和製英語リスト【ラ・ワ行編】日本人が間違いやすい単語!
日本語の中には、たくさんの和製英語が存在しています。
あまりにも当たり前に使われているので、英語で会話をするときにも使ってみたら通じないっていうものが多いんです。一体どのようなものがあるのでしょうか?
今回は、和製英語リストの最後となる【ラ・ワ行編】です!
和製英語リスト【ラ行編】
ライブハウス
concert hall/club
個人的に「え、これ通じないんだ!」と驚いた言葉の1つです。
“live house”と言うと、「生き物のいる家」というニュアンスになってしまいます。変な意味になっちゃうんですね。
“concert hall”や”club”といった単語を使って表現するのが自然です。
We’re going to the concert hall after work.
(仕事の後、ライブハウスに行くんだ。)
リストアップ
list/make a list of
この「リストアップ」も和製英語に多く使われている「○○アップ」のパターンですね。
“list”という単語だけで、「リストアップする」という表現ができます。
Did you list all the items you need?
(必要な物全部、リストアップしたの?)
または“make a list of”で、「○○のリストを作る」というニュアンスで使ってもいいですね。
We need to make a list of our new products.
(新商品のリストを作らないと。)
リンス
conditioner
“rinse”という言葉はありますが、これは「すすぐ」という意味の動詞です。日本語で意味する「リンス」とは違いますね。
意味も違う上に、品詞まで変わってしまうとは、恐るべし和製英語(笑)
「リンス」は”conditioner”という言葉で表現できます。最近は、日本語でも「コンディショナー」ということが多くなりましたね。
Which conditioner do you recommend?
(どのリンスがおススメ?)
ルームウェア
brunch coat/house dress
部屋でくつろぐときに着る衣服のことを「ルームウェア」と呼びますが、これも実は立派な(?)和製英語なんです。
いくつか呼び名がありますが、“brunch coat”や”house dress”と言った言葉が「ルームウェア」を表すのに適しています。
When I’m at home, I usually wear a brunch coat.
(家にいるときは、だいたいルームウェアを着てるよ。)
ルームランナー
treadmill
この「ルームランナー」という言葉も通じません。正しくは”treadmill”です。全然違いますね。
この“treadmill”という言葉は、もともとは「人や動物が踏んで回転させる足踏み車」のことです。
I usually work out on the treadmill at the gym.
(ジムではだいたいルームランナーを使ってトレーニングしてるよ。)
レジ
cashier/cash register
「レジ」という言葉も、和製英語のリスト入りです。
お会計をする場所としての「レジ」は”cashier”と言います。
I had to wait in a long line at the cashier.
(レジで長い列に並ばなきゃいけなかった。)
「レジ」の機械そのものを指す言葉は”cash register”です。おそらく日本語の「レジ」はここから来たのでしょう。
レンジ
microwave/microwave oven
食べ物を温めるための「レンジ」という言葉も英語では通じないのです。
“microwave”という言葉を使います。“microwave oven”と表現してもOKです。
I’m looking for a Hitachi microwave.
(日立のレンジを探しているんです。)
レントゲン
X-ray
日本語の「レントゲン」というのは、発明者の名前から来ているものです。残念ながら、英語で言っても伝わりません。
“X-ray”という表現を使いましょう。
My finger bone was checked by the X-ray to see if it was broken.
(指の骨が折れていないかどうかレントゲンで検査した。)
ロールパン
roll
この「ロールパン」という言葉もリストの仲間入り。
正確には”roll”と言います。“pan”という言葉は必要ありません。“roll”だけでOKなんです。
Would you like some more rolls?
(ロールパン、もう少しいる?)
和製英語リスト【ワ行編】
ワイシャツ
shirt
“T-shirt”という英単語はあるので、“Y-shirt”もありそうですが、これは英単語の中には存在しません。
「ワイシャツ」を表現してるのに適してる言葉は”shirt”です。用途によって、”business shirt”や”dress shirt”と言ったりもします。
This shirt doesn’t fit me.
(このシャツ、僕にはサイズが合ってないな。)
ワイドショー
talk show/variety show
「ワイドショー」という言葉も完全なる和製英語です。
日本の「ワイドショー」と完全に内容が一致するわけではないのですが、“talk show”や”variety show”が近い言葉と言えます。
The talk show‘s ratings have been on the rise recently.
(最近、このワイドショーの視聴率が上がってるんだって。)
ワンピース
dress
「ワンピース」という言葉もリストに入ります。
“one piece”と言うと、「一切れ」という意味ですね。もしくは、漫画の「ワンピース」と捉えられてしまうかも(苦笑)
「ワンピース」は”dress”という言葉で表現するんです。日本語で「ドレス」と聞くと、結婚式で着るようなものを思い浮かべますが、“dress”というと、「ワンピース」のように普段着るものも含まれます。
I love your dress. It really suits on you!
(そのワンピースいいね。とっても似合ってるよ。)
おわりに
今回は日本人が間違いやすい和製英語のリスト【ラ・ワ行編】を紹介しました。いかがでしたか?
ここで紹介したのは一部で、まだまだ他にもたくさんあります。スムーズなコミュニケーションを取るためにも、自分の中で勘違いして使ってしまっている和製英語を減らしていきましょう!
以下の記事もぜひ参考にしてください!