「ねえ聞いて!」は英語で?話を聞いて欲しい時の呼びかけ表現8選!
会話の中で相手に聞いて欲しい話があった時、あなただったらまず何て言いますか?「ねえ聞いて!」という一言から話を始める人も多いのではないでしょうか。
どんな話にも必ずスタートがあります!相手の注意を引きつけたい時は、何か明確な呼びかけがあるといいですよね。
今回は日常英会話で役立つ「ねえ聞いて!」の英語表現をご紹介します!
話題を振る時の「ねえ聞いて!」
それでは何かの話を始めたい時に使う「ねえ聞いて!」の英語フレーズを見ていきましょう!
Hey listen.
ねえ聞いて。
どストレートな「ねえ聞いて」の英語訳といえばコレ!”hey”は呼びかけに使われる定番ワードで、”listen”は「聞く」という意味の動詞です。ここでは「聞いて」という命令形で使われています。
仲の良い友達や恋人同士の会話でよく使われ、相手の注目を集めたい時にピッタリ!
A: Hey listen, I’ve got something to tell you!
(ねえ聞いて、言いたいことがあるの!)
B: Sorry, not right now, I’m busy.
(ごめん、今は勘弁して、忙しいんだ。)
他にも、何かを言い聞かせたり、諭したいことがある時も “Hey listen”で始めることがあります。
Hey listen, it’s okay to make a mistake.
(ねえ聞いて、間違えたっていいんだよ。)
Guess what?
ねえ聞いて/何だと思う?/知ってる?
「ねえ聞いて」の表現でも、なかなか英語的だなと思うのが、この “Guess what?”。英語初心者が急にこのフレーズを言われたら、「ん?」と戸惑ってしまうかもしれません!
“guess”は「推測する」、「想像する」、「言い当てる」を意味する動詞。つまり “Guess what?”を直訳すると「何なのか分かる?」という感じになります。
そもそも人は質問を投げかけられると注意して話を聞きますよね。なのである意味クイズ形式で話を振ることで、「ねえ聞いて!」の役割を果たしているというわけです!
この英語表現を使うのは、
・新しい話題
・面白い話題
・ビックリする話題
などを用意している時。相手にドキドキと「何だろう」と思わせる表現なので、あまりにくだらない話だと「期待して損した」状態に。気をつけましょう!
A: Guess what?
(ねえ聞いて!)
B: What?
(何?)
A: I got engaged!
(婚約したの!)
ちなみに “Guess what?”と聞かれたら、その後は “What?”で聞き返してあげるのが基本です!返し方も一緒に覚えておくといいでしょう。
また場合によっては相手のリアクションを挟まずに、話を進めることもあります!
Guess what? I passed the final interview!
(ねえ聞いて!最終面接通過したよ!)
You know what?
あのね。
“Guess what?”と同類扱いされることが多い “You know what?”ですが、こちらは使い方が少し変わってきます!
確かに会話の中で使われて、相手の注意を引くための英語表現なので「ねえ聞いて」のジャンルに入るかもしれません。ただこちらは基本的に会話の方向性を変えていく時に使われる言い方です。
“Guess what?”の時のように「何だろう」というワクワク感がつまった物ではなく、割と冷静に自分が気づいた点について相手に話をする感覚になります。そのため相手の “What?”という返しを待たずに進めることがほとんどです!
You know what? This topic is making me want to cry. Let’s talk about something else.
(あのね、この話題は泣きたくなってくるわ。何か別の話をしましょうよ。)
また相手が気づいていないことを指摘する際にも使われます。
A: There’s nothing I can do about this. Nothing can be changed.
(これに関して俺にできることなんてないよ。何も変えられない。)
B: You know what? This is why she left you.
(あのさ、これが原因で彼女は去っていったんだよ。)
A: What do you mean?
(どういう意味だよ。)
B: You never try to do anything. You always give up before you even try.
(やってみようって姿勢が一切ない。挑戦する前からいつも諦めてる。)
ケンカ腰の時にもよく使われる英語表現ですね。
You know what? No one likes you!
(あのね、誰もあんたのことなんて好きじゃないから!)
Oh hey, have I told you this?
あ、そうだ。これ言ったっけ?
この英語表現を使えば「そういえばこの話ってもうしたっけ?」と確認しつつ、相手に「聞いて!」とアピールできちゃいます!どの話題を相手にしたか曖昧な時に便利です。
また、もし絶対言ってないだろうなと確信があっても、自然な流れで話をし始めたい場合にあえて使ってみてもいいですね。ちょっとズルいかもしれませんが、よくあるテクニックです。
A: Oh hey, have I told you this?
(あ、そうだ。これ言ったっけ?)
B: What?
(何?)
A: Mike left school last week.
(マイクが先週退学したんだよ。)
B: Seriously? You never told me about this!
(マジ?聞いてないよ!)
似たような英語表現ですが、「これ聞いた?」で確認してもいいですね!
Oh hey, did you hear this?(あ、そうだ。これ聞いた?)
Oh my God, you won’t believe this.
やばいよ、絶対信じないと思うけど聞いて。
皆さんお馴染みの「オーマイガー!」に「あなたはこれを信じないだろう」という意味の表現を合わせたのがコチラ!何か信じがたいことが起きて、それを相手に話始めたい時に使われる英語フレーズです。
たとえ驚くべきニュースじゃなかったとしても、大袈裟に伝えたい時には使ってみても面白いかも!
ただ以前この記事で紹介したように、”Oh my God”はよっぽどのことが無い限り避けておくのがベターな英語表現です。そのため “Oh my gosh!”などに変更してもいいですね!
「Oh my God!」の意味!ニュアンス&類似英語表現を知ろう!
A: Oh my God, guys, you won’t believe this!
(うそでしょ、みんな、絶対信じないと思うけど聞いて!)
B: What?
(何?)
A: I was just hit on by this cutest boy ever!
(史上最高に可愛い男の子からナンパされちゃった!)
他にも面白い話があったら、「きっとこの話気に入ると思う」という意味で、こんな英語表現なんかも!
Oh my God, you’ll like this.(やばいよ、これ気に入るはず。)
もしくは「さっき聞いたんだけど」なんていう入り方でもいいですね。
Oh my God, so I just heard that Josh and Kate split up.(やばいよ、さっき聞いたんだけどジョシュとケイト別れたって。)
話の途中で「ねえちゃんと聞いてるの?!」
番外編!話をしている間に相手がちゃんと聞いてくれているか怪しかった時は、この英語表現を使って「ねえ聞いてる?」と尋ねてみましょう!
Are you listening?
ねえ聞いてる?
しっかり聞いてるかどうかを確認したい時は、話を中断してこの一言を!直訳で「あなたは聞いていますか?」なので、非常に分かりやすくてストレートな言い方ですよね。
相手の態度にイライラしていて、さらに「こいつ話聞いてないな」と思った場合は、”even”(〜ですら)を入れてあげると、より感情を表現することができます!
Are you even listening to me?(そもそも私の話聞いてるの?)
Are you with me?
ねえ聞いてる?
“with”と聞くと物理的に一緒にいる印象が強いですが、これは話の内容をお互いで理解できているかどうかを表す時にも使われる英語なんです!
つまり「ちゃんと私と一緒にいる?」は「話ついていけてる?」という感覚になります。友達が話を聞いていない時には、この一言をかけるといいですね!
日常会話では短くこう言う場合も!
You with me?(ねえ聞いてる?)
Hello?
こんにちはー?
これはより挑発的な言い方です。起きてるかどうかも分からないくらい相手がぼーっとしていたら、「こんにちはー?聞こえてますかー?」というニュアンスで “Hello?”と聞きます。
この時語尾は長めに取ることで、よりわざとらしさが演出できるでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
今回は日常会話でよく使われる「ねえ聞いて」の英語表現についてお話しました!
最初のうちは使い方や意味を色々考えがちですが、慣れてくると無意識のうちにこういったフレーズを発してしまうもの。「あ、そうだ」や「ねえねえ」なんて言い方は、日本語でもほぼ意識しませんよね?それと一緒です。
感覚でこういった英語フレーズを使うためには、やはり日頃から慣れておくのが一番!前もって知識としてしっかり押さえておきましょう。