割を把握している人」が根本的な考え方なので、英語で英語をそのままストレートに学んでいった方が習得効率が高いというのが納得できますよね!
言語の統一で頭の中がスッキリ整理される!
まず日本語と英語は構造も考え方も全く違うタイプの言語です。そのため日本語を使って英語について説明されると、思考回路がこんがらがってしまうのは当然のこと。
日本語で英語を学ぶことができる人は、ある意味とても器用な人と言えます。
「学ぶ」という行為をする際に、使用言語を1種類に統一していたら分かりやすいと思いませんか?相性の悪い2つの言語を行ったり来たりする必要がなく、気づかないうちに脳内はスッキリと整理整頓されるはず。
英語で英語を学ぶとシンプルに情報を取り込めるので、言語への理解度と習得率が上がるんです!
吸収される単語量が多い!
英語をマスターするために英語というツールを使うので、当たり前ですが目にする英単語量はグッと増えます。
そしてそれらのニュアンスや役割を理解できていないと先に進めないので、必然的にインプットされる単語が多くなるのです。
同じ時間をかけて勉強をしていても、日本語で説明されるのと英語で説明されるのとでは、触れられる英語量が全然違いますよね。より短期間で効率よくボキャブラリーを身につけられるんです!
【方法】英語で英語を学ぶオススメのやり方は?
英語で出版されている教科書を使う!
一番スタートしやすいのは、英語で出版されている教科書を買って勉強することです。実際にページをめくったり書き込みができるような紙媒体はとっつきやすいはず。
Amazonで”English textbook”と検索すれば、たくさんの教科書が出てきます。商品説明や口コミを読んで、気になるものを選んで購入しましょう!
中でも私がオススメしたいのが、DK出版が出しているEnglish for Everyoneのシリーズ。アメリカの本屋さんで偶然出会ったのですが、非常に分かりやすいので独学で進めていきたい人にピッタリの教科書です!
レベルは1〜4まで用意されていて、全てカラープリントの見やすいデザイン。実際に書き込んで行う問題もついています。そして教科書に沿った音声がオンラインで無料のオーディオとして用意されているので、CDなどを買う必要がありません!
初心者の人はまずレベル1からスタートしてもいいかもしれませんね。コースブックとプラクティスブックが用意されていますが、とりあえずコースブックだけでも十分かと思います。
とにかくまずは手元に英語で英語を学ぶツールを持つことが大切ですよ!
Meg流の学習法を取り入れる!
今まで≪バイリンガルMeg流≫の記事で紹介してきた学習法をやってみるのもいいですね!
これらの勉強法は、基本的に全て英語で英語力を鍛えていくものです。和訳をするスタイルでは一切ありません。
お金をかけずに気軽にできるので、まず以下の2つをトライしてみてください!
≪バイリンガルMeg流≫1日5分!日記を書いて英語を上達させる方法!
≪バイリンガルMeg流≫確実に英語が上達!言い換えエクササイズ!
ちょっと変わったやり方を試してみたいなら、コチラもオススメです!
≪バイリンガルMeg流≫ネイティブの英語表現はTwitterでチェック!
≪Meg流≫英語の発音練習法「siri」1人でできるエクササイズ!
オンラインビデオ講座を利用する!
「人に教えてもらいたい」というタイプの人は、オンラインビデオ講座を使って勉強をするのもいいですね!
先生に直接話しかけることはできませんが、目の前に先生がいるようなシチュエーションで勉強ができます。実際に留学をして語学学校に通っている感覚です。
YouTube上で色々探してみるのもいいですが、engVidが提供しているオンラインビデオ講座がオススメです。レベルやトピック別にレッスンを検索できるようになっています。全て無料なのが魅力的!
英語で英語を勉強できるのもそうですが、とにかくリスニング力が養えます。説明を全部英語で聞くことになりますからね。もちろん下に字幕も出るので、耳と目を両方使って吸収できますよ!
おわりに
いかがでしたか?
今回は「英語で英語を学ぶと、なぜ習得効率がいいか」について、私なりの考えをご紹介しました!
この記事を読んでも「そんなまさか」と信じられない人もいるかもしれませんね。気持ちは分かります。
でもまずは騙されたと思ってチャレンジしてみてください!確実に今までとの違いに気づけるはずです。自分の可能性を信じて、英語習得を目指しましょう!