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英語「do」の意味!例文付きの解説で使い方をマスターする!

 

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英語表現の中でよく使われる”do”という単語。短くてシンプルな言葉ではありますが、実に便利で様々な使い方出来るものなんです。

ただ、それゆえに「一体”do”ってどんな意味なんだろう?」と悩んでしまいます。

今回は、英語の”do”の意味と使い方について、例文付きで解説していきます!



「do」の意味と使い方

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細かい意味や使い方を確認していく前に、英語の”do”について簡単におさらいしておきましょう。

まずは、英語の”do”には以下のような使い方と意味があります。

①【使い方】質問する   【意味】〜しますか?
②【使い方】動作を表現する【意味】〜する
③【使い方】強調する   【意味】本当に/ぜひ/実に/やはり

そして、いずれの使い方においても、使える主語というのは決まっています。

「自分」を指す“I”
「自分を含めた複数の人」を指す“we”“○○ and I”
「相手」、「複数の相手」を指す“you”
「自分と相手以外の複数の人」、「複数の物や動物など」を指す“they”“○○ and △△”

いわゆる、一人称単数・複数二人称単数・複数三人称複数と呼ばれるものです。

ここにない主語、つまり三人称単数(「自分と相手以外の1人の人」や「単数の物や動物など」を指す言葉)では“do”を使うことはできません。

その代わりに”does”を使います。形が違うというだけで、役割としては”do”と全く同じです。

最後に、時制によって変わる”do”の形を確認しておきましょう。これは”does”も同様の変化になります。

現在進行形の文 ⇒ “doing”
過去形の文 ⇒ “did”
現在完了形や受動態の文 ⇒ “done”

それでは、使い方によって違う英語の”do”の意味を詳しく見ていきましょう!


質問する時の「do」

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習慣について質問する

毎日していること定期的にしていることについて尋ねたいときに、英語の”do”を使うことが出来ます。

【”Do”+主語+動詞の原形】の形で「○○してるの?」や「○○するの?」という意味になります。

A: Do you cook every day?
(毎日料理してるの?)
B: Yes, I love cooking.
(うん、料理大好きなの。)

ちなみに三人称単数の”she”を主語にする場合は、”does”を使えばOKです。

A: Does she cook every day?
(彼女は毎日料理してるの?)
B: Yes, she loves cooking.
(うん、彼女は料理大好きなんだよ。)

一般的な事実について質問する

この先ずっと変わらないであろう一般的な事実物事の法則などについて質問するときにも、”do”を使うことができます。

A: Do cicadas live under the soil for years?
(セミって何年も土の中で過ごすの?)
B: Yes, they do.
(そうだよ。)


動作を意味する時の「do」

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「○○をする」を意味する

動作を意味する英語の”do”の使い方にはいくつかありますが、日本語で「○○をする」と訳されることが特に多いです。

「○○をする」の中にもいろいろな種類があるので、1つ1つ紹介していきます。

①スポーツ

まずは、スポーツについて「○○をする」と表現するときの使い方です。

スポーツといっても、全てのものに当てはまるわけではありません。格闘技ボールを使わずに行うもの対して使われます。

例えば、こんな風に使います。

A: Have you done karate?
(空手やったことあるの?)
B: No, never.
(ううん、まったく。)

他に、”do”を使って「○○する」と表現するスポーツは以下のようなものがあります。

“do judo”   ⇒ 柔道をする

“do kendo”剣道をする

②家事

家事など家の中の作業もこの”do”で表現します。

例えば、「皿洗いをする」は”do the dishes”です。

A: Do you help your mom?
(お母さんのお手伝いしてる?)
B: Yes, I do the dishes after dinner.
(うん、夕飯食べたらお皿洗いしてるよ。)

【”do”+”the”+部屋の名前】にすると、「○○を掃除する」というような意味になります。

以下は、「お風呂掃除をする」と「窓を拭く」という表現を使っている例文です。

A: I’ve done the bathroom.
(お風呂掃除終わったよ。)
B: Thanks. Can you do the windows next?
(ありがとう。次は窓拭いてくれる?)

Aさんは現在完了形を使って言っているので、”done”を使っていますね。

他の家事については、例えば以下のように表現することができます。

“do the laundry”       ⇒ 洗濯をする

“do the yard”            ⇒ 庭仕事をする

“do the living room”リビングを掃除する

③仕事

仕事に関すること、職場で行うことに関しても、英語の”do”を使えます。

例えば、「コンピュータの管理をする」という表現をしている例文を見てみましょう。

A: What do you do in the office?
(会社では何をしているの?)
B: I do computer management.
(ソフトの更新とかコンピュータの管理してるよ。)

 他には、以下のような表現の例があります。

“do the copy”                ⇒ 「コピーをする」

“do software updates”  ⇒ 「ソフトの更新をする」

④身支度

身支度に関する表現も”do”を使って表現することができちゃいます。

例えば、【”do”+○○’s+”hair”】で「○○の髪をセットする」という意味です。

A: Have you finished getting dressed?
(着替えた?)
B: Yes, but I still have to do my hair.
(うん、でも髪をセットしないと。)

他には、身支度で”do”で使うものとしては以下のようなものがあります。

“do ○○’s nails” ⇒ ネイルをする

“do makeup”     ⇒ メイクをする

「○○にする」を意味する

食事に関することなのですが、「○○にする」という意味でも”do”を使うことが出来ます。

例えば、日本語で「お昼にしよう」と言うときありますよね。そんなときの使い方です。

A: It’s almost noon. Let’s do lunch.
(もうすぐお昼だ。ランチにしよう。)
B: Yes, let’s.
(うん、そうしよう。)

これと同様に、”do dinner”とすれば「夕食にする」という意味で使えます。

他には、料理の種類を”do”の後につけて、以下のように使うこともできるんです。

A: Why don’t we eat out after work?
(仕事の後食べに行かない?)
B: Of course! Let’s do French.
(もちろん!フレンチにしよう。)

フレンチ以外にも「中華にする」だったら”do Chinese”のように、色々な料理の種類で応用が可能です。

「○○を作る」を意味する

食事、料理と関連して、”do”の使い方をもう1つ紹介します。

それは「○○を作る」という意味で“cook”の代わりに使うというものです。

英語の”do”のあとに、作る料理名を入れて使います。

A: I’m doing pasta tonight.
(今夜はパスタを作るよ。)
B: Sounds good.
(いいね。)

ちなみに、上の例文は”doing”の形で表現しています。

強調する時の「do」

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動作を強調する

単に「○○する」や「○○した」というだけでなく、それを強めに言いたいときに”do”を使うことができます。

強調したい動詞の前に、英語の”do”を置けばOKです。

A: Can I explain that again?
(もう一回説明しようか?)
B: No, I do understand.
(いや、ちゃんと理解してるって。)

「自分は理解してる」っていうことを強調したいので、動詞の”understand”の前に”do”を付けているんです。

三人称単数が主語のときには、“does”を代わりに使います。

その場合、”does”の後に続く動詞には三人称単数の”s”は必要ありません。

A: Mary tends to break up with me.
(メアリーが俺と別れたがってるよ。)
B: What? No kidding! She does love you.
(え?嘘でしょ?あの子はあなたのこと本当に愛してるのよ。)

強調せずにいう場合は、”She loves you.”のように動詞の”love”に”s”が付きます。

ですが、この場合は強調のための”does”が付いているので、”love”のままです。

過去形の場合は、“did”を使って強調します。

この場合も注意が必要で、”did”の後の動詞は過去形にしません。

A: I can’t forgive George.
(ジョージのこと許せないよ。)
B: You should. He did apologize.
(許してやれよ。あいつは確かに謝っただろ。)

強調しない場合は、”apologize”の過去形を使って、”He apologized.”となります。

上の例文では、強調の”did”を使っているため、”apologize”のままなんです。

おわりに

今回は、英語の”do”の使い方を紹介しました。いかがでしたか?

英語の”do”には様々な意味と役割が存在しているんですね。短くてシンプルな言葉ですが、とっても便利な言葉です。

それぞれの使い方でスムーズに表現できるようにするために、たくさん練習して身につけていきましょう!

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