「終わった!」は英語で?やり遂げた/行き詰った時の表現13選!
テストや仕事が無事に終了した時、うまくいかなくて「もうダメだ。」と思った時、日本語ではどちらも「終わった!」と言いますよね。
こういう時、英語ではどう言えばよいのでしょうか?
今回は「終わった!」の英語フレーズをご紹介したいと思います!
テストや仕事が終わった時
まずはテストや仕事をやり遂げた時に使えるフレーズから見ていきましょう!
The exam is over!
テストが終わった!
“over”は前置詞だと「○○を超えて」という意味がありますが、ここでは形容詞として「終わって」「おしまいになって」という意味で使います。
“○○ is over!”で「○○が終わった!」という意味になります。テストの他にも仕事や宿題等完了した事を入れ替えて使うことができますよ。
ただし元気なく言うと「終わってしまった…」というニュアンスになってしまうので、使う時は元気に言ってみてくださいね。
A: The exam is over!
(テストが終わった!)
B: How did it go?
(どうだった?)
I finally finished my essay!
やっとレポートが終わった!
何か予定が完了したことをシンプルに伝える表現です。
“finish”は「終える」「終わる」という意味の動詞で、予定していたことを成し遂げたことを表します。
“finish”だけでも十分終わったことを伝えられますが、「ようやく」を意味する“finally”を加えることで、終わって嬉しい気持ちも伝えることができますよ。
もちろんレポートの他にも仕事やテストなど入れ替えて使うことも可能です。
A: I finally finished my essay!
(やっとレポートが終わった!)
B: Good job! Shall we go for lunch?
(お疲れ様!ランチでも行く?)
Done!
終わった!
“do”(○○をする)の過去分詞である“done”は形容詞で「終わって」「完了して」という意味があります。単体で使うと「終わった!」という英語表現になるんですよ。
一言で表せるのは便利ですよね。
これは仕事やテストに限らず、料理や修理など終わったこと何にでも使えますよ。
A: Done! It wasn’t that difficult.
(終わった!そんなに難しくなかったな。)
B: Already? It didn’t take you an hour!
(もう?1時間もかからなかったね!)
I’m done!
仕事終わった!
先ほどと同様“done”を使ったフレーズです。
“I am done.”は直訳すると「私は終わりました。」になりますが、自分の用事が済んだ時に使います。
A: I’m done! Now I can go for a drink!
(仕事終わった!さあ飲みに行くぞ!)
B: Me too. Let’s go then!
(私も。それじゃ行きましょ!)
反対にまだ終わっていない事を伝えたい時は次のように言います。
I’m not done yet!(まだ終わってないよ!)
I’m done for the day!
仕事終わった!
こちらも“I’m done”を使った英語表現です。
“for the day”は「今日の」という意味になります。すなわち「今日の分の仕事は終わった!」というフレーズです。
継続的なプロジェクト等ではなく、あくまでその日の分の仕事が終わった時に使ってくださいね。
A: I’m done for the day! I’m going home now. See you!
(仕事終わった!家帰ろうっと。じゃあね!)
B: See you tomorrow then!
(また明日ね!)
I’m done with my today’s work!
今日の仕事は終わった!
先ほどと同様、今日の分の仕事が完了した時の英語フレーズです。
“be動詞 + done with”で「○○を終える」という意味になります。
A: I’m done with my today’s work!
(今日の仕事は終わった!)
B: I envy you! I need to work overtime today.
(いいなあ!私は今日は残業だよ。)
終わったことを“with”に続けていえばさまざまな場面で使えます。
例えば“I’m done with you.”というと「あなたとはもうおしまい。」という意味になるんです。英語も一つ単語が変わるだけでガラッと雰囲気が変わってしまうんですね!
I’m done with you.(お別れしましょう。)
I did it!
できた!
“I did it!”は「できた!」「やった!」という意味の英語表現です。
単に終わっただけではなく、「うまくできた」「よくやった」というニュアンスが伝わります。達成感を感じるフレーズですよ。
A: I did it!
(できた!)
B: Well done!
(よくがんばったね!)
That’s all done!
全部終わった!
“be動詞 + done”に「全て」を表す“all”を加えたフレーズです。
予定が全部終わって、やり残したことはない時に使います。
A: That’s all done!
(全部終わった!)
B: You did it!
(すごい!)
行き詰った時
続いて「もうダメだ。」と行き詰ってしまった時に使うフレーズをご紹介します。
I’m finished!
もう終わった!
「終わる」を意味する“finish”はこのフレーズのように受身形になると、「もうダメだ。」というネガティブな意味になります。
この場面での“finished”には「望みを絶たれた」「一巻の終わりの」といったニュアンスがあるんです。
打つ手がなく、「参りました。」と降参するようなイメージですよ。
A: I’m finished! I don’t know what to do.
(もう終わった!どうしたらいいか見当もつかない。)
B: Maybe I can help you. Tell me your problem.
(助けになれるかも。悩んでいることを教えて。)
I’m doomed!
もうおしまいだ!
“doom”は「(悪く)運命づけられる」という意味の動詞です。このフレーズのように受身形で使うことが多く、「もう破滅だ。絶望的だ。」といった少々大げさな意味合いになります。
困ったことがあって悩みながらも、少しユーモラスな英語表現です。
A: I’m doomed! Nobody can save me this time!
(もうおしまいだ!今回ばかりは誰にもどうしようもない!)
B: What’s the matter with you?
(一体何があったの?)
I’m done for!
終わった!
予定が終わった時にも使える”I’m done for”ですが、ここでは「人生終わった!」という意味になります。
ピンチの状態で希望が持てない、といったニュアンスですよ。
A: I’m done for! I can’t get over this time!
(終わった!今回は乗り越えられない!)
B: I’m sure you can!
(あなたならできるよ!)
I don’t have a chance!
もうダメだ!
“have a chance”は「チャンスがある」「見込みがある」という意味です。
これを否定形にすることで、「見込みがない」「もうダメだ」の意味になります。
A: I don’t have a chance!
(もうダメだ!)
B: Don’t give up! Let’s find another way!
(あきらめないで!別の方法を探そうよ!)
“chance”を使って次のように「終わった!」ということもできます。例えば勝てそうにない勝負をする前などに、「勝てっこないよ!」というニュアンスで使います。
I don’t stand a chance!(無理だ!)
I’m hopeless.
もうダメだ。
“hopeless”は「望み」「希望」を意味する”hope”が派生した単語で、「望みがない」という意味になります。
“I’m hopeless.”で絶望してあきらめてしまっている状況を表す英語フレーズです。
A: I’m hopeless.
(もうダメだ。)
B: It’s still too early to give up!
(あきらめるのはまだ早いよ!)
おわりに
いかがでしたか?
予定が完了して嬉しい時と「もうダメだ」と落ち込む時。文字で見ると同じ「終わった!」ですが、音で聴くと対照的な状況ですよね。
単語を暗記するだけでなく、ぜひ実際声に出してフレーズをマスターしてくださいね!