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「当然」は英語で?当たり前のことを表せるフレーズ16選!

 

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友達の話が当たり前すぎるとき、「そんなの当然じゃん!」と言ったり、誰かにお礼を言われて、「いやいや当然のことをしたまでですよ!」と言いたい場面ってありますよね。

そんな時に使う「当然」という表現、英語で何て言うのかご存知ですか?

今回はこの日常会話でよく使う「当然」の英語フレーズを、4つの別々のシチュエーションにわけて紹介していきます。



「言うまでもない」こと

まずは、常識など、言うまでもないような当たり前のことを表す英語フレーズを紹介します。

Of course!

当然じゃん!

“of course”は「もちろん、いいよ」という意味でよく使う英語フレーズですが、ここでは「確かだ」「当たり前だ」といった意味があります。

「当たり前すぎて、そんなの言うまでもないよ!」というニュアンスで使えますよ。

A: Are you going out for drinks tonight?
(今日、飲みに行くの?)
B: Of course! Barcelona FC won the champion’s league. We have to celebrate!
(当たり前じゃん!バルセロナがチャンピオンズリーグ優勝したんだよ。お祝いしなきゃ!)

Obviously!

当然じゃん!

“obviously”は、英語で「明らか」という意味です。

相手の発言が「どっからどう見ても明らかだ」「言わなくてもわかる」というところから、「当たり前じゃん!」という使い方ができます。

A: Hey, I heard that Tomoko and Bob are dating!
(ねぇ、トモコとボブが付き合ってるんだって!)
B: Obviously! You didn’t notice that?
(そんなの明らかじゃん!気づかなかった?)

同じニュアンスで、こんな風にも言えますよ。

It’s obvious! (そんなの明らかじゃん!)

It’s just common sense.

そんなの常識だよ。

「常識」は、英語で”common sense”といいます。

「そんなのただの常識でしょ」と言いたいときに使う定番の英語表現です。”just”は強調するためのものなので、省略することもできますよ。

A: Hey, you shouldn’t keep bananas in the fridge!
(ねぇ、バナナ冷蔵庫に入れたらよくないって!)
B: Why?
(なんで?)
A: I think it’s just common sense.
(そんなのただの常識だと思うけど。)

Everyone knows that.

そんなの常識だよ。

こちらは、直訳すると「みんなそれを知っている」となります。

「そんなのみんなすでに知ってるよ」つまり「そんなの常識だよ」といったニュアンスで使えますよ。

A: I guess Kevin has a crush on Megumi! Don’t you think so?
(ケビンって、めぐみのことが好きな気がする!そう思わない?)
B: Everyone knows that already!
(そんなのみんなすでに知ってるよ!)

Duh.

なに当然のこと言ってんの。

“Duh.”は、”Oh!”や”Huh?”などと同じ間投詞と呼ばれるもので、その言葉自体には意味はありません。

「何を今さら、わかりきったこと言ってるんだか!」というニュアンスで、相手の発言に飽きれた時に使えますよ。ただし、かなりくだけた言い方なので、仲の良い友人同士の間で使ってくださいね。

A: Are you good at computing?
(君って、コンピューター使うの得意なの?)
B: Duh. You know I’m a programmer.
(当たり前でしょ〜。プログラミングの仕事してるって知ってるよね。)


「無理もない」こと

ネガティブな出来事に対して、「それが起こるのも無理はない」と言いたいときの英語フレーズを紹介します。

It’s normal to ◯◯.

◯◯するのも当然だよ。

“normal”は英語で「平常の」「通常の」という意味です。

「それが起きるのも、いたって普通なことだよ」というニュアンスがあります。

A: It’s finally weekend! Do you have any plans?
(やっと週末だね!何する予定なの?)
B: I was so waiting for this weekend! But somehow I’m feeling so tired and I don’t know what I wanna do now.
(ほんと週末が待ち遠しかった!でもどういうわけかすごく疲れてて、何がしたかったかもうよくわからない。)
A: I think it’s normal to feel that way since you’ve been so busy these days.
(そう感じるのも無理もないと思うよ、最近ずっと忙しかったじゃん。)

It’s absolutely natural to ◯◯.

◯◯するのも当然だよ。

“absolutely”は「完全に」「絶対に」、”natural”は「自然の」という意味の英語です。

こちらも”It’s normal to ◯◯.”と同じように、「それが起きるのもいたって自然なこと」というニュアンスで使えます。”absolutely”は強調するためのものなので、省略もできますよ。

A:  I have the final interview today… I’m freaked out!
(今日が最終面接の…。どうしよう!)
B: It’s absolutely natural to feel nervous. Take a deep breath and just try to be yourself. Then you’ll be fine!
(緊張するのも当たり前だよ。深呼吸をして、ただ自分らしくいられるよう心がけて。大丈夫だって!)

There’s nothing wrong with ◯◯.

◯◯するのも当然だよ。

“nothing”は「何も〜ない」、”wrong”は「間違った」という意味。フレーズ全体で「〜するのは間違ったことではない」となります。

「〜するのも無理ないよ」「〜するのも理解できるよ」といったニュアンスで、相手に同意する気持ちや、相手の状況を思いやる気持ちを表すこともできる英語フレーズです。

A: Sorry for making you listen to my complains. I’m just so upset.
(グチ聞かせちゃってごめん。ほんとムカついちゃって。)
B: Oh don’t be sorry. There’s nothing wrong with complaining. I would feel the same way.
(謝んなくっていいよ。グチりたくなるのも無理ないって。私も同じように感じると思う。)

こんな風に言っても、同じニュアンスになりますよ。

It’s nothing wrong with ◯◯.(◯◯するのも無理はない。)


「納得がいく」こと

続いて、理にかなっていること、つじつまが合うことなど、「〜なのも当然だろう」と言うときの英語フレーズを紹介します。

No wonder that ◯◯.

◯◯は当然だ。

“wonder”は英語で「驚くべきこと」という意味。”no”で否定しているので、「驚くには値しない」というニュアンスになります。

相手の話を聞いて、「あぁ、それなら〜するのも当たり前だね」と納得した時に使える英語フレーズですよ。

A: I heard that Jimmy got promoted to be a manager.
(ジミーがマネージャーに昇進したんだって。)
B: No wonder that he seems very happy today. He’s been working so hard for that.
(今日は彼がすごく嬉しそうなのも当然だね。それを目標にずっと頑張ってたからね。)

No surprise that ◯◯.

◯◯は当然だ。

英語の”surprise”は日本語でもおなじみですね。「驚き」という意味です。

すでに紹介した”No wonder that ◯◯.”と同じように、「驚くことではない」つまり「〜するのも当たり前だね」というニュアンスで使えますよ。

A: No surprise that people make a long queue here! These dumplings are absolutely amazing!
(みんながここで長い行列に並ぶのも当然だな!この餃子、最高に美味しいよ!)
B: Told you.
(でしょ。)

It makes sense that ◯◯.

◯◯は当然だ。

英語”make sense”には「つじつまが合う」という意味があります。

「筋が通っていて納得できる」という場面で使えますよ。

A: Oh no, I forgot to include him in CC!
(しまった、彼のアドレスをCCに入れるの忘れてた!)
B: It makes sense that he didn’t show up at the meeting. He didn’t even know that there was a meeting.
(彼が会議に来なかったのも当たり前だな。会議があることすら知らなかったんだから。)

That figures.

当然だろうね。

“figure”は「筋が通る」「理にかなう」という意味の英語です。

ありがちな物事や人の行動について「当然だな」「予想した通りだな」と思った時に使える便利な英語フレーズですよ。

A: Tim just texted me he can’t join us today.
(ティムから、やっぱり今日は来れないってメッセージ来たよ。)
B: That figures.
(あぁ、そうだろうね。)

「当然のことをしたまで」

相手にお礼を言われて「当然のことをしたまで」と言いたいときの英語フレーズを紹介します。

I just did the right thing.

当然のことをしたまでだよ。

“right thing”は英語で「正しいこと」という意味ですね。

ここでは”the”がついているので、単に「正しいこと」というよりは「その状況下ですべき適切なこと」といったニュアンスがあります。

「自分がしたいからとかしたくないから、と言うよりも、その場で求められていることをやった」という大人な印象の英語フレーズですよ。

A: Thank you so much for your help.
(手伝ってくれて、本当にありがとう。)
B: It’s no big deal. I just did the right thing.
(大したことじゃないって。当然のことをしたまでだよ。)

I just did my job.

当然のことをしたまでだよ。

“did my job”は「自分の仕事をやった」という意味です。

相手にしてあげたことが、自分の仕事の一部だった時や、自分の仕事の範囲を少し超えたことをした時でも、そんなお礼を言われるようなことじゃない、と思ったときに使えます。

A: Thank you for checking the numbers in my report.
(資料の数字を確認してくれて、ありがとう。)
B: No problem. I just did my job.
(全然。自分のやるべき仕事をやったまでだよ。)

I just did what I was supposed to do.

当然のことをしたまでだよ。

英語”supposed to do”には「〜すると決まっている」「〜することになっている」という意味があって、仕事でやらなければいけないことや、規則で予め決められていること等に使える言葉です。

“what I was supposed to do”で「私がやるべきだったこと」なので、フレーズ全体で「すべきことをしたまでだよ」といったニュアンスになります。

“I just did my job.”と同じように、自分の仕事でやってあげたことについて使えますよ。

A: Thank you for taking over my work during my absence.
(不在中に私の仕事を引き継いでくれてありがとう。)
B: Don’t worry. I just did what I was supposed to do.
(そんなのいいよ。ただ求められてることをしたまでだよ。)

I didn’t do anything special.

当然のことをしたまでだよ。

こちらの英語フレーズは、直訳すると「特別なことは何もしなかった」となります。

要するに「お礼なんていいよ」「お礼を言われるようなことは何にもしてないよ」というニュアンスですね。

A: Thank you for taking me out today. I’m feeling a bit better now.
(今日は連れ出してくれてありがとう。ちょっと元気が出てきたよ。)
B: Oh, I didn’t do anything special.
(そんなお礼を言われるようなこと何もしてないよ。)

おわりに

いかがでしたか?

シチュエーションにわけて、たくさんの言い方を紹介しました。「当然!」と思うことがあったらぜひ紹介した英語フレーズで会話してみてくださいね。

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