「逃す」の英語って?電車/バス/機会などの便利フレーズ7選!
電車やバスに乗り遅れちゃった!良い機会があったのに何もできなかった!
そんな時、日本語では「電車を逃す」や「チャンスを逃す」のように表現することがありますよね。
この「逃す」という言葉を英語で表現するには、どのようなフレーズを使えばいいのでしょう?
今回の記事では、電車やバス、機会について「逃す」と言う時に使える英語フレーズを紹介します!
電車やバスを逃す
まずは、電車やバスについて「逃す」と言う時のフレーズを見ていきましょう!
I miss the train/bus.
電車/バスを逃す。
「し損ねる」という意味を持つ”miss”を使った英語フレーズです。
“I miss ○○.”は「〇〇を恋しく思う」という意味もありますが、実はこのように「電車を逃す」とか「バスを逃す」と言う場合にも使うことが出来ます。
I‘ll miss the train!
(電車を逃しちゃうかも!)
電車やバスに乗り遅れてしまった時は、”miss”の過去形である”missed”を使えばOKです。
I missed the bus this morning so I was late for the first class.
(今朝バスを逃しちゃって、一限目に遅れたんだよ。)
「私が乗るはずだった電車を逃す」というニュアンスで以下のように言うことも出来ます。
I miss my train.(乗りたかった電車を逃す。)
“my train”だからといって、「自分が所有している電車」というわけではありませんよ。
その他、この”I miss the train.”を応用して色々な表現が出来ます。
I miss the last train.(終電を逃す。)
I miss my last train.(乗りたかった終電を逃す。)
I miss my usual train.(いつも乗る電車を逃す。)
I don’t catch the train/bus.
電車/バスを逃す。
こちらのフレーズは「捕まえる」という意味を持つ英語である”catch”を使う言い方です。
直訳すると「電車を捕まえられない」とか「バスを捕まえられない」となりますが、つまりは「電車を逃す」や「バスを逃す」といったニュアンスになります。
「逃した」と過去形で言う場合、”don’t”ではなく”didn’t”を使いましょう。
I didn’t catch the train yesterday.
(昨日電車を逃しちゃったんだよ。)
I fail to take the train/bus.
電車/バスを逃す。
こちらは、電車やバスに乗ることを失敗してしまったという気持ちを込めて使える言い方です。
“fail to 〇〇”には「〇〇することを失敗する」という意味になります。
その〇〇の部分に、「電車に乗る」や「バスに乗る」といったニュアンスを持つ”take the train”や”take the bus”を入れましょう。
「逃した」と過去形で言う時は、以下のようになります。
I failed to take the bus again.
(またバスを逃しちゃったんだ。)
機会を逃す
続いては、ある機会やチャンスについて「逃す」と言う英語フレーズを紹介します!
I miss an opportunity.
良い機会を逃す。
「電車やバスを逃す」の項目でも紹介した英語の”miss”は、「機会を逃す」を表現する時にも使うことが出来ますよ。
“opportunity”は、単に「機会」を意味する場合もありますが、「良い機会」というニュアンスでも使うことが可能です。
さらに、この”opportunity”には「特別な機会」といった意味合いもあります。
過去形で「逃した」と言う場合は以下のように言いましょう。
I missed an opportunity.
(良い機会を逃してしまった。)
「良い機会」であったことをさらに強調したい時は、”big”や”great”を加えて以下のように言うことも出来ます。
I miss a big opportunity.(大きな機会を逃す。)
I miss a great opportunity.(絶好の機会を逃す。)
I miss a chance.
良い機会を逃す。
こちらも”miss”を使った英語フレーズです。ですが、こちらは「機会」を”chance”という言葉で表現しています。
英語の”chance”には「偶然訪れた機会」というニュアンスが込められていて、”opportunity”とは若干意味合いの違う「機会」を表現しているんです。
こちらも”big”や”great”を加えて使うことが出来ますよ。
I miss a big chance.(大きな機会を逃す。)
I miss a great opportunity.(絶好の機会を逃す。)
I lose an opportunity.
良い機会を逃す。
この英語フレーズは「機会を失う」という意味合いが込められている表現です。
“lose”には「失くす」とか「失う」という意味があり、直訳すると「機会を失くす」となります。
つまり、「機会を逃す」というニュアンスになるんです。
“lose”の過去形”lost”を使えば「機会を逃した」となります。
I lost an opportunity to talk to him.
(彼と話せる良い機会を逃しちゃったよ。)
I lose a chance.
良い機会を逃す。
“I lose”という表現は、”opportunity”だけでなく、”chance”という言葉とも一緒に使うことが出来ますよ。
もちろん、過去形で「機会を逃した」という言い方も出来ます。
I lost a chance to tell my opinion.
(自分の意見を伝える良い機会を逃しちゃったんだ。)
おわりに
今回は、「逃す」を表現する英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
「逃す」という一言にも色々な表現方法がありましたね。場面ごとに上手に使い分けられるように、どんどん練習して自分の表現にしていきましょう!
電車やバスにまつわるその他の表現を以下の記事でも、ぜひ学んでみてくださいね。
「混んでいる」は英語で?電車や予約が混雑している時のフレーズ21選
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「機会」を表す言葉については、以下の記事も参考にしてみましょう。
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