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「生意気」は英語で?態度が失礼&偉そうな人への表現10選!

 

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なんとなく態度が偉そうな人や失礼な人と会った時、「生意気だ!」と思うことありますよね。この「生意気」って、英語ではどう言うのでしょうか?

今回は、日本語の「生意気」に該当する英語フレーズを、口語表現も含めてご紹介します!



基本編

まずは、基本の英語フレーズを見ていきましょう。

I’m fed up with his insolent attitude.

彼の生意気な態度にはうんざり。

“insolent”には、言葉や態度などが「生意気な」、「横柄な」という意味があります。”be fed up with~”は、「~にうんざりする」という英語のイディオムです。

A: I’m fed up with his insolent attitude.
(彼の生意気な態度にはうんざり。)
B: I understand how you feel. Just leave him alone.
(気持ちはわかる。彼なんか放っておきなよ。)

It is impertinent of her to say such a thing.

そんなことを言うなんて彼女は厚かましいね。

“impertinent”も、「生意気な」、「厚かましい」という意味の形容詞です。

”It’s impertinent of her to~”は、「~するなんて彼女は厚かましい」という英語の構文になります。よく聞く”It’s kind of you to~”=「~してくれるなんてあなたは優しい」のフレーズと同じ構文ですね。

A: And she said that.
(それで彼女がそう言ったの。)
B: It’s impertinent of her to say such a thing.
(そんなことを言うなんて彼女は厚かましいね。)

He is impudent in his manner.

彼は慇懃無礼な態度を取るね。

“impudent”は、特に年齢や地位が上の人に対して「無礼な」、「恥知らずの」人を表す形容詞です。少し堅い単語なので、日本語では「慇懃無礼」と訳してみました。

非礼の度合いが強く事態が深刻な印象を与えるフレーズです。

A: He is impudent in his manner.
(彼は慇懃無礼な態度を取るね。)
B: Someone should tell him.
(誰か彼に注意すべきだね。)


スラング編

次は、「生意気」を表す英語のスラングをご紹介します。

She is cheeky.

彼女は生意気だ。

「頬」という意味の”cheek”には、「生意気な言葉」という意味もあります。“cheeky”は、そこから派生した形容詞「生意気な」という意味の口語表現です。

本気で怒っているというよりは、ちょっと態度が大きい子供に対して可愛らしいと思いながら使うのにぴったりの英語フレーズでしょう。

A: She is such a cute girl.
(とてもかわいいお嬢さんね。)
B: Thank you, but she is cheeky.
(ありがとう。でも生意気なの。)

生意気な態度を取った相手を具体的に言いたい場合はこちら!
She is cheeky with her mother. (彼女は母親に対して生意気だ。)

She is sassy.

彼女は生意気だ。

“sassy”も、「生意気な」という意味を持つ口語表現です。特に女性に対して使われることの多い表現で、気の強い女性が持つかっこいい雰囲気や大人びた雰囲気を伝えることもできます。

A: I want to get to know her more. What do you think about her?
(彼女のこともっと知りたいんだよね。彼女のことどう思う?)
B: She is sassy. That’s my first impression of her.
(生意気だね。それが最初の印象だよ。)

He is saucy.

彼は生意気だ。

“sauce”=「ソース」も、実は「生意気な言動」という意味があります。”saucy”は、そこから派生した口語表現です。

「生意気な」というネガティブな意味だけでなく「しゃれている」、「粋な」というポジティブな意味もありますので、話の流れや話し手の表情から、どういうニュアンスで使われているのか読み取ってくださいね。

A: What is he like?
(彼ってどんな人?)
B: He is saucy.
(彼は生意気だよ。)

He is bossy.

彼は偉そうだ。

日本語でも上司のことを「ボス」と言いますよね。その”boss”から派生した“bossy”は、イメージどおり「偉そうな」、「威張った」人を表す時にぴったりの表現です。

A: He is bossy. I can’t stand it.
(彼偉そうだよね。我慢できない。)
B: He doesn’t know how to behave at work.
(職場でのふるまい方をわかってないよね。)

He is cocky.

彼は調子に乗っている。

“cocky”は、「自惚れた」、「お高くとまった」というニュアンスを持つ英語の口語表現です。少し調子に乗り過ぎている人を表す時にこのフレーズを使えば、自分が感じている印象を相手にうまく伝えることができると思います。

A: I don’t understand why he can say such a thing. He is cocky.
(彼はなんであんなことが言えるのか理解できない。調子に乗ってるよ。)
B: I know. He always talks back to me.
(だよね。彼いつも私に口答えするんだ。)

Don’t be cute!

生意気なこと言わないの!

「可愛い」という意味で知られる“cute”には、「生意気な」、「気取った」という口語的な意味があります。直訳のまま解釈して、褒められていると勘違いしてしまわないように、ぜひ覚えてくださいね。

A: Just leave me alone.
(いいから放っておいてよ。)
B: Don’t be cute!
(生意気なこと言わないの!)

Don’t get smart!

生意気なこと言わないの!

“smart”には、「頭のよい」という意味がありますよね。ここで使われている”smart”は、同じ頭のよさでも「悪賢い」、「小賢しい」というニュアンスです。

A: It’s none of your business.
(あなたには関係ないことでしょ。)
B: Don’t get smart with me!
(生意気なこと言わないの!)


おわりに

いかがでしたか?

今回は、「生意気」な人を表す英語フレーズをご紹介しました。

愚痴を言う際に使えるものや、本気では怒っていないポジティブな意味があるものなど、ニュアンスがそれぞれ微妙に違います。表情や言い方に気を付けながら、ぜひ使い分けてみてくださいね!

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