英語「the」比較級の例文!「〇〇すればするほど〇〇する」を表現!
英語の比較級には、”the”を使って「○○すればするほど、より○○する」というような意味を表現する使い方があります。
その存在は知っているけど、どうやって使ったらいいか分からない!
そんな風に感じている方も結構多いと思います。
今回は、そんな方たちの悩みを解決すべく、”the”を使った比較級の例文を紹介しながらポイントを解説していきます!
同じ比較級を使った例文
【”the”+○○+文, “the”+○○+文】の形で、○○の部分に同じ比較級が入るパターンの例文を紹介します。
形容詞や副詞に”er”
まずは、形容詞や副詞に”er”を付けるだけの比較級を使った例文を見ていきましょう。
The older my daughter is, the older I am.
(娘が成長するばするほど、僕も歳をとっているということだ。)
“the older+文, the older+文”で、「○○が歳をとればとるほど、△△も歳をとる」や「○○が古くなれば古くなるほど、△△も古くなる」というような意味になります。
The sadder you are, the sadder I am.
(あなたが悲しくなってくると、私も悲しくなってくるよ。)
“the sadder+文, the sadder+文”は、「○○が悲しくなればなるほど、△△も悲しくなる」というような意味です。
The longer his presentation is, the longer the meeting will be.
(彼のプレゼンが長くなればなるほど、会議は長くなるでしょうね。)
“the longer+文, the longer+文”で、「○○が長くなればなるほど、△△も長くなる」という意味を表現することができます。
形容詞や副詞に”more”
次は、形容詞や副詞に”more”をつけるタイプの比較級を使った例文です。
The more clearly he explained, the more clearly I understood.
(彼が分かりやすく説明すればするほど、私はよく理解できるようになりました。)
“the more clearly+文, the clearly+文”で、「○○が分かりやすくなればなるほど、△△も分かりやすくなる」という意味になります。
The more famous the book became, the more famous the author became.
(その本が有名になればなるほど、その作者も有名になった。)
“the more famous+文, the famous+文”で、「○○が有名になればなるほど、△△も有名になる」という内容を言うことができます。
比較級”more”や”less”
続いては、「より多く」という意味の比較級”more”や「より少なく」という意味の比較級”less”を使った例文を見てみましょう。
比較級”more”を使うと以下のようになります。
The more I know him, the more I’m attracted to him.
(彼を知れば知るほど、彼にもっと惹かれていく。)
“the more+文, the more+文”という形を使うことで、「○○が□□をすればするほど、△△も◇◇する」という意味を言うことができます。
最後は、”less”を使った例文を見ていきましょう。
The less the singer appeared on TV, the less people were interested.
(その歌手がテレビに出なくなっていくと、人々は興味を失っていった。)
“the more+文, the more+文”で、「○○が□□をしなくなればしなくなるほど、△△も◇◇をしなくなる」というような内容を表現することができるんです。
違う比較級を使った例文
【”the”+○○+文, “the”+△△+文】の形で、違う比較級を使い、「○○すればするほど、△△する」と言うパターンの例文を紹介します。
形容詞や副詞に”er”
まずは、それぞれが形容詞や副詞に”er”を付けるだけの比較級と言う場合の例文を見てみましょう。
The warmer it gets, the happier we are.
(暖かくなってくると、私たちは嬉しくなってくる。)
“the warmer+文, the happier+文”は、「○○が暖かくなればなるほど、△△は嬉しくなる」という意味です。
形容詞や副詞に”more”
次は、それぞれが形容詞や副詞に”more”を付ける比較級を使った例文です。
The more interesting the story is, the more popular the drama is.
(ストーリーが面白くなるにつれて、ドラマの人気が出てきた。)
“the more interesting+文, the popular+文”の形で、「○○が面白くなればなるほど、△△は人気になる」という内容を表現できます。
形容詞や副詞に”er”と形容詞や副詞に”more”
そして、一方が“er”を付けるだけ、もう一方が“more”を付ける比較級を使っている例文です。
どちらを先にしなければいけないという決まりはありません。
内容に応じて、どちらの比較級を使った内容を置くか決めます。
The more selfish the child was, the angrier the father got.
(子供がどんどんワガママになったので、父親も怒りが増していった。)
“the more selfish+文, the angrier+文”の形で、「○○がワガママになればなるほど、△△は怒る」という意味です。
形容詞や副詞に”er”/”more”と比較級”more”/”less”
他に、一方が“er”を付けるだけ、あるいは“more”を付ける比較級で、もう一方が“more”や“less”を使っているというパターンもあります。
こちらもどれを先に、どの組み合わせという決まりはありません。
内容に合わせて、使う組み合わせ、先に置くものを決めることができます。
The colder it gets, the less he goes out.
(寒くなればなるほど、彼は外に出なくなる。)
“the colder+文, the less+文”は、「○○が寒くなればなるほど、△△は□□しなくなる」という意味になります。
The more you exercise, the more slender you will be.
(運動すればするほど、どんどんスリムになるだろうね。)
“the more+文, the more slender+文”で、「○○が□□すればするほど、△△はスリムになる」という意味になります。
比較級”more”と比較級”less”
最後に、一方が”more”、もう一方が”less”というパターンの例文を見てみましょう。
この場合も、内容に合わせてどちらを先に置いても構いません。
The more he talks about soccer, the less I’m interested in it.
(彼がサッカーについて話せば話すほど、私はサッカーへの興味がなくなってくるの。)
“the more+文, the less+文”の形で、「○○が□□すればするほど、△△は◇◇しなくなる」という表現ができます。
おわりに
今回は、英語の比較級で”the”を使って表現する例文を紹介しました。いかがでしたか?
もちろん、ここで紹介した例文での使い方以外にも表現の仕方はたくさんあります。
紹介したものを参考にしながら、自分で言葉を入れ替えたりしながら、色々と応用して使ってみましょう。
その他、以下の「比較級」についての記事もぜひ参考にしてみてくださいね。