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英語の副詞の使い方!意味や知って動詞・形容詞を修飾しよう!

 

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みなさんは、英語の「副詞」を上手に使いこなせていますか?

「副詞」には「名詞」以外のことを説明するという役割があります。つまり、「動詞」「形容詞」などについて「どのくらい」とか「どうやって」ということを説明できるものです。

今回は、そんな英語の「副詞」の使い方について紹介します!



「程度」を表す副詞

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「とっても○○」、「ちょっとだけ○○」など、どのくらいなのかの程度を表す英語の「副詞」を紹介します。

これらの「副詞」はどのくらいの程度なのか表したい言葉の前に置きます。

「とても」を表現する

あることの度合いが平均よりも上だというときの英語表現です。

まず、単に「つまらない映画を見た」はこのようにいいます。

I saw a boring movie.

では、ここにそのつまらなさの程度を上げるための「副詞」を加えてみましょう。

I saw a really boring movie.
(ほんとにつまんない映画を見たよ。)

“boring”という「形容詞」の度合いを、「ほんとに」という意味の”really”で説明してるんですね。

これを聞いた人は「相当つまらなかったんだな」という印象を受けます。

他に、程度を強める英語表現として以下のようなものがあります。

“very”(とても)

“so”(とっても)”very”よりも感情がこもってる印象。

“pretty”(すごく)”very”と同じくらいの強さ。カジュアルな感じ。

“quite”(かなり)他の3つと比べて、若干弱めのニュアンス。

「ちょっと」を表現する

「ちょっとだけ」とその度合いを弱めるときの英語表現。

例えば、ある場所に着いて「ここからは遠いよ」と説明するとこのようになります。

It’s far from here.

では、これに「ちょっと」という意味を加えたいときは、こんな風に言います。

It’s a little far from here.
(ここからは少し遠いよ。)

“a little”を加えることで「遠い」という度合いが弱まりましたね。

こちらの言葉も「ちょっと」という意味で使えます。

“a bit”(ちょっと)”a little”と同様の意味。ただし、こちらの方が口語的な英語になります。

「ほとんど○○ない」を表現する

「全然ないってわけじゃないけど、ないに等しい」くらいの程度を表現するときの例です。

まずは、この文を見て下さい。

I can hear you.

電話などで「あなたの声は聞こえてるよ」と、相手の声が自分に届いてることを伝える表現です。

では、雑音があったりして、相手の声がほぼ聞こえないと伝えたいときはどう言えばよいでしょうか?「副詞」を使ってこんな風に言えます。

I can hardly hear you.
(あなたの声がほとんど聞こえないよ。)

“hardly”は「ほとんど○○ない」という意味で、”hear”の程度をすごく低いものだと表現してるんです。

他に、”hardly”と同様の意味でこのようなものがあります。

“barely”(ほとんど○○ない)”hardly”よりも「ない」の度合いが大きいです。


「頻度」を表す副詞

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「たまに○○する」とか「いっつも○○やってる」というように「頻度」を表す英語の「副詞」を紹介します。

基本的に、その「頻度」を伝えたい事柄を表す言葉の前に置きます。

「いつも」を表現する

「いつも」という意味の英語の「副詞」は”always”です。

I always drink coffee in the morning.
(いつも朝コーヒーを飲んでる。)

「コーヒーを飲む」という行動について、「いつも」という頻度を表す”always”で説明していますね。

「よく」を表現する

「いつもってわけじゃないけど、結構してる」というときは、どんな「副詞」を使うでしょう?

例えば、こんな風に言えます。

Rick usually go to the gym after work.
(リックは仕事の後よくジムに行ってる。)

「ジムに行っている」という頻度を表すために、”go”の前に”usually”を置いているんですね。

「よく」を伝えるための「副詞」には、他にこのようなものがありますよ。

“often”(よく)”usually”よりはその頻度が少ない印象です。

“frequently”(頻繁に)こちらも”usually”よりは頻度が少ない印象。

「たまに」を表現する

「そんなにやってるわけじゃないけど、まあまあやるかな」というニュアンスを出したいときですね。

They sometimes have an argument.
(彼らはたまに言い争いをするんだよね。)

“sometimes”を”have”の前に置くことで、「言い争いをする頻度」を英語で表現してるんです。

このような言葉を使うこともできますよ。

“occasionally”(時折)「機会があれば」というようなニュアンスを含んでいる言葉です。

「ほとんどない」を表現する

「やらなくはないけど、やらないに近い」という感じで、その頻度はかなり低いときです。

My mother hardly ever watch comedy shows.
(うちのお母さんは、ほとんどお笑い番組を見ない。)

“hardly ever”が「お笑い番組を見るという頻度」が「ほとんどない」ということを説明しています。

他には、このような言葉もありますよ。

“rarely”(ほとんどしない)”hardly ever”よりは使われる頻度は少ないです

“seldom”(ほとんどしない)ちょっと堅苦しく感じられる印象の言葉。

「全くない」

頻度がゼロで、「ぜんっぜん、やらない!」を表現するときです。それを英語で表現するのは”never”という「副詞」です。

Gorge never goes for a drink after work.
(ジョージは仕事の後、全く飲みにいかない。)

「飲みに行くこと」が「全くない」ので、”goes”の前に”never”を置いています。


「確信」を表す副詞

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「きっと○○になるよ」、「たぶん○○だよ」というように物事の「確信の度合い」を表現する英語の「副詞」について紹介します。

他の項目の「副詞」同様に、その「確信の度合い」を伝えたい物事を表す言葉の前に置かれます。

ですが、この使い方の「副詞」に関しては、文頭に置いても問題ありません。

「絶対」を表現する

「100%の確信」や「疑うところが何もない」というときは”definitely”を使うことができます。

He’ll definitely leave the company within a year.
(彼は1年以内に絶対に会社を辞めるよ。)

“leave”の前に”definitely”を置くことで、そのことに対する確信が「絶対」ということを表現しているんですね。

他に「絶対」を表現する英語の「副詞」にはこのようなものもありますよ。

“absolutely”(絶対)こちらも”definitely”と同様の意味で使われます。

「きっと」を表現する

「絶対」とまでは言い切れないけど、かなり高い確信をしているときですね。

She certainly likes Mike.
(彼女はきっとマイクのことが好きだよ。)

彼女の態度が怪しいんでしょうね(笑)そこから判断して、”certainly”を使って「マイクのことが好き」というこ都に関する「確信の度合い」を説明してます。

こんな英語を使うこともできますよ。

“surely”(きっと)こちらのほうが、やや主観的なニュアンスが強いです。

「たぶん」を表現する

「まあまあ信じてるけど、少しは疑ってる」とか「気持ちは半々」というくらいの確信です。

We’ll probably go to Paris next summer.
(来年の夏に、僕たちはたぶんパリに行くと思うよ。)

“probably”を使うことで、「来年の夏にパリに行くかも。わからないけど。」というニュアンスになっています。

「たぶん」という意味で使われる英語表現の例は、以下の通りです。どれも、”probably”よりはその度合いが若干弱まります。

“maybe”(たぶん)「50パーセントくらい」を表現するのにピッタリこの言葉。

“perhaps”(たぶん)”maybe”と同じくらいの感覚ですが、若干丁寧な印象があります。

「ひょっとしたら」を表現する

「確率は半分以下」というかなり低い確信を表現するときは、”possibly”という「副詞」を使うことができます。

Sarah will possibly come on time.
(サラはもしかすると時間通りにくるかもね。)

“come on time”の前に”possibly”を置くことで、その確信は低いということを説明しているんですね。

「サラは時間通りに来ない」という可能性も考えてることが分かります。

おわりに

いかがでしたか?今回は英語の「副詞」について紹介しました。

「副詞」を使うことで、微妙な気持ちの違いを表現することができます。そうすることで、より正確に自分の言いたいことが伝わり、誤解も少なくなるんです。

今回紹介したもの以外にも、英語にはさまざまな「副詞」があります。そういったもの含めて、たくさんの言葉を身につけて、どんどん使ってみましょう!

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