「ドン引き」を英語で!シラけて引く時のフレーズ6選!
誰かの発言や行動に思わずシラけてしまったり、引いてしまったりすることってありますよね。
こういう時、日本語では「ドン引き」という表現を使うと思いますが、英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
今回は、そんな「ドン引き」のニュアンスを表現出来る英語フレーズを紹介します!
「ドン引き」の基本表現
まずは、シンプルにドン引きしていることを伝えられる英語フレーズを見ていきましょう!
I’m put off by 〇〇.
〇〇にドン引きしてるよ。
不快な行動をした人に対してドン引きしてしまった時に使うことが出来るフレーズです。
英語表現の”put off by”には「嫌悪感を持つ」とか「ゾッとする」という意味があります。
ドン引きする時というのは、相手に対して嫌悪感を感じたり信じられない行動に思わず寒気がしてしまいますよね。
そんな気持ちを表現するのに、ピッタリなのがこの”I’m put off by 〇〇.”です。
I’m put off by his laziness.
(彼の怠惰っぷりにドン引きしてるよ。)
過去形のニュアンスで言う場合には、”I was”を使えばOKです。
I was put off by their appearance.
(彼らの外見にドン引きしまった。)
〇〇 is/are off-putting.
〇〇にドン引きしてるよ。
先ほどの”put off”を形容詞で表現すると”off-putting”となります。
この言葉を使っても、ドン引きする気持ちを表現出来ますよ。
意味としては「嫌な感じにさせる」や「不快にさせる」という感じです。
この言葉を使う場合は、引いている対象となる言葉を主語にしましょう。主語によって、”is”か”are”を使い分けます。
Her behavior at the office is off-putting.
(彼女のオフィスでの行動にはドン引きしてるよ。)
They are off-putting because they always wear eccentric outfits.
(いつも奇抜な服着ているあの子たちにドン引きしてるんだ。)
過去のニュアンスで言う場合には、”is”を”was”、”are”を”were”にしましょう。
Her complaint about that was off-putting.
(そのことに関する彼女の不満にドン引きしてしまった。)
Tom and Mike were off-putting because they were too rude.
(トムとマイクがあまりにも失礼なので、彼らにドン引きしちゃったよ。)
〇〇 turn/turns me off.
〇〇にはドン引きしてるよ。
「引く」という日本語のニュアンスに近いと言われる”turn(s) off”を使った英語フレーズです。
“turn(s) off”にはいくつかの意味がありますが、そのうちの1つに「興ざめさせる」という意味があります。
というわけで、”〇〇 turn(s) me off”で 「〇〇は私を興ざめさせる」となり、何かにドン引きしたことを伝えられる表現として使えるんです。
“turn”か”turns”を使うかは、主語によって異なります。
Their words turn me off.
(彼らの言葉にドン引きしてるよ。)
His hairstyle turns me off.
(彼の髪型にはドン引きしてるよ。)
過去形の場合は、どんな主語でも”turned”を使えばOKです。
His offensive remarks turned me off.
(彼の攻撃的な考え方にはドン引きしてしまった。)
She turned me off because she was too harsh on her son.
(息子に対してあまりにも厳しいので、彼女にドン引きしてしまった。)
〇〇 is/are a turnoff.
〇〇には引いてる。
先ほどの英語フレーズで出てきた”turn(s) off”の名詞である”turnoff”という言葉を使った言い方。
“turnoff”で「興ざめさせるもの」という意味になり、このフレーズを「〇〇は興ざめさせるものである」です。
つまり、「〇〇はドン引きさせるもの」というニュアンスを伝えられます。
この表現でも、主語によって”is”か”are”を使い分けましょう。
His wife is a turnoff in any conversation.
(どんな会話をしてても、あいつの奥さんにはドン引きしてるよ。)
Over-confident men are a turnoff.
(自信過剰な男の人にはドン引きしちゃうんだ。)
“is”を”was”、”are”を”were”にすることで、過去形のニュアンスを表現出来ます。
His big talk was a turnoff.
(彼の自慢話にはドン引きしてしちゃったよ。)
Their son and daughter were turnoffs because of their bad words.
(彼らの息子と娘の言葉遣いの悪さにドン引きしてまった。)
ドン引きして呆れた時の表現
続いては、ある言動や行動に対して呆れている気持ちを伝えることで、引いてシラけていることを表現出来る英語フレーズを見ていきたいと思います!
〇〇 make/makes me speechless.
〇〇には呆れてものが言えない。
思わず言葉を失って何を言ったらいいか分からない、そんな気持ちを表現することでドン引きしていることを伝えられる英語フレーズです。
“make(s) me speechless”で「私を無言の状態にする」や「私を黙らせる」というような意味になります。
つまり、何も言えなくなるほど呆れて引いてしまってるってことです。
“make”と”makes”のどちらを使うかは、主語によって使い分けましょう。
People talking loudly in public make me speechless.
(公共の場で大声で話す人には呆れて物が言えないよ。)
My boyfriend always eats like a pig so it makes me speechless.
(彼氏は食べ方が汚くって、それに関しては呆れて物が言えなくなっちゃう。)
過去形のニュアンスは、主語が何であっても”made”です。
His opinion made me speechless.
(彼の意見には呆れて物が言えなかった。)
My jaw drops.
開いた口が塞がらない。
あまりに引きすぎてしまって、口があんぐり開いたまま塞がらないくらい呆れていることを表現出来る英語フレーズです。
英語では、「口」ではなく、「顎」という意味の”jaw”を使うんですね。
My jaw always drops because of my brother’s stupid words.
(弟の言葉にはいつも開いた口が塞がらない。)
「空いた口が塞がらなかった」というニュアンスにする場合は”dropped”としましょう。
My jaw dropped when I heard he asked her for a date even though he is married.
(彼は結婚しているくせに彼女をデートに誘ったって聞いて、開いた口がふさがらなかったよ。)
おわりに
今回は、「ドン引き」を表現出来る英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
引いてる気持ちを伝えられる表現というのには色々な言い方があるんですね。
全てを覚えるのは大変な時は、自分で言いやすいものから少しずつマスターしていきましょう!