「美味しそう」は英語で?食欲をそそられる時のフレーズ10選!
ご飯を食べるとき、食べ物のいい匂いがするとき、人からおすすめのレストランを教えてもらったときなど、日常生活の中で「美味しそう!」と言う場面ってたくさんありますよね。
今回は、シチュエーションによって使い分けができる、様々な「美味しそう!」の英語フレーズを紹介します。
見た目や匂いから
まずは、食べ物を目の前にして、見た目や匂いから「美味しそう!」という基本の英語フレーズを紹介します。
It looks good!
美味しそう!
ここでの”it”は食べ物を指していて、”look”は「見える」という意味。
“It looks good!”で、食べ物を見て「美味しそう!」と言いたいときの一般的な英語表現です。
A: I made a quinoa and avocado salad for breakfast.
(朝食にキヌアとアボカドのサラダを作ったよ。)
B: It looks good!
(美味しそう!)
“good”の部分は、色々な形容詞を使って置き換えができるので、ぜひその時の気分や食べ物の感じによって変えてみてくださいね。
“good”と同じニュアンスで一般的に使えるのが、“It looks nice.”
強調したいときには、“It looks so good.”や“It looks great. “
もっとカジュアルに「うーん、おいしそ〜!」という感じが出せるのは、“It looks yummy.”
期待していた以上に美味しそうなとき感動を表せるのは、“It looks amazing.”や“It looks fantastic.”
新鮮な食材が目を引くときは、“It looks fresh.”
盛りつけが食欲をそそるときは、“It looks beautiful.”
その時のシチュエーションにあわせて、使い分けてみましょう!
Everything looks good!
どれも美味しそう!
こちらは「全部」という意味の英語”everything”を使っています。
全部が魅力的でどれを注文すればいいか決められない時や、誰かにたくさん食事を用意してもらった時などに使える英語フレーズです。
A: Everything looks so good! I can’t decide what to get.
(どれもとっても美味しそう!何を注文したらいいか決められないや。)
B: Same here.
(私も。)
Yum!
おいしそ〜!
食べ物を見たとき、感覚的に「うまそ〜!」「おいしそ〜!」と言えるのがこの英語フレーズ。小さい子供から大人まで、カジュアルな場面で使えます。
A: I got this apple pie at the farmer’s market!
(このアップルパイ、直売市で買ってきたの!)
B: Yum!
(おいしそ〜!)
ちなみに、食べ物を食べている最中に使うと「うまいっ!」「おいし〜!」というニュアンスになりますよ。
It smells good.
美味しそうな匂い。
“smell”は英語で「匂いがする」という意味。
食べ物のいい匂いがする時に使える一般的な表現です。
A: Dinner is ready.
(夕食の準備ができたよ。)
B: It smells good!
(いい匂いがする!)
Something smells good.
どこからかいい匂いがする。
こちらは、道を歩いている時など、どこからともなく食べ物のいい匂いがする場面で使える英語フレーズです。
A: Something smells good!
(どこからかいい匂いがする!)
B: Yeah, I guess it’s ramen noodles.
(そうだね、たぶんラーメンじゃないかな。)
It’s mouth-watering.
美味しそう。
美味しい食べ物を見たり、いい匂いをかいだりすると、よだれが出てきそうになりますよね。
そんな「よだれが出そうなほど食欲をそそられる」というニュアンスの英語表現です。
A: This is the best chicken wings you can get in this neighborhood. Do you wanna share with me?
(このチキンウィング、この辺では一番美味しいやつだよ。一緒に食べる?)
B: It’s mouth-watering! I’d love to.
(美味しそう!ぜひとも。)
人の話から
次に、人から食べ物の話やレストラン情報などを聞いて「美味しそう!」と思ったときに使える英語フレーズを紹介します。
It sounds good.
美味しそう。
“sound”は英語で、「〜に聞こえる」という意味です。人から食べ物やレストランなどの話を聞いて、「それ、美味しそう」と思った時に使える一般的な表現ですよ。
A: So, do you have any place in your mind?
(どこか行きたいお店はある?)
B: Yeah, how about the Italian restaurant at Bay street? I heard the owner is from Napoli and they make authentic pizza with a wood burning oven.
(うん、ベイ通りにあるイタリアンはどう?オーナーがナポリ出身で、釜で焼いた本格的なピザを出してるんだって。)
A: It sounds good.
(美味しそうだね。)
My mouth is watering just by thinking about it.
考えるだけでよだれが出そう。
“my mouth is watering”は直訳すると「口の中に唾液が出てきた」、つまり「よだれが出そう」という意味です。
人から美味しい食べ物の話を聞いている時に、それを想像するだけでよだれが出そう〜!という場面で使えますよ。
A: Have you heard of Poutine? You should definitely try it while you’re in Canada. It’s french fries topped with cheese and gravy.
(プーティンって聞いたことある?カナダにいるうちに、絶対に食べてみて。チーズとグレービーソースがかかってるフライドポテトのことだよ。)
B: My mouth is watering just by thinking about it.
(考えるだけでよだれが出そう。)
人の話ではなく、食べ物の写真を見て、という場面ではこんな風にも言えますよ。
My mouth is watering just by looking at the picture.(写真を見るだけでよだれが出そう。)
You’re making me hungry.
おなかがへってきた。
こちらは直訳すると「あなたは私の空腹感を刺激する」です。
美味しい食べ物やレストランの話を聞いていると、なんとなくおなかがすいてくる事ってあると思います。そんな時に使える英語フレーズですよ。
A: I had sushi at a Japanese restaurant down the street, and it was so good! They have most of their fish imported from Japan.
(すぐこの通りの先にある日本食レストランでお寿司食べたんだけど、すっごく美味しかったよ!お魚ほとんど日本から輸入してるみたい。)
B: You’re making me hungry.
(おなかへってきちゃったよ。)
It sounds irresistible.
食欲をそそられる。
“irresistible”は英語で「抵抗できない」「我慢できない」という意味です。
こんな美味しいもの食べたよ、と人から聞いた食べ物の話が魅力的すぎて「食べたくてたまらない」という気持ちを表せますよ。
A: We had the amazing raw oysters last night. They had a rich creamy texture with a refreshing taste. It’s a must-try.
(昨日、最高に美味しい生ガキを食べたんだ。コクがあってクリーミー、かつ爽やかな風味。食べる価値ありだよ。)
B: It sounds irresistible.
(食欲をそそられるね。)
おわりに
いかがでしたか?
「美味しそう」はとてもシンプルな表現ですが、日常生活で使う機会も多いので、ぜひその時のシチュエーションに合った英語フレーズを使い分けてみてください。
自分の気持ちにぴったりな言い回しができるようになると、会話がもっともっと楽しくなりますよ!