「意地悪」の英語!恋人に冗談で使う・嫌な性格を表すフレーズ17選!
皆さんは「意地悪」という言葉をどんな場面で使いますか?
「あの人意地悪な人なんだよね」という使い方もあれば、「もう、いじわる〜!」というような冗談に近い使い方もありますよね。相手によって意味がガラリと変わるこの言葉を、英語ではどう表現するかご存知ですか?
今回は、対象別に使える「意地悪」の英語フレーズをご紹介していきます!
仲のいい人に
まずは、親しい間柄の友人や恋人を相手に、「もう、いじわる!」「いじわるやめてよ〜」と冗談っぽく使える英語フレーズを紹介していきます。
You’re so mean!
いじわる〜!
“mean”は「意地悪」という意味の代表的な英単語です。本気の「意地悪」はもちろん、このフレーズのように、冗談で「いじわる〜!」という使い方も出来るんですよ。
使い方のポイントは2つ。1つ目は、「すごく」いじわるな訳では無いけどあえて “so”(とても)を付けること。これによって、「超いじわる〜」というニュアンスになります。
日本語でも、親しい人とも会話では「超〇〇」と言いがちですよね。それと一緒です!
2つ目のポイントは、明るい口調で発音すること。これも日本語と同じで、低いトーンと真面目な表情で言っても本気で捉えられるだけですよね。
英語でも、冗談っぽさを前面に出して使うのが肝です!
A: Hey, you’re so mean!
(も〜いじわる!)
B: You’re so gullible.
(本当騙されやすいよね〜。)
You’re so evil!
凄く意地悪なんだから!
“evil”は「悪い」や「邪悪な」という意味の英単語。響きからして悪の塊みたいな英語ですが、「なんてひどいことをするの〜!」と冗談で使うことも出来る単語なんです。
友人や恋人の間でよく使われる表現です。
“so”(すごく)を付けることで「超いじわる!」というニュアンスになりますよ。
A: This cupcake is the best. Want some?
(このカップケーキが超美味しいんだよね。食べる?)
B: You’re so evil! You know I’m on diet!
(凄くいじわるなんだから!今ダイエット中だって知ってるでしょ!)
Oh that’s so nice of you!
なんて意地悪なの!
“so nice of you”は、普通はその意味の通り「なんて親切なの」というニュアンスで相手に感謝の意を示す一言として使われています。
そんな表現を、いじわるな相手に嫌味として使っているんですよ!
あえて笑顔で、皮肉っぽさを演出するとより効果的です。
A: Did you put on some weight?
(少し体重増えた?)
B: Oh that’s so nice of you!
(意地悪!)
Don’t be such an asshole.
意地悪やめてよ。
“asshole”は、「ばか」とか「嫌な奴」を意味する英語で、一般的には悪口として使われていますが、友達と「ばか」と言い合ったりするような感覚で使うことも出来る単語。
こちらのフレーズでは、この単語を用いて「いじわるするのはやめてよ」や「そんな嫌な奴にならないでよ」と言っているんです。
とはいえ、悪口であることには変わりないので、親しい相手に限って使うことをオススメします!
A: Don’t be such an asshole.
(いじわるやめてよ。)
B: Don’t get upset with me. I didn’t mean to make fun of your job.
(そんなに怒らないで。君の仕事をばかにしようとした訳じゃないんだ。)
Stop picking on me!
ちょっかい出すのやめて!
最初は「やめてよ〜」で済んでいたことも、しつこくいじわるされると「もうやめて!」と言いたくなりますよね。そんな時はこちらのフレーズで相手に。
“pick on〇〇”は、英語で「〇〇にちょっかいを出す」「〇〇をからかう」という意味です。
意地悪の度が過ぎる相手には、ちょっかいをやめるようストレートに伝えてみましょう!
A: Stop picking on me! Can’t you see I’m studying?
(ちょっかい出すのやめて!勉強してるのが分からない?)
B: How boring.
(つまんないの。)
Stop bugging me!
いい加減にしてよ〜!
“bug”は「虫」という意味の英語ですが、動詞にして “〇〇 bugs me”という形に変えると、「鬱陶しいと思わせる」「いらいらさせる」といった意味になります。
虫、特にコバエなんかが飛んでいたら、それはまさしく鬱陶しいですよね。
こちらのフレーズでは、そんないらいらの原因となっている相手に「鬱陶しいから、いい加減にして!」と伝えているんです。
A: Stop bugging me!
(いい加減にしてよー!)
B: Sorry. I went too far.
(ごめん。調子に乗りすぎた。)
嫌な人に
続いて、「あの人意地悪だよね」「今の意地悪な言い方だよね」など、嫌な性格、態度や言い方に関する英語フレーズを紹介していきます。
〇〇 is mean.
〇〇って意地悪。
ストレートに「〇〇は意地悪」と言うならこちらのフレーズがぴったりです。
日本語では、同じ単語でも言い方や口調で意味が全然違ってくるように、英語でもトーンを変えるだけで、聞き手の捉え方は異なってきます。
本気で批判する時は、そこら辺を気をつけて使ってみてください。
A: Don’t you think she is mean sometimes?
(彼女たまにいじわるだと思わない?)
B: Yeah, she’s got to act more mature.
(うん、もっと大人な態度取らなきゃだめだよ。)
He’s mean to others.
彼って他人に意地悪なんだよね。
“He is mean”(彼って意地悪)に “to others”(他人に対して)をくっつけた英語フレーズです。
他人に対して当たりが強かったり、いやな性格だったりすることを言い表したい時に使いましょう。
A: He’s mean to others. Not only that, he doesn’t realize he’s hurting people.
(彼って他人に意地悪なんだよね。その上、自分が人を傷つけてることを理解してない。)
B: Someone has to tell him directly.
(誰か彼に直接言わなきゃ。)
また、特定の人に対して意地悪だと伝えたい時は、以下のような言い方も出来ますよ。
He’s mean to her. (彼って彼女に対して意地悪なんだよね。)
Some people are just naturally nasty.
ただ意地悪な人っているんだよね。
「元からいじわるな人がいるのはしょうがないよね」という意味の英語フレーズです。
「不快な」「汚れた」という意味の “nasty”には、「いじわる」という意味もあるんです。
ただし、強い嫌悪感を持っていることを表すトゲのある単語でもあるので、使う状況は選ぶようにしましょう。
A: Some people are just naturally nasty.
(ただいじわるな人っているんだよね。)
B: Let them be. They’re the perfect example of what we shouldn’t be.
(放っておこうよ。うちらがそうならないようにする為のいい反面教師だよ。)
That’s so mean!
なにそれ意地悪!
相手の言葉が「いじわる」だと感じたことを直接伝える英語フレーズです。
口調によって表せる怒りレベルが変わってきますが、大抵は冗談か、ほんの少しイラッとした程度の怒りを表しています。特に無神経な事を言ってくる人に使いたい一言ですね。
それくらいカジュアルで使いやすい表現だと覚えてもらえればと思います。
A: You’re not invited to my party. Sorry!
(パーティーには招待できないよ。ごめんね!)
B: That’s so mean!
(なにそれいじわる!)
A: I’m just kidding! You take everything too serious.
(嘘だって!なんでも本気にしすぎだよ。)
That’s cruel!
意地悪!
“cruel”は「むごい」とか「残酷」を表す英語です。本来は、深刻な状況を言い表す形容詞ですが、「そんなむごいことをするなんて、なんていじわるなんだ!」という使い方も出来るんですよ。
A: You’re grounded for the next five days.
(これから5日間は外出禁止だからね。)
B: That’s cruel!
(いじわる!)
That’s a mean thing to say.
意地悪なことを言うのね。
意訳の通りの英語フレーズです。単に「いじわる!」と叫ぶより、怒りがぐっと増す一言になります。
「いじわる」という言葉を目上の人には使いませんが、念のため使う相手と状況には注意しましょう。
A: You’re not putting much effort.
(努力が足りないんだよ。)
B: That’s a mean thing to say. How do you know I’m not doing enough?
(意地悪なことを言うんだね。僕が努力してないってどうして分かるの?)
That’s not a nice thing to say.
今のは意地悪な発言だよ。
こちらも、相手のいじわるな一言に本気で対抗したい時の英語フレーズです。
「いじわる」という言葉を使わず、あえて “not a nice thing to say”(良い言い方ではない)という回りくどい言い方をしているところにも、怒りが表れていますね。
A: You really have no sense of fashion.
(本当おしゃれのセンスないよね。)
B: That’s not a nice thing to say. This sweater is hand-knitted by my mom and I love it.
(今のはいじわるな発言だよ。このセーターはお母さんの手編みで、気に入ってるんだから。)
That’s an awful thing to say!
ひどいこと言うのね!
“awful”は「ひどい」という意味の英語ですね。まさしく「なんてひどいことを言うの!」と言いたい時にピッタリな表現です。
A: You have a bad taste in music.
(音楽の趣味悪いね。)
B: That’s an awful thing to say! There’s no good or bad in music!
(なんてひどいことを言うの!音楽に良いも悪いもないでしょ!)
You’re being too straightforward.
言い方が直球すぎるよ。
“too straightforward”は、英語で「ストレートすぎる」という意味。
状況によって、適切な言葉を選んだり、時にはオブラートに包んだ言い方をすることも必要ですよね。
その真逆で、相手に失礼な印象を与えるようなド直球な言い方をする相手をけん制するのが、こちらのフレーズです。
A: You’re being too straightforward!
(言い方が直球すぎるよ!)
B: Sorry.
(ごめんね。)
Don’t tease me.
からかわないで。
“tease”は「からかう」という意味の動詞。たとえ悪意がない冷やかし程度の言葉と分かっていても、やっぱり言われるのは嫌ですよね。
いじわるも大概にして欲しい!ということを伝える英語フレーズです。
A: Don’t tease me.
(からかわないで。)
B: I was only joking.
(冗談だったんだけどな。)
Stop insulting me!
バカにするのはやめて!
“insult”は「侮辱する」という意味の英語です。やや強い印象を与えますが、その分相手にも真剣に捉えられやすい言葉になります。
いじわるな事を立て続けに言ってくる相手を、ピシャリと一蹴する表現です。
A: Stop insulting me!
(バカにするのはやめて!)
B: I didn’t mean to insult you, but I’m sorry for what I’ve been saying to you.
(バカにしてるつもりは無かったんだ、でも今まで色々言ってしまってごめんね。)
おわりに
いかがでしたか?
シンプルな一言から、あえて回りくどい言い回しをしている表現まで幅広くご紹介しました。そんな中でも、やはり “mean”(意地悪)という単語が繰り返し出てきましたね。
日本語でも英語でも、同じ言葉でも声のトーンを変えるだけで全然別物になってきます。この “mean”も同じで、口調によって冗談にも本気にも聞こえるんですね。ぜひ、意識しながら使ってみてください!