くさい時の英語!何か臭う時に使いたい不愉快フレーズ9選!
「うっ…何か臭うぞ…」
顔を歪めてしまうような嫌な臭いを感じた時、「くさい!」と反射的に言ってしまいますよね。
今回はそのストレートな「くさい」という気持ちを英語でも表現できるように、様々なフレーズをご紹介!どんな悪臭にも使える基本表現から、独特の臭いにまで対応できる表現を一挙公開!
普通に臭い時
It’s smelly.
嫌な臭いがする。
「匂い」を意味する”smell”の形容詞形である”smelly”。「悪臭を放つ」、「嫌な臭いのする」という意味で使われ、決して良い香りに対しては使われない英語です。しかし”smell”は良い匂いに対しても使うことができるので、注意が必要!
確かに「くさい」を意味しますが、そこまで強いニュアンスではないため、気軽に使える英語表現ですよ!
NY subway can be smelly sometimes.
(ニューヨークの地下鉄ってたまに臭いよね。)
It smells bad.
嫌な臭いがする。
“smell”は動詞としても使われ、「匂いがする」、「嫌な臭いがする」という意味の英語です。悪い臭いでなくても何かの香りがすれば使うことができますが、基本的にはくさい物に対して用いられることがほとんどとなります!
“bad”(悪い)と合わせて、「悪い臭いがする」と言うことで、「くさい」を表現しましょう。
I hate that they allow smoking inside the restaurant. My hair smells bad now.
(あのレストランで喫煙が許されているのは本当に嫌。私の髪くさくなっちゃった。)
臭さを強調したい時は”so”(とても)をつけてみましょう!
It smells so bad.(これ凄くくさい。)
臭さの原因が分からない時は、こんな英語表現もアリ!
Something smells really bad.(何かが凄くくさい。)
非常に臭い時
It’s stinky.
すごくくさい。
“smelly”よりも度合いの強い臭さを英語で表す時は、”stinky”という形容詞がオススメ。「ひどい悪臭のする」という意味なので、強烈にくさい時にピッタリですね!
My dog just farted! It’s so stinky!
(私の犬が今オナラした!すごい臭いんだけど!)
ちなみに刺激臭がすごいことで有名な中国の「臭豆腐」も、”stinky tofu”(すごく臭い豆腐)と呼ばれていますよ!食べ物に対してつけている名前とは思えませんね…!
It stinks.
すごくくさい。
“stinky”の動詞形である”stink”は、「悪臭を放つ」という意味の英語です。ひどい臭いのする物を主語にするだけで、簡単に「すごくくさい!」ということを表現できます!
Ew, you stink! Go away! Take a shower!
(おえ、お前臭いよ!あっち行けって!ていうかシャワー浴びて!)
よりくさいことを強調したい時は”really”(本当に)を使いましょう!
It really stinks.(本当にすごく臭い。)
ちなみにスラングとしての使い方もある”stink”は、「うさんくさい」、「疑わしい」という意味もあります。日本語でも「あいつ何か臭うなぁ」と勘ぐることがありますよね。そういう意味では似たような表現かもしれません!
独特な臭いの時
It smells like ○○.
○○の臭いみたいにくさい。
臭さが何かに似ていると思った時は、具体的にその対象を言ってみるのもアリ!”like”のあとにその物をいれることで、「○○みたいな臭いがする」と表現することができますよ。
It smells like dead fish.
(死んだ魚の臭いがする。)
応用が簡単にできるので、お役立ち英語フレーズの1つとして覚えておきましょう!
It smells funky.
カビくさい。/汗くさい。
“funky”はスラング用語で「カビ臭い」もしくは「汗臭い」という意味のある英語です。日本人としてはカビ臭さと汗臭さは全く違う種類のものですが、この単語でその両方を表すことができます!
This cheese is so funky.
(このチーズすごくカビ臭い。)
ちなみに”funky”の汗臭さは、どちらかというと不衛生にしている人の体臭を連想させます。
You smell a little funky.
(お前ちょっと臭いよ。)
It’s putrid.
腐っている臭いがする。
“putrid”とは「腐敗した」、「悪臭を放つ」という意味の英語。腐ってきているものに対して「くさい!」と言いたい時に使えますよ!
You need to do something with your kitchen. It’s putrid!
(このキッチン何とかしなきゃダメだよ!腐ってる臭いがする!)
“rotten”(腐った)を使った英語表現でもいいですね!
It smells like rotten eggs.(腐った卵の臭いがする。)
It’s pungent.
鼻にツンとくる。
鼻にツンとくるような刺激臭を放つものがあれば、この英語を使ってみるといいでしょう。香辛料や化学薬品などに対して使われることが多いかもしれません。
I’ve just finished the experiment, but I can still smell the pungent smell of ammonium.
(今実験を終えたばかりだけど、まだアンモニアの刺激臭が残ってるよ。)
It’s musty.
古くさい臭いがする。
“musty”とは「新鮮ではない臭い」を意味し、特に「カビ臭さ」を表す英語です。確かに何年も開けていなかった戸棚を開けると、独特の嫌な臭いがしますよね。
This room is musty.
(この部屋古い臭いがする。)
場合によっては人の体臭に対しても使われます。その場合は気温が上がってムシムシしている状態で、体臭が際立ってきた時に使われることが多いですよ!
おわりに
いかがでしたか?
一言に「くさい」と言っても、様々な種類の英語表現が存在しましたね。その時の状況に合わせて、適切な言葉を使えるように頑張りましょう!
ただし人に対して使う時は、相手を傷つけないように気をつけてくださいね!
アジア人は比較的体臭が少ない人種ですので、欧米に行くと慣れない臭いにビックリしてしまうこともありますが、人によってはそれが当たり前のこと。タバコの臭いやガーリックの臭いなど、本人が改善できるもの以外の体臭に関しては、何も言わないほうがいいでしょう。