「部署」を英語で説明!自己紹介で役立つビジネス表現を学ぼう!
ビジネスパーソンの自己紹介に欠かせないのが「部署」の説明!どの部門に属しているのかを伝えるだけで、自分がどのような仕事をしているのかが紹介できますよね。
今回はそんなオフィスの自己紹介で役立つ「部署の英語表現」について学んでいきましょう!
「部署」の英語表記
そもそも「部署」は英語でどうやって表現するんでしょうか?また「人事部」や「営業部」など、よくある部門の英語名は知っていますか?
まず最初に自己紹介で部署の話をできるように、基礎知識を身につけましょう!
部署=「department」/「division」
「部署」を英語で表すなら、基本的に以下のいずれかになるはず!
department
division
この2つの英語は、あまり意味合いに差がないのが正直なところ。実際の表記は、会社や国によって異なります。
ただしアメリカ国内の使い方ですと、“department” > “division”という考え方が主流のようです。そのため”department”の中に、さらにいくつかの”division”が用意されていることもあります。
大きな組織を、役割によって小さく分けているという意味では、”department”も”division”も同じようなものと言えますね!
そもそも”division”は軍隊用語としても有名なんです。ということで会社・企業で考えると、日本語の「部署」は”department”のほうがしっくりくるような気がします。
【保存版】定番の部署名一覧!
それでは次に、よくある部署名の英語表記を学んでいきましょう!
・営業部⇒ Sales Department
・人事部⇒ Human Resources Department
・経理部⇒ Finance Department/ General Accounting Department
・マーケティング部⇒ Marketing Department
・企画部⇒ Planning Department
・調達部⇒ Procurement Department
・購買部⇒ Purchasing Department
・総務部⇒ General Affairs Department
・法務部⇒ Legal Department
・広報部⇒ Public Relations Department
・技術部⇒ Engineering Department
・宣伝部⇒ Advertising Department/ Publicity Department
・研究開発部⇒ Research and Development
・監査部⇒ Audit Department
・物流部⇒ Logistics Department
・製造部⇒ Production Department/ Manufacturing
・生産管理部⇒ Production Management Department
・保守部⇒ Maintenance Department
・顧客サービス部⇒ Customer Service Department
・発送部⇒ Dispatch Department
こちらの一覧は参考程度にお使いください。こういった名前には、正解も不正解もありません。会社や国によって表記の仕方は変わってくるので、あくまでも一般的な例として認識しておきましょう!
「所属部署」を伝える英語表現
次は、自分がどの部署に所属しているかを伝える自己紹介表現をご紹介します!
I work in the Sales Department.
私は営業部で働いています。
自分がどの部門で働いているかを説明する時は、シンプルに”work”(働く)という英語を使いましょう!そして”department”の前には、前置詞の”in”をお忘れなく。
部署名は正式名称であることが一般的なので、単語の最初を大文字するのが普通です。
I work in the Sales Department of ABC Group.
(ABCグループの営業部で働いています。)
ちなみに質問をしたい時は、この英語フレーズを使いましょう!
What department do you work in?(何の部署で働いているんですか?)
I’m in the Human Resources Department.
私は人事部に所属しています。
自己紹介で所属している部署の話をする時は、深く考えず”I’m in ○○.”の形でOK!
日本人の中には、よく”belong to”(所属する)という英語を使う人が多くいます。しかし日常英会話の場合、実は”belong to”はあまり頻繁に使う言い方ではありません。堅くなり過ぎて不自然なので、断然”I’m in ○○.”のフレーズをオススメします!
A: Which department are you in?
(どの部署に所属してるんですか?)
B: I’m in the Human Resources Department.
(私は人事部に所属してます。)
I’m doing procurement.
私は調達をやっています。
これは口語のみでよく使われる表現になります。日本語でも「営業をやっている」と言うように、英語でも自分の部署名を”doing”と一緒に使って紹介することができるんです!
A: So, what exactly do you do at your company?
(で、会社では実際何をしてるんですか?)
B: I’m doing procurement.
(私は調達をやっています。)
自己紹介の中で「何をしているか」を伝えれば、部署を教えたことになりますよね!
「部署の役割」を説明する英語表現
一般的な部署名であれば、すぐに業務内容が伝わるもの。しかし具体的にどんな役割を担っているかを説明したい時は、次の英語表現を使って教えてあげましょう!
I’m in charge of ○○.
○○を担当しています。
自分が仕事の上で何を担当しているかを伝えれば、具体的にどんな業務をしているかが想像つきますよね!”in charge of”は「の担当をして」、「を任されて」という意味の英語になります。
I work in the Production Management Department. I’m basically in charge of stock control.
(生産管理部で働いてます。基本的に在庫管理が私の担当です。)
「責任がある」という言い回しで、似たような説明ができますよ!
I’m responsible for training new staff members.(新しい社員を研修するのが私の責任です。)
Our job is to ○○.
私たちの仕事は○○をすることです。
動詞を使って担当している業務を、説明する時はこの表現がオススメ。”our job”(私たちの仕事)という言葉を使うことによって、部署全体が何をしているかを伝えることができます!
Our job is to plan out the marketing strategy
(私たちの仕事は、マーケティング戦略を練ることです。)
自己紹介で仕事内容の話をする時は、あまり難しく考えないのがポイント。適切な動詞を探し出し、短く説明してあげるのがベストですね!
もっとシンプルに”I + 動詞”や”We + 動詞”の形でもOK!”I”だと個人単位の業務内容、”We”だと部門全体の業務内容を表せます。
I sell cars.(私は車を売ります。)
We hire new staff.(私たちは新しい従業員を雇います。)
おわりに
どうでしたか?
最近は定番の名称以外に、ユニークな名前の部署も多くなってきましたよね。その場合、自己紹介で所属場所を説明する時は、相手が簡単に理解してくれるような英語表現を選んであげられるといいですね!
自分にピッタリのビジネス自己紹介フレーズを探してみてください!