「確かに」は英語で?相槌/確認/反論に使えるフレーズ15選!
相手の言うことに納得した時や同意する時、マイルドに反論を切り出す時など、「確かに」と言いたいシチュエーションってよくありますよね?
そんな時に使える英語の表現にはどのようなものがあるのでしょうか?
今回は、今日からさっそく使える「確かに」のフレーズを3つのカテゴリーに分けてご紹介します!
確かにその通り!
「疑いなくその通り!」というシチュエーションで使える「確かに」の相槌フレーズをご紹介します。
You are certainly right!
確かにあなたの言う通りだよ!
「確実に」という意味の“certainly”を付け加えることで、“You are right!”(あなたが正しいよ!)をさらに強調して伝えることができます。
相手の言っていることが正しく、同意したい時にピッタリ!
A: Aren’t these number here were supposed to be equal?
(ここの数値って同じになるはずなんじゃないかな?)
B: You are certainly right! That could have been a critical error!
(確かにあなたの言う通りだよ!大変な問題になるところだったよ!)
Without a doubt 〇〇!
間違いなく〇〇!
これは、疑う余地のない100%の確かな自信をもった「間違いない」という英語です。これをフレーズに付け加えることで、相手の意見を「確かにそうだ」としっかりと肯定する表現になります。
A: I’m confident that my presentation tomorrow will be a success!
(明日のプレゼンは成功する自信があるんだ!)
B: Without a doubt it will be great!
(間違いなく素晴らしいものになるね!)
〇〇 is undoubtedly △△!
〇〇は間違いなく△△だね!
“undoubtedly”は、“without a doubt”のように「疑いの余地なく」「明らかに」という英語で、「確実に○○だね」というニュアンスの相槌のとして使える表現です。
A: She winked at me again! She is so into me!
(彼女また僕にウインクしてきたよ!絶対僕に気があるんだよ!)
B: Oh, my! She is undoubtedly into you!
(おやおや!彼女は間違いなくキミに夢中だね!)
It really does!
確かにそうだね!
相手が直前に言った内容に対して、「本当にそうだね!」と強調して同意する時の英語の相槌です。
相手の表現に合わせて、言い方を変化させる必要があるので注意してください!
A: If you add a hint of miso, it deepens the flavor.
(これにちょこっとお味噌を入れると味に深まりが出るよ。)
B: …Wow! It really does!
(…うわあ!確かにそうだね!)
例文では“It deepens the flavor.”に対して使ったので、“it”と“does”の組み合わせになりました。
もし“They worked really hard.”という発言に対して言いたい場合は、主語と時制を変えるようにしましょう。
They really did!(確かにそうだね!)
I can’t agree with you more!
確かにその通りだね!
“I can’t agree with you more”は、「これ以上あなたに同意することができないくらい同じ意見です」という意味の英語で、今回ご紹介している表現の中でも究極の相槌フレーズのひとつです。
A: Tyler is so hot, sweet, intelligent and I don’t know anyone better than him!
(タイラーって超かっこいいし、優しいし、頭脳明晰で彼以上の人間なんて知らないよ!)
B: I can’t agree with you more! It’s a shame he already has a fiancee.
(間違いなくその通りだね!すでに婚約者がいるっていうのが残念だよね。)
確かに〇〇
「確実に」「必ず」「正確に」という意味で、内容を確認する時などに使うフレーズを紹介します!
I have certainly received 〇〇.
確かに〇〇を受け取りました。
添付ファイルや郵送物など、何かをしっかり受け取った時などに使える表現です。“certainly”がやや堅いワードなので、ビジネスシーンでよく使われますよ!
A: I just like to confirm if you got the message from Mr. Sprinkler.
(スプリンクラー氏からのメッセージを受け取られているか確認したいのですが。)
B: Yes, I have certainly received the message from him earlier.
(はい、ちょっと前に確かに彼からのメッセージを受け取りました。)
I confirmed that 〇〇.
間違いなく〇〇と確認しました。
“confirm”は真実である・本当であることを「確かめる」という意味の動詞です。これを使うことで、情報の内容が確かなものであることを伝えることができます。
A: Are you sure that is reliable information?
(これは本当に信頼できる情報なのか?)
B: Of course. I confirmed that this is the valid information.
(もちろんです。間違いなく根拠のしっかりとした正当な情報であると確認しました。)
That was positively 〇〇.
確かに〇〇だったね。
「前向きに」「楽天的に」「積極的に」という意味もある“positively”ですが、こういったフレーズに用いると「確実に○○」「全く○○」「当然○○」と相槌の表現にもなります。
A: I must say, her cooking was awful!
(彼女の手料理は不味かったと言わずにいられないね!)
B: Even considering her effort, that was positively disgusting.
(彼女の努力を考慮しても、確かに最悪だったね。)
It’s surely better than 〇〇.
間違いなく〇〇よりましだね。
「必ず」や「確かに」を表す“surely”がフレーズに入ることによって、相手の意見の肯定や賛同をより強調する表現となっています。
A: The new comers working pace is so slow and incomplete, but at least they are more than nothing.
(新人の作業ペースは遅いし不完全だけど、少なくともいないよりはましなんだよね。)
B: It’s surely better than nothing.
(間違いなくいないよりはましだね。)
Infallibly 〇〇!
必ず〇〇!
これは、疑いがなく確かなシチュエーションにピッタリの表現で、はっきりと相手の意見に賛成を示すフレーズです。
A: Are you sure Ms. Lane can finish her project on time?
(レインさんは本当にプロジェクトを期間内に終わらせることができるんだろうか?)
B: I am confident that she will infallibly complete the project on time!
(私は彼女は期間内に必ずプロジェクトを完了させると思っています!)
確かに〇〇だけれども…
「確かに◯◯だけれども、△△」というように、相手の意見を尊重しながらも、マイルドに反論したい時のフレーズをご紹介します!
It certainly is 〇〇, but △△.
確かに〇〇だけど、△△。
“certainly ○○, but △△”は、「確かに○○だけど、△△」と相手を立てながらも自分の意見を言うシーンにピッタリな英語の表現です。
A: Terra is the worst kind of a friend! She ditched me in the middle of nowhere for a guy!
(テラって最低の部類の友達だよ!訳も分からないところに私を置いていくなんて、しかも男のために!)
B: It certainly is horrible, but she must have had her reasons.
(確かにそれは酷いけど、彼女なりにいろいろ事情があったんじゃないのかな。)
I do agree with you, but 〇〇.
同感だけど、〇〇。
このフレーズは、“I agree”に“do”を付け加えることで相手の意見に「同意」していることを強調しています。
この表現も“certainly ○○, but △△”同様、相手を立てながらも自分の意見を言うシーンで使えるので、覚えておくと便利な英語です!
A: I never understand the dishes with warm heated fruits like sweet-sour pork!
(酢豚みたいにおかずなのに温かいフルーツが入っている料理が理解できないよ!)
B: I do agree with you, but they bring some sweet and sour flavor that some people can’t resist.
(同感だけど、料理に入っている果物って甘酸っぱさを演出するからそれがたまらないって人がいるんだよ。)
You are absolutely right, but 〇〇.
確かにそうなんだけど、◯◯。
こちらは当たり障りなく異論を申し出たい場合にピッタリの英語表現です。「あなたは絶対的に正しいです」と相手を100%肯定した上で話をすれば、その後の話を切り出しやすいですよね!
A: Why do I have to apologize to Stephen?! He is the one who cheated on me!
(なんで私がスティーブンに誤らなくちゃいけないの?!浮気をしたのは彼なんだよ!)
B: You are absolutely right, but you did crashed his car when he was trying to apologize to you.
(確実にそうなんだけど、スティーブンがあなたに謝ろうとした時あなたは彼の車を大破させてしまったんだから。)
It’s doubtless 〇〇, but △△.
間違いなく〇〇だけど、△△。
これは相手の意見を全面的に肯定しつつ、部分的な指摘や反論をする時の英語フレーズとして使えます。
A: Our car is in such a good condition that we can just go on a road trip spontaneously.
(僕たちの車は整備の状態がとてもいいからいつでも思い立った時にロードトリップへ出かけられるね。)
B: It’s doubtless it will run great, but we should let it run the check up just in case.
(間違いなく絶好調に走るでしょうけど、念のために一応状態のフルチェックをしてもらっておいた方がいいと思うな。)
It is decidedly 〇〇, but △△.
決定的に〇〇だけど、△△。
“decidedly”は「それ以外に取りようがない」ほど明確で決定的な事項に使われる英語で、この表現は相手の意見をしっかりと肯定しつつ異論を申し出ることのできる便利なフレーズです!
A: Walter ignored me again! It is no longer by accident!
(ウォルターにまた無視されたよ!もう偶然なんかじゃないよ!)
B: It is decidedly intentional, but haven’t you done anything to upset him or something?
(決定的に意図的な行動だね、それにしても何かウォルターを怒らせるようなことでもしたんじゃない?)
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は「確かに」という時の英語表現を3つのカテゴリーに分けてご紹介しました。
状況に応じた今回のフレーズを日常の英会話にプラスして、より自然に会話を楽しみながら色々な表現に触れることで、英語力アップのモチベーション維持にも繋がるといいですね!