「受け取る」は英語で?受領する&解釈する時のフレーズ10選!
メールや荷物を受領した時、言葉の意味を解釈する時、日本語では「受け取る」と言いますよね。
これって、英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
今回は「受け取る」の英語フレーズをシチュエーション別にご紹介します!
受領する/引き取る時
まずは、何かを受領する/引き取るという意味の「受け取る」の英語フレーズを見ていきましょう!
Did you get my email?
私のメール受け取った?
“get”には「手に入れる」「得る」という意味があります。“get my email”で「私のメールを受け取る」という英語フレーズです。
“get”は、メールのように受動的に受け取る場合と、何かを能動的に手に入れる場合のどちらでも使えます。
メールは便利ですが、送りっぱなしになってしまう危険もありますので、相手がちゃんと自分のメールを認識してくれているか確認することはとても大事ですよね。とても便利で使う機会の多いフレーズですので、ぜひ覚えましょう。
A: Did you get my email?
(私のメール受け取った?)
B: Yes. Let me get back to you later.
(うん。後で連絡させて。)
Have you received my message?
私のメッセージ受け取った?
“receive”は「受け取る」という意味の動詞です。
スポーツで相手の球などを返すことを「レシーブ」と言うように、相手から来たものを受動的に受け取るニュアンスがあります。
“mail”と“message”の違いですが、日本語で「メール」と「メッセージ」を使い分ける時の感覚で大丈夫だと思います。SNSでのやり取りや口頭での伝言など、”message”のほうがより漠然としていて多くのものを含む印象です。
A: Have you received my message?
(私のメッセージ受け取った?)
B: Yes, I have. I’ll check it and reply to you.
(受け取ったよ。確認して返事するね。)
I’d like to pick up my baggage.
荷物を受け取りたいのですが。
“pick up”は、どこかに預けてある荷物などを「受け取る」「引き取る」という意味の英語フレーズです。能動的にある場所へ引き取りに行く場合に使われます。
クロークに預けていた荷物や集荷所などで直接荷物を受け取る場合などにぴったりのフレーズです。
A: I’d like to pick up my baggage.
(荷物を受け取りたいのですが。)
B: Do you have the ticket?
(番号札はお持ちですか?)
Where can I claim my tax refund?
免税の還付金はどこで受け取れますか?
空港などで免税の還付金を「受け取る」場合は”claim”を使うのが自然な英語表現です。
”claim”は「請求する」「求める」という意味ですので、”claim my tax refund”は直訳すると「免税の還付金を請求する」となります。
タックスリファンドの手続きは少し面倒かもしれませんが、こちらの英語フレーズを使ってぜひ手続きを行ってみてください。
A: Where can I claim my tax refund?
(免税の還付金はどこで受け取れますか?)
B: Please go to the desk over there.
(あちらのカウンターで承ります。)
Please accept this as a token of my gratitude.
感謝の印としてこれを受け取ってください。
“accept”は、贈り物や申し出などを「受け入れる」「受け取る」という意味を持ちます。
“token”は「印」、”gratitude”は「感謝の気持ち」という意味ですので、”as a token of my gratitude”で「感謝の印として」という英語の決まり文句です。そのまま覚えてくださいね。
A: Please accept this as a token of my gratitude.
(感謝の印としてこれを受け取ってください。)
B: Oh, thank you so much.
(わあ、ありがとうございます。)
I caught the bouquet at the wedding.
昨日結婚式でブーケ受け取っちゃった。
“catch”には「つかむ」「受け止める」という意味があります。
キャッチボールと言うように、投げられたものをパシッと受け取るシチュエーションでは”catch”を使うのがぴったりです。
A: I caught the bouquet at the wedding.
(昨日結婚式でブーケ受け取っちゃった。)
B: Wow, something good is going to happen to you.
(わー、何かいいことが起こりそうね。)
Where can I collect my passport?
どこでパスポートを受け取れますか?
“collect”は、どこかに預けておいた物を「引き取る」「受け取る」という意味の動詞です。
ご紹介した”pick up”と同じように、自分から預けてある場所へ取りに行く場合に使うことができます。
A: Where can I collect my passport?
(どこでパスポートを受け取れますか?)
B: The desk is on the second floor. Please take the escalator there.
(カウンターは2階です。あちらのエスカレーターをご利用ください。)
解釈する時
次は、解釈するという意味の「受け取る」の英語フレーズをご紹介します!
Don’t take it so seriously.
そんなに真剣に受け取らないで。
“take”には「解釈する」「理解する」という意味があります。
“take ~ so seriously”で「~をとても真剣に受け取る」「真に受ける」という英語フレーズです。例文は否定文ですので、強調の”so”は「そんなに(~するな)」という訳にしています。
冗談が通じない相手に笑いながら言ってみましょう。
A: Does that mean you don’t like him?
(それってつまりあなたは彼のこと嫌いってこと?)
B: No. I’m just joking. Don’t take it so seriously.
(そんなことないよ。冗談だってば。そんなに真剣に受け取らないで。)
There’s no other interpretation.
そうとしか受け取れないよ。
“interpretation”は「解釈」という意味の名詞です。
例文を直訳すると「他の解釈は一つもない」=「そうとしか受け取れない」となります。
A: I didn’t think you had it in you.
(やればできるんですね。)
B: Is that sarcasm?
(それって嫌味?)
A: No. Don’t take it so seriously.
(いいえ。そんなに真剣に受け取らないで。)
B: There’s no other interpretation.
(嫌味としか受け取れないよ。)
I understood his silence as “yes”.
彼が黙っているのは「いい」ということだと受け取った。
“understand”は「理解する」「判断する」という意味の動詞ですよね。“as”を付けて「~ということだと理解する」という意味です。
例文は、相手の発言部分を引用符で囲ってそのまま伝える直接話法と呼ばれる文章で、解釈した内容の文章をそのまま置き換えることができます。
A: Did he allow us to perform here?
(私たちがここで演奏することを彼が許してくれたの?)
B: Yeah, kind of. I understood his silence as “yes”.
(まあね。彼が黙っているのは「いい」ということだと受け取ったの。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「受け取る」の英語フレーズをご紹介しました。
決まり文句のように使うことのできるフレーズも多かったと思います。覚えて自然な英語の会話を楽しんでくださいね。