「無理!」を英語で伝える!限界を感じたときに使えるフレーズ12選!
「もう無理!」そんな風に自分の限界を感じたことはありませんか?気持ちの限界、体力の限界・・・無理だと思う場面にもいろいろありますよね。それぞれの場面でみなさんはどんな英語表現を使いますか?
今回は「無理!」を伝える英語フレーズを紹介します!
あの人イヤだ!無理!
人間ですから、人によって「合う」「合わない」がありますよね。「あの人の態度には我慢できない!」「もうあの人とはやっていけない!」など、人に対して我慢の限界を感じたときの英語フレーズを紹介します!
I can’t stand ○○’s selfish attitude.
○○のワガママな態度には我慢できない。
「もう、ワガママばっかり言って~!!」と自分の我慢が限界にきたときにはこのフレーズがおススメです。
“I can’t stand ~.”という英語表現には「~に我慢ができない」という意味があります。○○’sの部分には”his”(彼の)”her”(彼女の)などの言葉を入れます。または○○の部分に人の名前を入れて”Tony’s selfish attitude”(トニーのワガママな態度)のように使うこともできます。
A: I can’t stand his selfish attitude.
(もう彼のワガママな態度には我慢できない。)
B: Calm down. What on earth has he done to you?
(落ち着いて。一体何をされてきたの?)
There’s no chemistry between us.
相性が悪い。
「相性が悪い」と感じたときのフレーズ。友達同士などではあまり使われませんが、「恋愛関係」おいての相性の悪さに対して使われます。
chemistryには「化学」という意味がありますが、実は「相性」「引き合うもの」など意味があります。なので、この表現は「私達の間に引き合うものは何もない」という意味で、相性が悪いことを表現するときに使われます。
A: I don’t want to talk with you any longer.
(もうこれ以上彼女とは話したくない。)
B: There’s no chemistry between us.
(私達って相性が悪いよね。)
I’ve had it with ○○.
○○にはもううんざりだ。
ある人に対してもう我慢できない、もうたくさんだ、とうんざりする気持ちを伝えられるフレーズです。○○の部分にそのうんざりしてる相手の名前を入れましょう。ちなみに人だけでなく物に関して使うことができる表現です。
A: I’ve had it with Mr. Lewis. He always complains about everything I do.
(ルイスさんにはもううんざりだよ。俺のやること全部に文句を言ってくるんだ。)
B: I understand how you feel, but you should listen to him more.
(あなたの気持ちはわかるけど、もっと彼の話を聞いた方がいいわ。)
体力がもたない!無理!
「もうこれ以上走れない・・・」「最近歳のせいでハードな運動ができなくなってきた・・・」などなど、体力面で「無理!」と感じたときに使える英語フレーズを紹介します!
I can’t walk any more.
これ以上歩けない。
「もう歩けない!」そんな時はこのフレーズ。any moreで「これ以上たくさん」という意味です。walkの代わりに他の動詞を使って「これ以上○○できない」と応用して使うことができますよ。
A: I can’t walk any more. Can you slow down?
(もう歩けないよ。ペース落とせる?)
B: Oh, sure. Are you all right?
(ああ、いいよ。大丈夫?)
I’ve reached my limit with ○○.
○○するのはもう限界です。
体力の限界を感じたときに使うことができる表現です。my limitで「私の限界」という意味です。直訳すると「私は○○するのに限界に辿り着いた」となり、つまり「これ以上○○するのは無理!」ということですね。
A: I think I’ve reached my limit with all this running.
(走るのもう無理だと思う。)
B: Come on. It’s too early to take a break. We’ve been running only for 1 kilometer.
(おいおい、休憩するにはまだ早すぎるぜ。まだたった1キロしか走ってないんだから。)
I feel my strength declining.
体力の衰えを感じる。
こちらは日常的に自分の体力が落ちてきて、昔のように動くのが無理になってきたと感じている方におススメの表現。decliningは「傾く」「衰える」などの意味を持つ英語です。
A: I feel my strength declining. Don’t you feel so?
(体力が衰えてきてるよね。そう思わない?)
B: Yeah. Since I turned 30, I’ve felt so.
(うん。30歳になってからそう感じてるよ。)
○○ has reached ○○’s limit as an athlete.
○○はアスリートとしての限界に来てる。
こちらはちょっと応用編。自分のことではなく、スポーツ選手のプレーを見ていて「この選手、もう無理なんじゃないかな」と思ったときに使う英語フレーズです。ここでのasは「○○として」という意味で使われています。
A: I think he has reached his limit as an athlete. He can’t play like how he used to when he was younger.
(彼はアスリートとしてもう限界だと思う。若いころみたくプレーできないよ。)
B: I partly agree with you, but he has tried things to change his playing style. I think he’ll do well next year.
(言ってることはわかるけど、彼はプレースタイルを変えようといろいろ試してるんだ。来年はやってくれると思う。)
もう食べられない!無理!
食事をしていてお腹がいっぱいになってしまった・・・「もう食べられない!」と伝えるときはどんな風に言えばよいでしょう?役立つ英語フレーズを紹介します!
I can’t eat any more.
もうこれ以上食べられない。
わかりやすい言葉ですね。お腹がいっぱいで「もうこれ以上食べるのは無理!」と伝えることができます。
A: How about some more?
(おかわりはどう?)
B: I’d love to, but I can’t eat anymore.
(もらいたいけど、もうこれ以上は食べられないよ。)
I couldn’t eat another bite.
もう一口も食べられない。
たった一口も入らないくらいお腹いっぱい!もう限界!そんなときはこのフレーズ。I can’t ~.としても通じますが、「本当に一口でも入らない!」とよりリアルな印象になります。couldn’tとすることで、「一口くらいなら頑張れば入るけど、ただやっぱりちょっと厳しいです」と少し控えめな印象になります。
A: Are you satiated already?
(もう満足?)
B: Yeah, I couldn’t eat another bite! I’m stuffed.
(うん。もう一口も食べられないよ!お腹パンパン。)
※ちなみに「お腹いっぱい」のその他のフレーズはこちらの記事でも紹介しています。
これ以上やってられない!無理!
辛い仕事、ギクシャクした恋人との関係・・・これ以上続けていくのは無理だなと感じたときに使えるフレーズにはどのようなものがあるでしょうか?便利な英語フレーズをご紹介!
That does it.
もう限界。
自分はもう十分に我慢してきた。これ以上はさすがに無理。そんな状況に対して使えます。
A: That does it! I can’t continue our relationship.
(もう限界!この関係を続けていけない。)
B: Me neither. We’re finished.
(俺もだよ。終わりだね。)
I can’t stand it any longer.
これ以上はやっていけない。
今後、これ以上の期間をあることに費やしていくのには無理がある。そんなときにはこの英語表現を使ってみましょう。any moreが「量的」な「これ以上」を表すのに対して、any longerというのは「期間的」な「これ以上」を表します。
A: I can’t stand it any longer. I’ve decided to quit this job!
(これ以上はやってられない。この仕事辞めることにした!
B: Oh, you should rethink with a calm mind. Now you’re just too upset to decide something.
(え、落ち着いて考え直した方がいいよ。何かを決めるには、今ちょっと自分を見失いすぎてるからさ。)
I can’t do any more than this.
もうこれ以上のことはできない。
自分としてはやれるだけのことをやって、もうできることは何もない!という気持ちを伝えます。「これ以上はやりようがないから無理」という諦めのニュアンスです。使い方によっては「自分はやれるだけのことをしたんだ!」とポジティブな印象にもなる英語フレーズです。
A: I can’t do any more than this. I did everything I could.
(もうこれ以上のことはできないよ。やれることは全部やった。)
B: Hey, don’t give up! That’s not enough.
(おい、諦めるなって!まだまだだよ。)
自分にはできない!無理!
自分の能力ではとてもじゃないけどできないと感じることってありますよね。「自分にはこれは難しすぎる!」「レベルが高すぎて自分にはできない!」そんな気持ちを表現するための英語フレーズを紹介します。
I can’t do it.
それはできない。
「無理、それはできない。」と伝えられるシンプルな表現です。
A: Can you solve this math question?
(この数学の問題解ける?)
B: I can’t do it. As you know, I hate math!
(それはできない。知っての通り、数学は大嫌いなんだ!)
○○ is too difficult for me.
○○は私には難しすぎる。
「自分には難しい。」と言って無理であることを伝えられるフレーズ。。”too”をつけて「~すぎる」とその難しさを強調しています。
A: Making Japanese food is too difficult for me.
(和食を作るのは私には難しすぎる。)
B: I agree with you. It’s complicated.
(わかるよ。複雑なんだよね。)
おわりに
今回は「無理!」を伝える英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
限界を感じる状況によって、様々な表現を使い分けていくことができます。自分で言いやすいと感じるものから少しずつ身につけて、会話の中でぜひ使ってみて下さいね。