「ほっといて」って英語で何?1人になりたい時に使えるフレーズ11選
友達や恋人とケンカをしたり、悲しいことがあって気分が落ちたりすると、誰にでも1人になりたい時ってありますよね。そういう時は「ほっといて」と言いたいところですが、英語ではどういうか知っていますか?
今回は、「ほっといて」の定番フレーズから丁寧な言い回し、さらには少し強めに言いたいときに使える表現もご紹介します!
定番の「ほっといて」
まずはじめに「ほっといて」欲しい時の定番フレーズからみていきましょう。
Leave me alone.
ほっといて。
“leave”とは「離れる」「置き去りにする」などの意味を持つ英語で “alone”とは「一人」「単体」という意味になります。「干渉してほしくないとき」や「そっとしておいてほしいとき」などによく使われるので覚えておくと便利ですよ!
A: Hey, you are eating too much.
(ちょっと、食べすぎだよ。)
B: Just leave me alone. My boyfriend has been stressing me out.
(今はただほっといて。彼氏にムカついてるの。)
A: Really? What’s wrong?
(本当に?どうしたのよ?)
B: Well, he forgot my birthday!
(それがね、彼ったら私の誕生日忘れたのよ!)
Don’t bother me.
構わないで。
“bother”には「悩ます」「迷惑をかける」という意味を持つ英語で、直訳すると「私に迷惑をかけないで」となります。
少し迷惑だな、うんざりだな、邪魔だなという感情の時に使われる「ほっといて」の定番フレーズです。強めに言うと相手を突き放すように聞こえるので、言い方には注意してくださいね。
A: Hey, let’s go for a drink!
(おい、飲みに行こうぜ!)
B: I’m sorry, but I’m busy right now.
(ごめん、今忙しいんだよね。)
A: Come on, don’t be boring.
(おいおい、もっと楽しもうぜ。)
B: Don’t bother me. I’m studying now.
(構わないでくれよ。今勉強中なんだ。)
落ち込んでいる時の「ほっといて」
続いて、しょんぼり落ち込んでいるのでほっといて欲しい時の表現をご紹介します!
I’d like to be alone for a while.
ちょっと1人になりたいの。
“would like to〇〇”は「〇〇したいのですが」という意味の英語で、“want to”より丁寧な言い方になります。
“for a while”は「少しの間」という意味になり、語尾にこの英語を足すことで短時間「ちょっとだけ」と表現することができます。ほっといてほしい時に相手を突き放さず、且つ丁寧に「一人になりたい」と伝えられるフレーズなんですよ!
A: I heard you broke up with your boyfriend.
(彼氏と別れたってきいたけど。)
B: Yes. He dumped me.
(うん。フラれたの。)
A: Oh, are you okay?
(そう、大丈夫?)
B: Yes. But, I’d like to be alone for a while.
(うん。でもちょっと1人になりたいわ。)
I want time to think by myself.
考える時間が欲しい。
“by myself”は「自分で」という意味の英語です。「考える時間がほしい」にプラス「自分で」を付け加えることで「一人になりたい」「ほっといて欲しい」と表現することができます。
A: What’s wrong? You don’t look well.
(どうしたの?元気ないね。)
B: I got fired.
(クビになったの。)
A: What? How is that?
(えっ?どうして?)
B: I messed up at work.
(仕事でミスしちゃったの。)
A: Is there anything I can do for you?
(何か手伝えることある?)
B: Thank you, but now I want time to think by myself.
(ありがとう、でも今は考える時間が欲しいわ。)
他にもこんな言い方もあります!
I need some time to myself. (私には時間が必要です。)
1人になりたい時にも使えますが、単純に自分の時間が欲しい時にも使うことができますよ。
I have been so busy lately, so I need some time to myself.(最近忙しかったから、私には時間が必要だわ。)
後に続く“to myself”や“to think”などを省略して“I need some time.”と言う方もいるので覚えておくと便利です!
I need some time and space.
1人になりたいんだ。
“space”は「空間」という意味の英語です。このフレーズを直訳すると「私には時間と空間が必要です。」となります。この表現は恋愛の場面で使われることが多いですね。
「空間がほしい」イコール「距離がほしい」となるわけです。恋人と少し距離を置きたい時もありますよね?そんな時に便利なフレーズなのです!
A: Why haven’t you called me lately?
(なんで最近連絡してくれないの?)
B: I told you I’ve been busy working.
(仕事で忙しいって言っただろ。)
A: I know, but I want some attention from you!
(知ってるよ、でももう少し私に構ってよ!)
B: I understand, but right now, I need some time and space, okay?
(分かってる、でも今はただ、一人になりたいんだよ、いいかな?)
I want some time alone.
1人の時間が欲しい。
“some time alone.”で「1人になれる時間」「1人で過ごす時間」という意味の英語です。
このフレーズは「1人」を強調するので、落ち込んでいてあまり干渉してほしくないときに使えますね。
A: You look so sad. What’s happened?
(悲しそうだね。何があったの?)
B: The hamster that I had died last night.
(飼っていたハムスターが昨日の夜に死んだんだ。)
A: Oh, I’m so sorry. Are you okay?
(そう、それはとても残念だね。大丈夫かい?)
B: I want some time alone.
(1人の時間が欲しいよ。)
後ろに“to think”とつけることもできますよ!
I want some time alone to think. (1人になって考える時間が欲しい。)
I want some me time.
自分の時間が欲しい。
“me time”って“my time”の間違い?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも実はこれ、結構使われるフレーズなんです。“my”の代わりに“me”を使うことによって「私」を強調した言い方になります。
“me time”はリラックスする時間のことを表す英語になります。人それぞれリラックスする方法は読書やショッピングなど様々ですよね。
A: You look sleepy.
(眠そうだね。)
B: Yes. I worked all night.
(うん。徹夜だったの。)
A: Are you having enough sleep lately?
(最近ちゃんと寝てる?)
B: No. I want some me time.
(いいや。自分の時間が欲しいなぁ。)
喧嘩をする時の「ほっといて」
最後に、相手と言い争いをして、ほっといて欲しいと思った時のフレーズをご紹介します。
Get off my back!
ほっといて!
“get off”は「降りる」「離れる」「取り除く」という意味を持つ英語です。直訳すると「私の後ろから降りてよ!」「私の後ろから離れてよ!」つまり「ほっといてくれ。」という意味になります。“Leave me alone.”より強めの言い方になるので喧嘩している時や、うるさい時に使うことができますよ!
A: Have you finished your homework?
(宿題は終わったの?)
B: Yes, mom.
(うん、ママ。)
A: Have you finished cleaning up your room?
(部屋の片づけは終わったの?)
B: Yes, mom! Get off my back! I’m calling my friend now!
(やったよ、ママ!ほっといてよ!今友達と電話してるんだから!)
I don’t want to talk to you.
話したくない。
この英語表現はそのまま「あなたと話したくない」となりますね。間接的に「ほっといてよ」と伝えることができ、まさに喧嘩の時にこそ使うフレーズです。
“want to”を省略して“wanna”を使うネイティブスピーカーも多いので覚えておくと便利かもしれません。しかしフォーマルな場では“wanna”は使わないので注意が必要です!
A: I think you’re misunderstanding.
(君は何か勘違いしているよ。)
B: I saw you walking with a girl yesterday!
(昨日あなたが女と歩いているとこ見たんだから!)
A: She is just my co-worker.
(彼女はただの同僚だよ。)
B: That’s enough. I don’t want to talk to you anymore.
(もういい。これ以上話したくない。)
Get out of here.
出ていけ。
“get out”には「出ていく」「出る」という意味を持つ英語で、直訳すると「ここから出ていけ」となります。
相手を追い出す形で「ほっといて」と伝えるので、かなり突き放した言い方になります。本気で怒ったときにこそ使ってください。
A: I’m sorry. I won’t be able to go to your party.
(ごめん。今夜の君のパーティ出られなくなったんだ。)
B: You are cancelling on me, again? It’s my birthday party.
(またドタキャン?私の誕生日パーティなのよ。)
A: I know, but an unexpected job just came up. I’m so sorry.
(分かってるよ、でも急に仕事が入ったんだ。本当にごめん。)
B: I don’t want to hear your excuses. Get out of here.
(言い訳なんて聞きたくないわ。出てって。)
It’s none of your business.
関係ないでしょ。
“none of 〇〇”で「何も/誰も/少しも〇〇ない」という意味の英語になります。
“business”と聞くと「ビジネス」と思う方も多いかもしれません。しかし、“business”には「関わり合いのあること」「責任のあること」という意味もあるんです。直訳すると「あなたには少しも関わりのないことです。」となります。
よく使われるフレーズなので覚えておくと便利ですよ!
A: I heard you got in a fight with Ken.
(ケンと喧嘩したって聞いたけど。)
B: So what?
(だから何?)
A: I don’t know the reason, but you should make up with him.
(理由は知らないけど、仲直りしなよ。)
B: It’s none of your business.
(関係ないだろ。)
おわりに
いかがでしたか?今回は「ほっといて」欲しい時に使える英語をご紹介しました。日本語では同じような言い方をするのに対し、英語での表現方法はたくさんありましたね。
似たようなフレーズがたくさんあり最初は覚えにくいかもしれません。でも大丈夫です!1つ1つの単語の意味、熟語の意味をしっかり理解すれば英語は自然と身についてきます。
まずは定番のフレーズからゆっくり焦らず覚えていきましょう!そして「ほっといて」と伝える機会があれば、今回ご紹介した英語をどんどん使ってみてくださいね!