役職名の英語一覧!会社での肩書きを紹介&説明する便利表現!
部長、課長、係長…こういった役職名は英語にした時、一体どのような言葉を使えばいいのかご存知ですか?そもそも英語圏の肩書きがどのようなニュアンスで使われているかも気になりますよね!
今回は「役職名の英語表現一覧」をご紹介すると共に、「肩書きを人に紹介する時の基本フレーズ」も伝授いたします!サラリーマン&OLさんは必見です!
役職名の英語表現一覧
それでは早速、役職名の英語表現を見ていきましょう!
役員レベル
まずはお偉いさんから!一部被る名称もありますが、それは会社によってこういった役職の位置づけにバラつきがあるため。正解・不正解があるわけではないので、注意してください。
取締役会長 | Chairperson/ Chairman |
取締役副会長 | Vice Chairperson/ Vice Chairman |
理事長 | Board Chairperson/ Head Director |
代表取締役 | Representative Director / President |
社長 | President |
副社長 | Executive Vice President |
専務取締役 | Executive Director |
常務取締役 | Executive Managing Director |
取締役/役員 | Director/ Board Member |
社外取締役 | Outside Director/ Outside Board Member |
相談役/顧問 | Senior Advisor |
監査役 | Auditor |
執行役員 | Corporate Officer/ Executive Officer |
支店長 | Branch Chief/ Branch Manager |
工場長 | Factory Director/ Factory Manager |
よくCEOなんていう役職名も聞きますよね。あれは部門に分けた最高責任者を表す言い方になります。”C”と”O”は固定で変わらないので、真ん中のアルファベットに注目しましょう!
最高経営責任者 | Chief Executive Officer/ CEO |
最高業務執行責任者 | Chief Operating Officer/ COO |
最高財務責任者 | Chief Financial Officer/ CFO |
最高法務責任者 | Chief Judicial Officer/ CJO |
最高マーケティング責任者 | Chief Marketing Officer/ CMO |
最高技術責任者 | Chief Technical Officer/ CTO |
最高情報責任者 | Chief Information Officer/ CIO |
部長レベル
続いては、部長レベルの役職名を見ていきましょう!
本部長 | General Manager/ Chief of Headquarters |
部長 | Manager |
営業部長 | Sales Manager/ Sales Department Manager |
副部長 | Assistant Manager/ Submanager/ Vice Manager |
課長・係長レベル
こちらはより親しみのある名称かもしれませんね!
課長 | Section Chief/ Section Head/ Unit Head |
課長補佐 | Assistant Director/ Assistant Section Chief |
係長 | Section Head/ Unit Head |
その他
役職名がついていない人などに使える英語表現です!
従業員 | Staff/ Employee |
アシスタント | Assistant |
研修生 | Trainee |
インターン | Intern |
役職名の英語フレーズ
役職名の一覧をご紹介したところで、それを人に伝える時の英語フレーズをいくつか見てきましょう!
I’m the ○○.
私が○○です。
自分が何の仕事をしているかを役職名を使って表す時は、シンプルに”I’m the(役職名).”の英語表現でOK。自分の役職名がハッキリ英語で分かっている人にオススメです!
自己紹介で”the”を使うことで、その役職を担っているのが自分1人であることがハッキリします。”a”にすると特定されていない言い方なので、不自然な印象になることも。
I’m the CEO of ABC Company.
(私がABC社の最高経営責任者です。)
I am in charge of ○○.
私は○○の担当をしています。
“in charge of”は「担当をしている」、「任されている」を表す英語表現。これを使う事で、自分が何に対して責任を持っているのかを説明できます!
I am in charge of the recruitment of new graduates.
(私は新卒採用の担当をしています。)
また現在完了形を使えば、以前から現在にかけてずっとその担当をしているというニュアンスが表すこともできます!
I have been in charge of the recruitment of new graduates.(新卒採用の担当をしています。)
I work in ○○ as a △△.
○○部で△△として働いています。
自分の所属部門と役職名を同時に入れたいなら、この英語表現がいいですね!
I work in the Sales Department as a section chief.
(営業部で課長として働いています。)
部署名について詳しく知りたい方は、この記事もチェック!部署名の一覧も見る事ができます。
「部署」を英語で説明!自己紹介で役立つビジネス表現を学ぼう!
役職名の豆知識
最後に、役職名にまつわる豆知識をお伝えします!
「役職」は英語で”post”!
今まで役職名の英語表記について話してきましたが、そもそも「役職」は何て言うんでしょうか?正解は”post”!「職」を表す英語になります。最近では日本でも「ポスト」というカタカナで使われることもありますね。
または”position”という言葉を使うことも!それぞれ記憶しておくと安心です。
役職名は会社によって異なる!
会社によって役職の名前は異なりますし、扱われ方も変わってきます。企業によっては、そこ限定の独特な名称を作っていることも。
なので役職名の英語に関しては、柔軟な知識と見方が必要になるので、覚えておきましょう!
呼びかけに役職名は使わない!
日本では本人を呼ぶ際に、「課長!」や「ヤマダ部長!」と声をかけることはありますよね。しかし英語圏では役職名を使って、相手に呼びかけることはないと言っていいでしょう。
つまり”Yamada Manager!”と言うことはほぼないので、注意してください!その代わり敬称をつけて、”Mr./Ms. Yamada!”と呼ぶのが一般的です。
部長を”vice president”と呼ぶことも!
“vice president”という英語聞くと、パッと「副社長」を想像する人が多いはず。しかしアメリカでは部長クラスに”vice president”の役職名を与えてしまうことが多いんです!
役員でなくても、管理職レベルであればこの名称が比較的簡単に使われてしまうんですね。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「役職名の英語一覧&フレーズ」をご紹介しました!肩書き名の言い方がたくさんあって、圧倒されてしまった人も多いのでは?
何度も繰り返しますが、役職名は企業によって使われている呼び方やニュアンスが異なることがほとんどです。そのため「この呼び方は間違い」というものはありませんので、安心してください。
ただし一般的な名称に慣れていると便利なので、自分に関係のある役職名は少なくとも一覧を見て覚えておくといいでしょう!