「ありますか?」の英語!お店やビジネスで使える丁寧なフレーズ17選
「○○ありますか?」とお店でと尋ねるときと、ビジネスシーンで確認するとき、それぞれどんな英語フレーズがぴったりくるでしょうか?
今回は日常の中のいろんなシーンで使われるこの英語表現をお店とビジネスのシチュエーションに分けてご紹介していきます。
記事の目次
基本表現
以下の基本のフレーズは日常生活の中のどの場面を切り取っても違和感なく使えるものです。そしてこれらのフレーズを応用してお店やビジネスシーンで役立つフレーズを作っていくことができます。
Do you have ◯◯?
◯◯ありますか?
“have”=「持っている」を使った基本のフレーズがこちら。相手がそれを持っているかどうか、お店の場合は取り扱っているかを確認する英語表現です。
相手は店員さんであっても、会社の上司であっても失礼には当たらず、誰にでも使えるオールマイティフレーズです。
Do you have a plain white tea pot?
(真っ白なティーポットありますか?)
Is there ◯◯?
◯◯ありますか?
“there”という単語は通常「あそこ」、「そこ」と場所を指しますよね。しかし、ここでいう”there”には、場所の概念はなく、「~がある」と訳されているように、ものごとの存在を表す英語表現として使われています。
複数の存在を表すときには”Are there ~?”と複数形に置き換えればOK。とってもシンプルなフレーズの始め方ですが、オフィスでは特に幅広い活用方法があります!
Is there a meeting today with the sales team?
(今日営業部とのミーティングありますか?)
お店で使える丁寧な表現【Do you have編】
Do you have a ◯◯?
◯◯はありますか?
希望のサイズやデザインについて店員さんと話すときはこちらの出だしでOK。続くのはサイズや色を形容する”medium sized T shirt”や”white colored skirt”のような表現になります。
その際、”size”にや”color”が”-ed”と形を変えるところに注意です!
Do you have a large sized shirt?
(LサイズのTシャツは置いていますか?)
Do you have anything like ◯◯?
◯◯のようなものありますか?
欲しいものが具体的に決まっていなかったり、わからない場合に「○○なかんじのものを探しているんだけど、、」というようにざっくりと尋ねることありますよね。そんなときに使えるのがこちらの英語フレーズ。
I am looking for a dark colored jacket. Do you have anything like that?
(濃い色のジャケットを探しているんだけど、そんなようなものおいてますか?)
Do you have anything like a 3DS? A portable game player but something more inexpensive.
(3DSのようなものありますか?ポータブルゲームプレイヤーでもっと安価なもの。)
Do you have it in different colors / sizes?
ほかの色 / サイズはありますか?
アパレル系のお店で使いたいのが、こちらのリクエストフレーズ。色、サイズ、デザインなどいろんなバージョンを見てみたい、着てみたいときに活用できる英語フレーズです。
Maybe a brighter color will look better on me. Do you have it in different colors?
(もっと明るい色の方が似合うかも。ほかの色ありますか?)
Do you have it in your other stores?
他の店舗にありますか?
探していたものが在庫切れ…そんなときは他の系列店舗にまだ在庫があるかどうか確認してみたいところ。
特定の店舗で在庫があるかを確認したいときは、”Do they have it in the 5th avenue store?” 「5番街の店舗に置いていますか?」などと場所を指定して尋ねてみましょう!
A: I’m so sorry, it seems like we have run out of stock.
(大変申し訳ありません。在庫を切らしているようです。)
B: Oh okay, do you have them in your other stores?
(そうですか、そしたら他の店舗にあるかわかりますか?)
A: Let me check that for you.
(確認してみますね。)
お店で使える丁寧な表現【Is there編】
Is there anything that ◯◯?
◯◯をしてくれるものありますか?
“anything that ~”という英語表現で表されるのが「~する為の何か」、「~してくれる何か」。この場合は、決まった商品を探しているというよりは、「こんな状態で困っているんだけど、何かいいものないかな?」と尋ねたいときに有効ですよ。
I am looking for something to cover a scratch on the wall. Is there anything that will cover it and look natural?
(壁の傷をカバーするものを探しているんですが、壁をカバーしてくれて自然に見えるものありますか?)
Are there any other type of ◯◯?
◯◯の違う種類はおいていますか?
こちらは複数の選択肢を指しているので複数形を使います。目的語も複数形になるので注意です!今あるもの以外にほかの種類やモデル、 シリーズなどを店員さんに確認したいときに便利です。家電屋さんや本屋さんなんかで活用できますね!
Are there any other type of reference books? Something more focused on “how to make a presentation” would be better.
(ほかの種類の参考書はおいていますか?もっと「プレゼンテーションの仕方」に特化したものがいいのですが。)
お店で使える丁寧な表現【その他編】
Do you sell ◯◯?
◯◯売っていますか / 扱っていますか?
上で紹介した”Do you have”とほぼ同じ意味、用法で使えます。どちらかというと、こちらはレア商品や今人気でなかなか手に入らないようなアイテムを探しているときにぴったりの英語フレーズです。
A: Do you sell the NIKE Mag?
(NIKE Mag取り扱ってますか?)
B: Oh, that “Back To The Future” model, right? Unfortunately we don’t sell them here.
(あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」モデルのですよね?残念ながらここでは取り扱っていないんですよ。)
Does it come with a guarantee?
保証はついていますか(ありますか)?
電化製品や高額商品を買ったときには保証の有無を確認したいところ。書面の「保証書」は”warranty”、「○年保証」というときは”a ○year guarantee”という言い方をします。
A: Does it come with a guarantee?
(保証書はついてますか?)
B: Yes, there is a 5 year guarantee, sir. The warranty is in the package.
(はい、5年の保証がついていますよ。保証書は箱の中に入っています。)
ビジネスで使える丁寧な表現【Do you have編】
Do you have some time for ◯◯?
◯◯する時間はありますか?
ホウ・レン・ソウや打ち合わせのために「時間をいただけますか?」と確認したいときに使える英語フレーズです。
Excuse me Sir, do you have some time for a brief meeting on the new project?
(すみません、新しいプロジェクトについての簡単なミーティングのお時間をいただけますか?)
Do you have any ideas on ◯◯?
◯◯についての意見はありますか?
相手の意見や考えを聞きたいときに使いたいのがこちらの”idea”を使った英語フレーズ。会議でも、チームの中でのちょっとした話し合いの場でも、まわりから意見を引き出したいときに役立つフレーズですよ。
Do you have any ideas on the design? My opinion is that it looks too simple.
(デザインについて意見ありませんか?私はシンプルすぎると思うんですが。)
Do you have any experience with ◯◯?
◯◯の経験はありますか?
実際の経験で得た知識や技術があるかどうかを確認したいときにはこのような英語表現があります。新しいプロジェクトを始めるにあたって、その分野に強い経験者、技術者を募りたい、なんてときのお役立ちフレーズです。
Do you have any experience with programming? It would be a great help.
(プログラミングの経験はありますか?とても助かるのですが。)
ビジネスで使える丁寧な表現【Is there編】
Is there a chance of ◯◯?
◯◯できる可能性はありますか?
存在を表す”there”と可能性を意味する“chance”を合わせてできるのがこちらの英語フレーズです。
「~になる(なってくれる)可能性」、「~になってしまう可能性」など、コトがプラスにもマイナスにも転じる可能性がある場合に使えるのがこちらの”chance”です。通常”of + ~ing”のかたちで続きます。
Is there a chance of winning the new project?
(新しいプロジェクトを獲得できる可能性はありますか?)
Is there an opportunity to ◯◯?
◯◯する機会はありますか?
上の”chance of”の表現と似た意味で使われるのが”opportunity”=「機会・好機」を使ったこの英語フレーズです。
”chance”が本人にとってマイナスにもプラスにもなる可能性について話すことができるのに対して、”opportunity”は、本人にとってプラスの機会(好機)になるときにのみ使われます。
Is there an opportunity to talk with the president directly?
(社長と直接話をする機会はありますか?)
Is there a way to ◯◯?
◯◯する方法はありますか?
「方法」を意味する”way”という単語と合わせて使えば、「いい方法」や「いい手段」について聞く英語表現になります。
Is there a way to improve the efficiency of this work?
(この仕事の効率を上げる方法はありませんか?)
ビジネスで使える丁寧な表現【その他編】
Are you interested in ◯◯?
~に興味ありますか?
新しい商品やアイディア、手法などを取引先に提案するような場もありますよね。そんなときにおすすめなのがこちらの英語フレーズ。
自社の製品やアイディアに興味があるか、使っていこうと思ってくれているかを確認することができますね。
So, how was the presentation? Are you interested in trying our new product?
(プレゼンテーションはいかがでしたか?我が社の新製品に興味ありますか?)
おわりに
今回は主に”Do you have”と”Is there”のふたつに分けてご紹介しましたが、いかがでしたか?このふたつの出だしを駆使することでたいがいの「ありますか?」の会話が成り立ちますので応用してみてくださいね。
特にビジネスシーンでは決まったフレーズを何回も使う機会が多いと思います。そんなときのためによく使う表現をフレーズごと、文法も気にせず音で覚えてしまうのもおすすめです!